米倉涼子さん。本当に好きです

おねがいおねがいミニー孤高のフリーランス外科医・大門未知子に
外科医生命の危機が…!!
『私、失敗したので』!?

イントロダクション

2016年、日本中を席巻した“失敗しないスーパー外科医”が再び覚醒――。
米倉涼子主演の大ヒットドラマ『ドクターX ~外科医・大門未知子~』が
今人気の金沢を舞台に、番組初のスペシャルドラマとなって復活いたします!
今回は日本医療界トップの座をめぐる≪外科 vs. 内科≫の争いに巻き込まれた
大門未知子が“最大の武器”を奪われる危機に直面。その時、彼女は…!?

米倉涼子演じる“孤高の女外科医・大門未知子”、金沢でも「私、失敗しないので」!?

2012年10月期の第1シリーズ(全8話)で同年の民放連続ドラマ1位となる平均視聴率19.1%をマークし、翌2013年10月期の第2シリーズ(全9話)では平均視聴率23.0%を記録したばかりか、橋田賞や向田邦子賞をはじめ、錚々たる各賞も総なめに! さらに、2014年10月期の第3シリーズ(全11話)では平均視聴率22.9%、最終回では自己最高となる27.4%(すべて関東地区 ビデオリサーチ調べ)を叩き出し、全ドラマの年間トップに輝いた米倉涼子主演ドラマ『ドクターX ~外科医・大門未知子~』。あの驚異の大ヒット作が、生みの親である中園ミホの脚本で復活! 石川県金沢市を舞台に、初のスペシャルドラマを展開します。
 群れを嫌い、権威を嫌い、束縛を嫌い…専門医のライセンスと叩き上げのスキルだけを武器に突き進む――そんな気高き姿勢を貫き通し、日本中に爽快感を与えてきた“異色・孤高・反骨の天才フリーランス外科医・大門未知子(米倉)”。「いたしません」、「私、失敗しないので」という名セリフとともに、威風堂々と帰ってくる彼女の新たな活躍に、どこまでも胸を躍らせてください!

内科の最高峰「クロス医療センター」に立ち向かう未知子を“外科医生命の危機”が襲う!

未知子が今回派遣されるのは、金沢の風光明媚な街並みに背を向けるかのように、何やらどす黒い闇が渦巻く「クロス医療センター」。先進的創薬などの研究開発を進める官民一体の複合体「最新医療特区」に認定された、日本初となる創薬の拠点です。“内科的治療の最高峰”となって医療界のトップに君臨しようと目論む同センターは、外科を徹底軽視し、新薬投与による治療を最優先。つまり、外科医である未知子にとっては完全アウェーの場なのです。ところが、そこで彼女はなぜか病院長・黒須貫太郎から直々に、有名フィギュアスケーターの高難度オペを依頼されることに! しかも手術を目前にして、あの未知子の口から「私、失敗したので」と、まさかの発言が飛び出し…!?
 第1シリーズでは「帝都医科大学付属 第三病院」、第2シリーズではその本院、第3シリーズでは日本最高峰の医療技術を誇る「国立高度医療センター」で、金と欲にまみれた組織に鋭いメスを入れながら、患者の命を救うことを第一に邁進してきた未知子。彼女は外科医生命が危ぶまれる状態の中、自らの信念に従い、患者を救うことができるのか!? そして、腹に一物ありげな黒須の真の狙いとは一体…!? 黒須率いる内科の最高峰と、外科の最高医師・未知子の“壮絶なる異次元の戦い”から目が離せません!

個性際立つ常連キャストも再集結! 米倉とともに『ドクターX』ワールドをさらに盛り上げる

舞台は金沢へ移れども、未知子が所属する「神原名医紹介所」の仲間を演じる内田有紀(城之内博美・役)や岸部一徳(神原晶・役)ら、おなじみのキャストは今回も健在です。さらに遠藤憲一(海老名敬・役)、勝村政信(加地秀樹・役)、鈴木浩介(原守・役)、西田敏行(蛭間重勝・役)ら、一癖も二癖もある「国立高度医療センター」の面々を演じた名優たちも引き続き登場。日本医療界の頂点の座を奪取しようともがき、未知子と「クロス医療センター」の周辺をかき乱していきます。息の合った熟練俳優陣が仕掛ける“独特にして絶妙なスパイス”――さらにパワーアップした米倉との掛け合いにも注目です!

キャスト

大門 未知子(だいもん・みちこ)(40) ……… 米倉 涼子フリーランスの外科医。大学病院の医局に属さず、怪しげな「神原名医紹介所」に所属しながら、さまざまな病院を渡り歩いている。勤務時間は絶対厳守。医師免許が不要な雑用は一切引き受けず、院内にありがちな権力闘争にも無関心を貫く。手術の報酬は桁違いに高いが、外科医としての腕は超一流。自らも己の腕に絶対の自信を持っている。誰に対しても物怖じせず、言いたいことを口にするため、医局の面々とは折り合いが悪い。趣味・特技は手術で、手術以外のことにはもっぱら弱い。病院勤務のみならず、船医や軍医まで経験したという噂もあり、意外なところに人脈を持っている。
海老名 敬(えびな・たかし)(53) ……… 遠藤 憲一「国立高度医療センター」の戦略統合外科部長。典型的な「上には弱く、下には強い人間」。本当は未知子が手掛けた「多臓器体外摘出腫瘍切除手術」の執刀医として高い評価を受け、今では医局員たちに「御意」と言わせる立場にまで出世を果たした。だが、未だ総長である蛭間重勝には頭が上がらずじまい…。
城之内 博美(じょうのうち・ひろみ)(37) ……… 内田 有紀麻酔科医として確かな腕を持つクールな女性。一人娘を育てるシングルマザー。「帝都医科大学付属第三病院」に勤務していたころに大門未知子と出会ったことで、フリーに転身した。現在は「神原名医紹介所」に所属。未知子とは軽口をたたき合いつつ、公私ともに信頼関係を築いている。このたび、娘の留学費用を稼ぐために自ら志願し、未知子とともに「クロス医療センター」で働くことに…。
加地 秀樹(かじ・ひでき)(52) ……… 勝村 政信「国立高度医療センター」の戦略統合外科副部長。「腹腔鏡の魔術師」と呼ばれるほど腕がいいが、金には汚い。未知子の手術に協力したせいで「帝都医大・高松第24分院」に左遷された過去をもつ。このたび、「国立高度医療センター金沢分院」へ出張。
原 守(はら・まもる)(42) ……… 鈴木 浩介「国立高度医療センター」の戦略統合外科医長。加地秀樹とともに「国立高度医療センター金沢分院」へ出張することに。かつて「帝都医科大学付属第三病院」で働いていたが、未知子の手術に協力したせいで旭川の関連病院へ転勤。その後、ウラジオストクで“甲状腺がんのスペシャリスト”として活躍した。上の人間には頭の上がらない気の弱い男である半面、患者の心に寄り添った医療を目指す温かい男でもある。
神原 晶(かんばら・あきら)(69) ……… 岸部 一徳大門未知子が所属する「神原名医紹介所」の所長。未知子が「師匠」と慕う存在。元外科医だが、過去に医師免許をはく奪されているなど、謎の多い男。大学病院の内情にも詳しく、営業に余念がない。趣味は麻雀。第3シリーズでは手術適応外の重病に冒されたが、未知子のオペによって命を救われた。
蛭間 重勝(ひるま・しげかつ)(65) ……… 西田 敏行「国立高度医療センター」の総長。「帝都医科大学付属病院」の外科統括部長をクビになった後、「西京大学病院」の病院長就任を経て、「国立高度医療センター」総長への鞍替えに成功した。表向きは温和だが、逆らう者はバッサリと切り捨てる冷血漢。大門未知子に対して、積年の恨みを抱いている。医療界のトップに君臨するため、目障りな「クロス医療センター」の病院長・黒須貫太郎を倒そうと目論む。
黄川田 高之(きかわだ・たかゆき)「クロス医療センター」の内科部長。尊大な態度で部下たちを支配下に置き、「御意」軍団を形成している。アメリカ最先端のがんセンターで留学経験がある。オペは野蛮な治療法だと見なし、21世紀は薬の時代だと豪語。外科医を見下しており、大門未知子のこともヘルパー扱いする。
氷室 光二郎(ひむろ・こうじろう)世界大会出場を目前に控えたフィギュアスケートのメダリスト。一刻も早く完全なジャンプが跳べるようになることを望み、大門未知子のオペを受ける決意をする。
赤木 源(あかぎ・げん)金沢のマタギで、一児の父。石川県輪島市の伝統芸能「御陣乗太鼓」の選手としても活動している。ある出来事がキッカケで、大門未知子と出会う。
金沢 春美(かなざわ・はるみ)金沢にある寿司店の美人女将。神原晶とは以前からの知り合い。晶に気のある素振りを見せる。一ノ瀬 愛子(いちのせ・あいこ)衆議院議員。「クロス医療センター」の病院長・黒須貫太郎と人知れず、恋人関係にある。黒須と密会中に倒れ、偶然通りかかった大門未知子によって命を救われるが…!?
青柳 忠志(あおやぎ・ただし)「クロス医療センター」の事務局長。病院長の黒須貫太郎の陰でマスコミ操作など、さまざまな裏工作の手引きをする。破格のギャラを払ってまで大門未知子を雇うことについては懐疑的だが…!?
黒須 貫太郎(くろす・かんたろう)「クロス医療センター」の病院長。もともとは外科医だったが、地元の製薬会社と手を組み、内科医に転身。一見穏やかな物腰だが、何を考えているか分からない男。大門未知子の腕を見込んでヘッドハンティングし、フィギュアスケーター・氷室光二郎のオペを依頼。だが、裏では何かよからぬことを考えているようで…!?

ストーリー

金沢の街角で路チューをしていた衆議院議員・一ノ瀬愛子が、ふいに苦しみの表情を浮かべて倒れた。相手の男が慌てて逃げ出す中、偶然居合わせたフリーランスの天才外科医・大門未知子(米倉涼子)は予断を許さない容体だと察知。すぐさま愛子とともに救急車に乗り込み、国から「最新医療特区」に認定された日本初の創薬の拠点「クロス医療センター」へ。新薬投与による内科的治療を最優先する病院側の制止を振り切り、鮮やかなオペで患者の命を救う。
 そんな彼女をモニター越しに注視する人物がいた。彼こそは「クロス医療センター」の病院長・黒須貫太郎。未知子の腕を見込んで雇おうと決めた黒須は、ただちに未知子が所属する「名医紹介所」の所長・神原晶(岸部一徳)と交渉する。しかし、未知子は頑として派遣を拒否。黒須がほかでもない、苦しむ愛子を置き去りにして逃げた男だったからだ。だが結局、晶に言いくるめられ、未知子は「クロス医療センター」で働くことに。外科医を見下す内科医軍団の冷遇を受けながら、勤務初日を迎える。
 そんな中、黒須が何を思ったか、未知子にあるオペを依頼してきた! 患者は「国立高度医療センター金沢分院」から極秘転院してきた国民的フィギュアスケーター・氷室光二郎。複雑なCTEPH(慢性血栓塞栓性肺高血圧症)を患い、手術は不可能と目される患者だ。しかし、未知子は「100%完璧な手術をする」と断言し、不安がる氷室を説得。何が何でも命を救うため、きたる手術に向けて英気を養う。
 ところが、そんな未知子に黒須は“とんでもない条件”を提示。しかもその矢先、“外科医としての最大の武器”を奪われる危機に陥った未知子は、ありえない言葉を口にすることになる。「私、失敗したので」――それは“失敗しない外科医”として邁進してきた未知子とは思えぬ言葉だった…!

コメント

米倉涼子コメント 今回は台本表紙の文字の色からして、派手なゴールド! 私自身もスペシャルな気分で臨めるなって、心が躍りました。その半面、久々ということもあり、「メスでうっかり自分の腕を切っちゃったりしないかな?」って、心配にもなりましたね(笑)。しかも、真夏から撮影が始まった前回までと違い、今回は最初から最後まで“真冬の未知子”。それでもいつも通り“素足にミニスカート”なのかな…と、心配だったりもします(笑)。
 そんな中、私の中で「今回も皆さんに受け入れていただけるよう、未知子と一緒になって頑張ろう!」という気持ちが強いのも事実。というのも第3シリーズ終了以降、プライベートでもたくさんの方が「今年は未知子をやらないの?」と声を掛けてくださって、すごくうれしくて…! 「やっぱり私には大門未知子が必要なのかな。また演じたいな」という思いが強くなっていったんです。また、去年は再放送や飛行機の中で『ドクターX』を見る機会にも恵まれて、今までになく客観的に、いろんなキャストさんの動きやセリフを楽しめたんですよ。「あぁ、『ドクターX』って面白いわ!」って、改めて作品のパワーを肌で感じました。
 大門未知子は絶対に、私一人では作り上げられなかったキャラクター。時に彼女に怯え、時に茶化すレギュラー陣のリアクション、それを受けての掛け合いの中で膨らんできた人物像なんです。そんな、いつも私を支えてくださる“大切な仲間”とまたご一緒できるのが、すごく楽しみです!
 今回の未知子にはまた、新しい試練が待っています。前回のシリーズでは未知子が敬愛する晶さんの手術で人として大いに揺れ、最後には宇宙にまで行ってしまったし、私自身は「本当にこれで終わり」というつもりで臨んでいたんです。でも、今回の台本を読んで「なるほど! 未知子に終わりはないんだな」って実感しました。今回は未知子から「私、失敗したので」と、まさかの衝撃発言も飛び出しますが、それも未知子らしい! すべてを受け止めながらも、真実に体当たりで突き進んでいく姿に触れ、「やっぱりカッコいい人だな」って思いました。この発言の背景をドラマでご確認いただければ、皆さんにも同じように感じていただけるはずです。
 とにかく今回の物語も、演者である私が感謝してもし切れないほど、すごく面白い! 見どころは…「路チュー」(笑)。楽しみにしていてください!

内山聖子(テレビ朝日ゼネラルプロデューサー) コメント逢いたかった! 大門未知子!
スタッフ一同 この一年“Doctor-Xロス”でした(笑)。
きっと未知子もオペの禁断症状が出たのでしょう(笑)。
一匹狼の女医の闘いをどうぞお楽しみに。

スタッフ

(脚本)中園 ミホさん、やっぱりニヤリやっぱり

キャストも変わらずきましたね。鈴木浩ちゃんラブ勝村さん、えんけんさん、内田有さん、

職場のナースにドクターXみたいな医者はいるの?のと聞いたこと有りますが、あんな医者はいないそうです。でもおもしろいよね