社会人偏⑯

 

今回は指導者としての挑戦を綴ります。
37歳のときのことでした。

 

私はサッカー指導者C級ライセンスを取得していましたが、

それ以上のことは考えていませんでした。

 

そんなある日、幼なじみが
「一緒にB級ライセンスを目指さないか」
と誘ってきたのです。

 

仕事が忙しく、正直かなり迷いました。
しかし、指導者としてもう一段階スキルアップが

必要だと感じていたのも事実でした。


意を決して挑戦を決めました。

 

但し、B級ライセンスは簡単に取れるものではありません。
まず所属協会からの推薦が必要ですが、

日頃のボランティア活動のおかげで難なくクリア。

次は人数制限のあるトライアウトを受けないといけません。
これを一次・二次と突破しなければ受講資格は得られません。
指導者ライセンスの受講も年2回、

1週間泊まり込みという厳しいもので、

トライアウトから取得まで約10カ月。
長く険しい道のりでした。

「やるからには本気で取り組む」
そう自分に誓いました。

 

 

 

幼なじみと一緒だったのは心強かったですが、

「どちらかが落ちてしまうのではないか」

というプレッシャーもありました。

 

トライアウトには、ジュニアから社会人チームの指導者、

学校の先生など、非常に多くの方が参加していました。

 

数グループに分かれて与えられたテーマに基づき、

順番に指導の実践を行います。

 

指導者役でないときは選手役としてプレーしなければならず、

かなりの体力も使いました。

 

最初は緊張しましたが、徐々に慣れていきました。

他の参加者の指導法は気になりつつも、

まずは自分のことに「集中」と言い聞かせていました。

 

そして、一次審査は無事合格!

 

二次審査は一週間後でした。

幼なじみと徹底的に反省会を行い、

次に向けて準備を進めました。

 

二次審査はまた違うテーマでの指導実践でしたが、

トレーニング方法は自分で事前に考案する必要がありました。

 

普段から指導している内容だったので、

心配はしていませんでした。

 

一次審査を経験したおかげで緊張もなく、

むしろ楽しんで実践することができました。

 

一日中プレーし続けた後の疲労感はすごかったですが、

「これで受講資格が得られる!」という期待でいっぱいでした。

 

自信はありましたが、結果通知が来るまでの約1カ月間は、

本当にドキドキしました。

 

そして、ついに通知が届きました。

 

私と幼なじみ、二人とも無事に合格!

 

一緒に受講できることにホッとしました。

私たちはスタートラインに立つことができました。

 

しかし、この時の私たちはまだ知りませんでした。
ライセンス講習で待ち受ける「想像を絶する試練」を…。

 

 

社会人偏⑰につづく

 

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