皆様はメキシコに独自のマリア様が存在することをご存じですか?

私もここにきて初めて知った

「グアダルーペの聖母」

褐色のマリア様と言われています。

その名の通り、マリア様のお肌に色が少し褐色なのです。

Mexicoならではのお肌の色なのですね。

この褐色のマリア様の出現は

1531年12月9日

メキシコ・グアダルーペの

インディオのファン・ディエゴの前に聖母が洗われたとされています。

聖母は司教に聖母の大聖堂を建てる願いを彼に託しました。

ディエゴは病気だった親類の元へ急ぐため

聖母の話を振り切って去ろうとしましたが

聖母は親類の回復を彼に告げ、

本当に病気が回復していたといいます。

聖母は司教へしるしとして花を渡し、

ディエゴはマントにその花(薔薇)を包んで司教の元へ届けました。

冬の時期に薔薇が咲くという不思議なことだけではなく

スペインにしかない薔薇だったということと、

そのマントには広げると内側には

聖母マリアの姿が映し出されていたといいます。

(だからメキシコにはたくさんの薔薇があるのかなぁ)

フォン・ディエゴは2002年に列聖されたそうです。

聖母はメキシコの民族主義の象徴となっていて

メキシコ独陸革命の指導者ミゲル・イダルゴのドロレスの叫びでは

「聖母万歳」と唱えられました。

グアダルーペの聖母への信仰心は強く、誕生日の12月9日は

グアダルーペ寺院にたくさんの人が集まります。

 

先日初めて私も行ってきました。グアダルーペの肖像画は

100年に1度かかれているそうで

今は3枚あるそうです。

下記は最初に書かれたものです。

寺院には3つ教会があり

年代とともに新しく建てられ

一番新しいものの教会は

とても現代的で大きく、

毎日ミサを行われ、

言った日も大勢の人が訪れていました。

 

私は個人的に最初に作られた教会が好きでした。

2年目後半でやっと言った

グアダルーペ寺院

街のあちこちにもグアダルーペの置物が飾られ

花が手向けられ

愛されていることが本当によくわかります。

 

勿論グアダルーペはイエス・キリストの母、聖母マリアのことを指しますが

欧米では栗毛と白い肌の聖母マリアですが、

グアダルーペは黒髪で褐色の肌なのです。

これは

カトリック教会が先住民にキリスト教を受け入れやすくするために

メキシコ古来の宗教がキリスト教と共存するためにある程度許容したという由来説もあります。

褐色の肌の聖母はメキシコだけでなくラテンアメリカ全土へと広がったそうです。

友人を案内できるように

初めての時はスペイン語の先生マリアに連れて行ってもらい

色々な説明をしてもらいました。

そして最後に

お守りを買ってくださり、

メキシコの家と日本の家に(帰ったら)飾りなさいといただいた鍵の形のお守り。

とても広い寺院に3つの教会

そしてグアダルーペをスペイン人から守るため位に隠したというお墓

また知られざるメキシコを一つ知ることができました。

 

我が家からは少し離れていますが

また帰国前には行きたいと思っています。

 

Buen dia!!