しばらくやる気ない更新が続いていてすみません。


しかもここ2日程は、更新も途絶えがちで・・・。

何せ記憶がありませんでしたからね。

いや、正確には記憶はあるんですが、どこからどこまでが何日でいつ

夜でいつ朝だったのかという時間間隔がありませんでした。

ほぼ徹夜、そして「DARKER」2度見が響いています。

あれ以来生活リズム狂いまくりです。(もともと狂ってるのに・・・)

あまり体力がないのに何をやってるんだ、という話です・・・。

そんなに黒さんが好きか。・・・ああ、好きさ。

今、自分に聞くんじゃなかったと軽く後悔しました。




で、それらとは全く関係ないんですが、読み終わった本の感想です。

(まだ体力回復してないんで・・・・・・)


◎「黄昏の百合の骨」

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近所で噂の「魔女の家」。

そこには表面的には正反対で、しかし時にそっくりな美貌の叔母

二人が住んでいる。

その屋敷に、少女理瀬が引っ越してきた。

戦うために。


帯の文がかっこいいので、「私もかっこよく書きたい~!!」と大そ

れた野望を抱いて書いてみたけど、普通に無理でした。

ちなみに帯の文は、


「魔女の家」で───今、あたしは一人だ。

一人きりで戦うのだ


というものです。いいな~。かっこいいな~(>_<)


ま、それはともかく。

私にとってこの話は、理瀬ちゃん再び、です。

この話は「麦の海に沈む果実」の後の話らしく、その作品で初めて

理瀬ちゃんに出会ったんですが、この作品でまた会ったねって感覚

です。

あら、理瀬ちゃん。すっかり立派になって。相変わらずデンジャラスな

人生を送ってるのね。

って感じです(笑)

ええ、本当に理瀬は立派になってますよ。魔性の女として。

一体、何人の男を手玉に取る気なんだ、理瀬。

一体、何人の男を狂わせる気なんだ、理瀬。

怖いよ。本当に怖い。

「魔女の家」に住んでいる人々は、大抵裏があって、お互いに常に腹の

探りあい、どちらがより闇に沈んでいるかという競い合いのような感じ

で、その中では理瀬ちゃんはまだまだだな~って思われるところもあり

ますが、魔性の女としてはもう割と完成なんじゃないかと・・・・・・・・・・・。

出てくる男、ほとんど理瀬の魅力にとりつかれてますからね・・・・・・・。

目力だけで男を動かすなよ・・・・・。


そんな理瀬ちゃんと、やはり何かあるらしい叔母二人と従兄弟達との

楽しく愉快な腹の探り合いと騙しあいに満ちた同居の話です。

結構楽しいです。・・・・・ま、私はこういうの好物ですから。


あ、そうそう。

解説によると、どうやらこの作品と「三月は深き紅の淵を」、「麦の海に

沈む果実」、「黒と茶の幻想(上)(下)」は関連性があるらしいです。

私は「黒と茶の幻想(上)(下)」だけ読んでいないので、いつか読みた

いとは思いますが、「三月は深き紅の淵を」も読んだはずなのに全く

もって記憶に残っていないのでまたいつか読み直したいと思っていま

すが、まずその前に微かにしか記憶にない「麦の海に沈む果実」を

発掘して読まなきゃなーと思います。

結局、ほとんど知らないに近いんじゃ・・・・・・・・・・・・・。

あー。でも、「麦の海に沈む果実」はとても気に入っていた(内容は覚え

てないけど)という記憶があるので、ホラーやファンタジーがお好きな方

にはお勧めです。(覚えてないのに)