あなたはご自身を「利己的」だと思いますか?

それとも「利他的」だと思いますか?

 

「利己的」と聞くと、なんだか自分勝手で悪いことのように感じたり、

「利他的」だと、人として立派な、目指すべき姿のように思えたりしますよね。

 

でも、本当にそうでしょうか?

 

「利己」と「利他」の狭間で揺れる私たち

 

誰だって、自分のことより他人を優先しすぎることで、

疲れ切ってしまった経験があるのではないでしょうか。

 

「いい人」でいようとして、本当は嫌なのに頼みを引き受けてしまったり、

「私さえ我慢すれば」と、自分の気持ちを押し殺してしまったり…。

 

そうしているうちに、「なんで私ばっかり損してるんだろう」って、

ふと虚しくなってしまう瞬間、ありますよね。

 

私も「利他」ばかりをしている時期がありました。

 

自分の心が枯渇してしまい、

疲れ果てて疲れてしまったので、

その気持ち、すごくよくわかります。

頑張り屋さんのあなたほど、

そうなりやすいのかもしれません。

 

実は「利己」と「利他」は支え合っている

 

「利己」と「利他」は、まるで真逆の概念のように思われがちです。

しかし、実はこの二つは、切っても切り離せない関係にあるんです。

 

考えてみてください。

 

自分の心が満たされていなければ、

誰かを心から助ける余裕なんて生まれません。

 

例えば、あなたが心身ともに健康で、経済的にも安心している状態なら、

困っている人に手を差し伸べることは、自然な喜びにつながるでしょう。

 

それは「相手のため」であると同時に、「誰かの役に立てた」

という自分自身の喜び(利己的な満足感)でもあるはずです。

 

逆に、「利他的」な行動、例えば誰かに親切にすることで、

「ありがとう」と感謝されることは、

あなたの自己肯定感(利己的な感情)を高めてくれます。

 

つまり、「利己的な心が満たされる」ことが

「利他的な行動」のエネルギーになり、

「利他的な行動」が「利己的な満足感」をさらに高めるという、

良い循環を生み出しているのです。

 

大切なのはバランス。そして自分を責めないこと

 

だからこそ大切なのは、「利己」と「利他」の

どちらか一方を選ぶのではなく、

バランスを取ることです。

 

・まずは自分を満たすこと(利己)

・満たされたエネルギーで、誰かの役に立つこと(利他)

 

もし今、あなたが少し疲れていたら、

それは「利他」に傾きすぎているサインかもしれません。

 

まずは自分自身を最優先して休ませてあげてください。

「自分勝手かな?」と心配になる必要はありません。

 

あなたの心のコップが満たされてこそ、

溢れた優しさを周りに分け与えることができるのです。

 

あなたの人生の主役は、あなた自身です。

 

時には思いっきり「利己的」に、自分の心の声に正直になって行動してみましょう。

それが結果として、周りの人たちを幸せにする「利他」へと繋がっていくはずです。

 

 

 

「利己と利他」の良い循環を生み出す5つのヒント

 

では、具体的にどうすればこのバランスを上手に取れるのでしょうか?

今日から実践できる5つのヒントをご紹介します。

 

 

1.     自分の「心の給油ランプ」をチェックする(利己)

 

自分が今、疲れていないか、

心が満たされているかを定期的に確認しましょう。

 

「なんとなくイライラする」「やる気が出ない」は、

給油が必要なサインです。

 

週に一度、「何もしない時間」を設けるなど、

意識的に自分を休ませてあげましょう。

 

 

2.     「小さなNO」を練習する(利己)

 

本当にやりたくない、時間がない頼まれごとには、

勇気を出して「ごめんなさい、今は難しいです」と断ってみましょう。

 

すべてを引き受ける必要はありません。

自分の限界を守ることは、周りの人を尊重するためにも必要な「利己」です。

 

 

3.     「ありがとう」を素直に受け取る(利他→利己)

 

誰かに感謝されたとき、「いえいえ、全然大したことないです」

と謙遜していませんか?

 

それではせっかくの「利他」の報酬(自己肯定感)を受け取れていません。

素直に「ありがとう、そう言ってもらえると嬉しい!」と笑顔で受け取りましょう。

 

 

4.     感謝の言葉を「先出し」する(利他)

 

見返りを求めず、まずは自分から周りの人に感謝や労いの言葉をかけてみましょう。

「いつもありがとう」「助かったよ」。

 

この「利他」の種まきが、やがてあなたの周りに温かい人間関係という形で返ってきます。

 

 

5.     自分の「好き」を明確にする(利己→利他)

 

自分が心から好きなこと、夢中になれることは何ですか?

それを追求する「利己的」な行動は、あなたを輝かせ、

結果的に周りの人にも良い影響を与えます。

 

情熱を持って取り組むあなたの姿は、

周りの人への最高の刺激(利他)になるでしょう。

 

 

まとめ:あなたも周りも幸せにする「win-win」を目指しましょう

 

今回の記事を通して、利己と利他は対立するものではなく、

お互いを高め合う関係にあるということをお伝えしたかったのです。

 

利己的であることは、自分を満たし、心のエネルギーを充電すること。

そして、その満たされたエネルギーを使って誰かの役に立つことが、

真の利他的行動となります。

 

「どちらかを選ばなきゃ」と悩むのではなく、

「自分を満たしながら、周りも幸せにする」という、

あなたにとって心地よいバランスをぜひ探してみてください。

 

自分のために時間を使うことは決してわがままではありません。

それが、あなたの周りの人を照らす光になるのです。

 

あなたの毎日が、優しさと喜びに満ちたものになりますように!

 

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