社会人偏⑰

 

いよいよ、B級ライセンスの講習が始まりました。

前期は、淡路島での1週間泊まり込み合宿です。

 

事前に受講経験者から話を聞いてはいたものの、

幼なじみと2人で、期待と不安を胸に会場へ向かいました。

 

会場には初対面の方ばかりでしたが、

知り合いの顔を見つけて少し安心しました。

街クラブから社会人、Jリーグの下部組織、

中学校や高校の教師など色々なカテゴリーで

指導をしているの人が受講にきていました。

 

 

 

こうして、毎日が講義と指導実践づくしの1週間がスタートしました。

部屋は3人部屋で、「合宿みたいで楽しそう!」

それが初日の率直な感想でした。

 

講義後は受講生みんなで集まり、

さまざまな話をして一気に打ち解けました。

 

しかし、その和やかなムードは初日だけでした。

 

翌日からは、想像を超えるスケジュールが待っていました。

・朝から夕方まで:みっちり講義と指導実践・

・夕食後:夜間講義

・夜間講義後:翌日の課題作成

洗濯もしないと…

やることが多すぎて、時間がまったく足りません!

睡眠時間を削って課題に取り組む日々が続きました。

 

 

 

特にハードだったのが、連日の「指導実践」でした。

指導者役だけでなく、選手役もこなす必要があり、

体力の消耗が激しかったです。

 

筋肉痛は当たり前。靴擦れや肉離れになる人もいました。

 

午前・午後ともに実践がある日はまさに地獄。

37歳の身体には疲労がどんどん蓄積し、

毎晩ベッドに倒れ込むように眠っていました。

 

「どうせ取るなら、もっと若いうちに行けばよかった…」

そんな後悔が何度も頭をよぎりました。

 

しかし、極限の環境だからこそ、

最高の仲間意識が生まれました。

同じ目標を持つ仲間たちと助け合い、

体力的に厳しい選手を支え、

うまくいかず悩む仲間を励まし合いながら、

全員でこの過酷な1週間を乗り越えていったのです。

 

これは、プレイヤー時代にはなかった感覚でした。

プレイヤー同士は仲間であり、同時にライバルでもあります。

 

しかし指導者の立場になると、

お互いを支え合い、高め合う関係が自然と生まれます。

 

仲間との出会い、そしてこの厳しい合宿を乗り越えた経験は、

ライセンス以上に価値ある財産となりました。

 

 

 

最終日には打ち上げのBBQをしました。

みんなで盛り上がって、めちゃくちゃ楽しかったです。

疲れも一気に吹っ飛んでいくくらい笑いました。

 

こうして前期は無事に終わり、

後期に向けてチームでの指導が始まりました。

 

社会人偏⑱につづく

 

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