前にボルシチをランチにお出ししたところ
こんなにボルシチが美味しいなんて
と、作り方を知りたいということで
先日ロシア料理を一緒に作りました。
いつもデザートは必ずお出ししているのですが
なかなかロシアのスウィーツと言っても限りがあり、
日本にいたころから気になっていたスウィーツを作ってみることに。
「メドヴィグ」というケーキ
蜂蜜のケーキという名のスウィーツです。
メド・・がロシア語で蜂蜜というらしく
たっぷりと蜂蜜がクッキー生地にもクリームにも入った
蜂蜜の香りたっぷりのケーキです。
ロシアの方はこのケーキがたまらなく好き
ということで一度作ってみたかったスウィーツ。
ロシアと言えば
サワークリームを料理にもたくさん使います。
このケーキも蜂蜜とサワークリームをたっぷり使うのです。
サワークリームはクッキー生地に挟むクリームに日本では んんん
というほど使用します。
なのでなかなか踏み切れなかった
Mexicoは乳製品（クリームチーズを含めホトンのチーズ。そして生クリーム、サワークリーム）
がとても安く、日本の１本の大きさが可愛すぎるほど大きい
ならばこの機会にと試行錯誤で作り上げたメドヴィグ。
でも、本来の姿は少し違い、トッピングンは
チョコサワークリームを流すのが本場の本場。
ですが、
少し軽めに仕上げようと以前何かで
蜂蜜のお菓子で見たハチの巣をトップにお飾りしてみました。
この断面にも皆様ノックアウト
作った生地を余すところなく薄く伸ばして焼いていきます。
今回は９枚。
この高さです。
でも初めてということもあり、ちょっと無駄にして残り生地で作った
周りにつけるケーキクラムが多すぎた💦
次回は10枚～11枚くらい焼いてみよう。
それをサワークリームの美味しいクリームをミルフィーユのようにぜ～～～んぶ重ねていく。
おっと、斜めにならないようにね。
そして仕上げは２か所くりぬいたハチの巣クッキーをのせ、
蜂蜜を流したら完成
みてみて！！と
タラりと垂れた蜂蜜が・・・・
いやいや久しぶりの撮影大会
私はいつものようにクッキー生地の端っこを少し食べてチェック。
そしてクリームもこんな感じで量を調節し、甘さも控えて蜂蜜の香りを重視、
そしてスプーンでお味見
これだけ
わわ
何てこと
美味しすぎる。
これはロシアの人たちが大好物という訳ね、
１枚ずつ重ねてはクリームをのせ・・・・
を繰り返し、一晩冷蔵庫で寝かせて、クリームとビスケットがふんわりと優しくなるのを待つ
皆様の歓声
写真の嵐。
試作でごめんなさい
高さがあるので
お腹いっぱいランチのあとでこれは半分お持ち帰り
と言いながら皆様お腹に収まってしまいました。
見た目より軽くて甘さも控えて
サワークリームのほのかな酸味が絶妙！！！！
これは危険ですよとのこと。
あははそれぞれに味見しただけなので
夜、主人と残りを食べ、
主人はこれは新しい美味しさだね。。。。と
夕食後でしたが食べてしまいました。
今度は正統派 メドヴィグを作ってみましょう。
このレシピを見直して日本へ持って帰りましょう。
お料理でもたくさん使うサワークリーム。
今回お教えした
「ボルシチ」にもトッピングとしてサワークリームを添えます。
そしてもう一つ作った
「ビーフストロガノフ」にもたっぷりとサワークリームが入ります。
そう、来てくださったかた全員が
ビーフストロガノフってトマト！！！！！
って思っていました。
いえいえ、本場、ロシアではこの白いソースがビーフストロガノフ。
日本でレッスンを大なったときも知らなかった方が多く、
そしてこのサワークリームのビーフストロガノフのリピ率はとても高かったですね。
Mexicoにはビーツがいつも山積みで売られています。
食べる点滴と言われるビーツ。
皆様がすぐリピしますと気軽に作れる日本でいえばお味噌汁のようなもの。
しっかり栄養が摂れる嬉しい食材です。
寒いロシアではこうした乳製品をたっぷりとって体に蓄え
るのでしょうね。
おまけにピロシキをお出ししました
（今回は揚げないピロシキに）
まぁ、私たちは毎日食べるのではないので
食べるときは
しっかり美味しいロシア料理を作ることにいたします
ここMexicoでも着々とシュトレンを仕込んでいますが
今年は少し暖かく
ちょっと心配しています。
無事に出来上がりますように。
メキシコ生活でも
何故か11月に入ると忙しくなる
来月は２回のクリスマスおもてなし。
今からケーキをどうするか悩み中です。
皆さまに美味しい記憶として残ってもらえると嬉しいですね。
Hasta luego
buen dia!!!