思い出したこと | 芸能の世界とマネジメント

芸能の世界とマネジメント

芸能界、芸能人のために論じます。

ちょうどLinQがデビューした頃に彼女たちの公演を見ていて急に思い出したのはのが「コア・コンピタンス」というものでした。このコア・コンピタンスを覚えたところで物事が大きく変わるわけではないので、私の独り言として聞いていただけたらいいのですが、要は他者に負けない自分の強み、ブルーハーツのリンダリンダの歌詞の中にある「決して負けない強い力を僕は一つだけ持つ」という一節がまさにコア・コンピタンスです。

ピンクレディー系の少し古いダンスをしていたLinQを見て「コアだな」と感じたのが始まりで、同時にハメルのコア・コンピタンス経営が急に思い出されたのでした。こうしてみるとハメルの議論も芸能界でも使えそうな気がしますね。ところが哲学的な議論となるので書物だけを読むと「そんなことにわかっとるわ!!」と実務家の方々からお叱りを受けるのですけど、なんとも面白そうなことになりそうなのでアイディアの一つとして温めております。

最後にこのブログを見ている院生や学部生の皆様方、くれぐれも論文の指導教官に「コア・コンピタンスとはブルハの・・・」などと発表しないようにしてくださいね。ほとんどの場合、厳しく注意されます。私は学生時代にこのようなことばかり言ってその後の人生においてかなり苦労しましたから、先に忠告しておきます。

良い週末を。