※注 アニメ「ゴーストハント」5話の感想です。

  ネタバレします。要注意!




昔、ピアノを習っていた頃、ピアノの置いてある部屋に行くのが怖かった。

家族の集まる居間から少し離れた所にある部屋に、ピアノはあった。

本棚とピアノだけの、昼間でも薄暗い部屋だった。

母の時代から使っているピアノは、調律というものをしていなかった

ので、微妙に音が狂っていた。

その部屋の本棚の上にガラスケースに入った人形があった。

ピンク色のドレスの西洋人形。

ただ、目を見開いて、薄笑いを浮かべて立っていた。

いつも同じ表情で口元だけ笑っていた。

ピアノの微妙に狂った音が鳴る中、あの人形は私の後ろ姿を、

薄笑いを浮かべて見つめていたのだろうか・・・・・・??


・・・・ふ・・・・ふふ・・・・・・(にやりにやり)


この文章を書いている今、午前2時30分。

(この記事を書き始めたのはこの時間でした)

こんな時間に「ゴーストハント」を見て、昔の怖い思い出を思い出し、

テンション上がってきた私はもう末期ですかーーー!?


そういう訳で(どういう訳だ)

アニメ「ゴーストハント」5話「人形の家 #2」の感想です。

田舎は一週遅れでやっているのですが、家は田舎の中の田舎、

キング・オブ・イナーカー!(?)ですので、画質が悪いことこの上

ないです。おまけにデスノート(アニメ)は見られないしなあ・・・・

あああああ、オタクにとって田舎は辛い・・・・・・はああ(泣)


おっと、いけない。愚痴じゃなかった、感想だ。


今回はミニーの首が転がった映像を見た続きですね。

モニターのミニーを見て、ぼーさんと麻衣は部屋を飛び出します。

ミニーの部屋に直行ですね。

よく見に行く気になるなあ・・・・。常人じゃない精神の強さを感じます。

そして、二人が飛び出していく後ろで、冷静に「エラーだ」とモニター

に向かって呟くナル。あんたも相当常人じゃないね。

そして、ぼーさんと麻衣はミニーの部屋に行くのですが、ミニーは

ちゃんとベッドの上に座ったまま。

怖いシチュエーションです。

でも、私は二人の後ろから、暗闇の中黒い服に黒いオーラを

纏って「よくあることだ」と声をかけてきたナルの方が怖かった

です。目だけ光ってるよ!!

調査4日目。

麻衣はミニーと礼美ちゃんが会話しているところに遭遇。

ミニーの声こわっ。

それはともかく、「今誰かとお話ししてなかった?」という麻衣の

問いに、礼美ちゃんは「ミニー」と答え、なおかつ

「別の子もいるよ。・・・あれ?行っちゃった」

と、誰もいないドア付近を見つめて言います。

これはかなり怖い。小さい女の子が誰もいない空間に「あれ?

行っちゃった」。私だったらソッコーで逃げます(人でなし)

が、そこはさすが麻衣サン。

「そっか。嫌われちゃったかなー?」

って・・・・何て順応の早い子だ!さすがナルの下で

働いてるだけあって、相手の空気を読む能力は抜群

ですな!!

そんなこんなで元凶のミニーのお払いをしようという流れに

なります。ミニーに霊がついているので、それを落とすという

話ですね。

ナル「落としてみるか?ぼーさん」

ぼーさん「おうさ、やーっとオレ様の出番だ」

・・・ああ、ぼーさん、もうすっかりナル様の手足ですね!

知らないうちにナル様の手下の位置に・・・ああ・・・(笑泣)

ごめん、ぼーさん・・・

ぼーさんは除霊をしますが、失敗なのか何なのか(適当・・・)

廊下で典子さんが見えない子供に足を引っ張られ、

怪我をしてしまいます。


で。

来ました。本日の見所その1。

小さい女の子にすら容赦ないナル。


礼美「ミニーはどこ?」

ナル「ミニーは僕が預かっている。それより、ミニーの

   ことを全部教えてくれないか」

礼美「ミニーかえして!」

ナル「ミニーはいつからしゃべるようになった?」

礼美「かえして!礼美のおともだちなんだから!」

(ここで礼美ちゃん、ビクッとして身を引く。

 ナルの冷たい見下し視線が写る)

ナル「礼美ちゃん。典子さんは怪我をした。

   ミニーがやったんだろ。そうだろ!」

(麻衣と礼美ちゃん、ナルの強い語調にビクッとする)

礼美ちゃん、泣きだす

麻衣「怒鳴らないでよ。こんな小さい子泣かすなんて

   サイテー」

ナル「そういう問題じゃないだろう」

(腕組みをして、二人を見下ろしているナル。見下ろす

というよりも、見下している感が強い

麻衣「そういう問題だよ!」

ここで礼美ちゃん、「ごめんなさい」と泣きながら

話し始める。



どうですか。

ひどい男ですね。

小さな女の子から人形を取り上げておいて、詰問して怒鳴りつけ、

泣かせた挙げ句、それを責められたら表情一つ変えず一言。

「そういう問題じゃないだろう」

アンタって奴は・・・

ナルもまだ17歳という若さですが、一言言わせて頂きたい。

大人気ないぞ!ナル!!

まあ、そんなところがナルらしいっちゃらしいがな!(オイ)


で、まあナルのひどい尋問なんかもあったりしながら

何とか礼美ちゃんから「ミニーが他の人と話してはいけないと

言った」「約束を破ると悪戯(罰)をする」「ミニーが見えない

お友達を連れてきた」等の情報を引き出します。

冷血傲慢人間ナル(笑)に脅されたとはいえ、礼美ちゃんは

ミニーとの約束を破ってしまったわけです。

ここからミニーの礼美ちゃんに対する報復が始まります。

が。

記事が長くなりすぎるので省略!(おい)

ただ、その後始末に綾子が使われているのが

不憫でした。ああ、もう完全に雑用係・・・(泣)

ぼーさんはミニーを箱に入れて焼き捨てようとしますが、

箱だけ燃えてミニーは燃えません。

つか、ミニーの顔こわっ。いちいちこわっ!目が光るし!!

怖くていい!!(いいのかよ)

ナルは家の所有者を遡り、この家では8歳前後の子供が

危ないという事実をつきとめます。

そして、援軍としてジョンと真砂子を呼びます。


そして、今回の見所その2。

真砂子は家に入るなり、袖で口元を押さえます

真砂子「ひどい・・・こんなにひどい幽霊屋敷を見たのは初めて

     ですわ・・・」

あまりの幽霊屋敷に気分が悪くなってしまった真砂子。

着物の袖で口元を押さえ、麻衣に支えられるようにして

ベースに入ってきます。

麻衣「大丈夫?ベースに着いたよ」

真砂子顔を上げ、的を絞る。(ターゲット・ロックオン!)

そして、一直線にナルの胸にしがみつく!

すげえ技だよ、真砂子さん!!

麻衣(心の中で)「な、何考えとんじゃあ、真砂子!」

ああ、全くだね。

しかも彼女、伝えるべき情報を伝えて(ナルにしがみついた

まま)その直後倒れてるからね。

本当に気持ち悪かったんだね。

倒れる直前までナルの腕は放さない!!

根性だね!真砂子さん!!

そして、真砂子がしがみついても倒れても表情一つ

変えないナル・・・・・・・・・・・・最強だ・・・・・。


えー。

まあ、そんなこんなで(疲れてきた・・・)ジョンが礼美ちゃんの

お祈りと、人形の霊を落とします。

この間の色々は省略します。(おい)

ミニーから霊を落とすとき、ちょっとした見せ場があります。

ジョンが横になったミニーの額に十字架を乗せると、それまで

閉じていたミニーの目が開きます。

乗せた瞬間にかっと開かれます。

アニメは、この瞬間を素晴らしく怖く作ってくれてました。

が、次にミニーがジョンの言葉に震えるところ、ガタガタガタ

ガタしてて、つい笑いが・・・・・。

ホラーってさじ加減が難しいものですね・・・・・・。

どうして怖いものってちょっと突き抜けると笑いになっちゃうん

でしょう・・・・・・。


で。

だ。

やっと最後の方にたどり着いた・・・・。

ミニーに憑いていたこの家の自縛霊を浄霊することになります。

何だかんだ言ってぼーさんがな。

あ、ちなみにここら辺で初めてリンさん(ナルの助手)の長い

台詞があります。が、まあいいよね。

大したことじゃないし!(哀れ、リンさん)

そして居間で真言を唱えるぼーさんの後ろに黒い影がー!

「とみこーーーーぉ」

こわーーーーっあはははは(喜)

いやー、次回も楽しみだあ。