(今年初、作ったChile en Nogada)

9月16日はメキシコの独立記念日。

 

先日配信のニュースレターでもご紹介いたしましたが

メキシコの人々にとって

独立記念日はとても重要なお祭りなのです。

メキシコ独立のきっかけとなったシーンを再現するセレモニーなど

各地でイベントがたくさん行われます。

 

街のあちこちに国旗い使われている3色

「緑・白・赤」

旗は勿論振り向くとこの色が目に入るほど

路上で様々なものが売られています。

高速道路脇には巨大な国旗。

見上げるだけで圧巻なのです。

 

そして一番この独立記念日と言えば

「グリト・デ・ドロレス」(ドロレスの叫び)と呼ばれた

メキシコ独立革命のきっかけとなった

「VIVA MEXICO」と叫んだミゲル・イダルゴ神父。

 

そしてもう一つは

この独立記念日にしかない料理

「Chile en Nogada」

独立を祝って作られた料理です。

語源はスペイン語で「胡桃の木」を意味する

nogalに由来するそうです。

さて今年は3軒のレストランを食べ歩きました。

レストランによって味が全く違うので

一番おいしかったな・・・・

と思ったレストランの味を再現し、

ことしは自分で

チレ・エン・ノガダを作りましたよ。

 

メキシコにもたくさんの素敵なレストランがあります。

こちらは我が家から車で10分のSan Angelにあるレストラン。

 

今日は

そのチレ・エン・ノガダをご紹介いたします。

 

絶対日本に帰ったら食べたくなると思ったので

それならばやっぱり作らなきゃ!!ですよね。

大体の具材は調べて味は舌を花を頼りに。

この大きなものはピーマンではなく

「Chile Poblano」チレ・ポブラノ

辛くないチリです。

この中に合いびきのひき肉・林檎・桃・洋ナシ・レーズン・ナッツ・バナナ

(nopru(サボテン)を入れるところもありますが

私はあまりそのねばりっけが好きではないので

バナナのねっとりした感じを入れました。

そしてこのバナナは生では食べられなく

調理して使うバナナです。

スペイン語でバナナはPlatano

そしてこのバナナはPlantainと言います。

ちょっと黒くなり始めが美味しい。

それらをじっくりと煮詰め

フルーツのほんのり甘い香りがしますよ。

 

そしてそれを皮をむいたポブラノに詰めます。

 

 

 

このソースには胡桃を通常使いますが

味を頼りに胡桃の薄皮をむかなければならない面倒から

カシューナッツ&皮なしアーモンドに変更。

少し甘めのソースはこのナッツから出ています。

カシューナッツん甘味を活かしてめちゃくちゃ美味しい

Sala de Blanca(白いソース)完成ラブラブ

う~~ん、味見の段階で二重丸。

 

そのソースをたっぷりかけて上に

国旗の色である3色をデコレーション。

出来上がりましたよぉ~~~飛び出すハートウインク

 

緑(シラントロ・パクチー)は独立・希望を表し

白(salsa de blanca)はカトリックの象徴

そして赤(ザクロ)は戦争で流した血とも手榴弾ともいわれています。

 

やっぱり自分で作ると美味しいと再発見。

主人も私もレストランでは半分こでしたが

ぺろりと食べてしまいました。

すぐに覚書をレシピとして書き直してしっかり保存グッド!

 

「VIVA MEXICO」

愛国心が強いこのMexicoの人たち

 

みんなが独立を祝い、

お祝いの料理を食べ、なんだか根貴志子の熱い気持ちが伝わる記念日でした。

 

でもね、

深夜・・・・いや、早朝まで続くパーティにはへきへき💦

 

大音量の音楽に大音量の合唱。

それに合わせてわんこの遠吠ええーん

わかるけどぉ~~~

もうちょっと早くお開きにしてね・・・・と思う私でした。

 

VIVA MEXICO !que yo爆  笑

メキシコ万歳!私より・・・

 

Hasta luego