社会人偏⑬

 

自分を変えることができた私は、仕事が順調に軌道に乗り、

サッカーの指導やボランティア活動に取り組みながら

忙しくも充実した日々を送っていた頃、

私の中で新たな挑戦が芽生えました。

 

それは「もう一度サッカーに挑戦すること」。

 

37歳のときに、35歳以上を対象としたサッカー大会が始まると聞き、

「この歳で全国大会を目指すのも面白そうだ」

と思ったのです。

 

しばらくプレーから離れていましたが、

仲間に声をかけてチームを結成しました。

 

足の怪我のことも不安だったのですが、

もう一度サッカーをしようと決めました。

 

全然運動をしていなかったので、

まずは動けるようにしないといけませんでした。

仕事の合間を縫ってトレーニングから開始しました。

 

代表、監督兼選手をすることになり、

今まで以上に忙しくなったのですが、

自分が「やりたい!」と心から思えたことだったので、

エネルギー全開で取り組むことができました。

 

このチームを作ったことで、私のサッカーでのコミュニティは

強固なものになっていきました。

 

久しぶりに仲間とボールを蹴る喜びは、

何にも代えがたいものでした。

 

全国大会の開催地は地元、大阪でした。

予選を勝ち抜いて、開催地枠として全国大会に

出場することが決まりました。

 

この年齢でも全国大会に出場できるのは嬉しかったです。

 

結果は、準決勝で敗れてしまい、3位となりましたが、

チェレンジをしてよかったなと思いました。

 

翌年の開催地は北九州市でした。

昨年は大阪だったので、絶対に全国大会に行きたいとみんなで

話しをしていました。

 

昨年度からメンバーも新たに加わり、戦力アップしていました。

 

今回は大阪府の予選を勝ち抜いても関西大会で勝たないと

出場権を得ることができませんでした。

関西から2枠が与えられていましたので、

3チームのリーグ戦で1位になれば全国大会に決まります。

 

大阪府の予選は難なく突破をしました。

 

迎えた関西大会では見事に2連勝をして

全国大会の出場を決めました。

みんなで大喜びをして盛り上がりました!

 

全国大会を目指すと言う目標を達成できて

本当によかったです。

 

 

 

全国大会では予選リーグを3試合して、

予選リーグを勝ち抜いた4チームが

決勝トーナメントに進めると言うレギュレーションでした。

予選リーグは1日1試合を3日間、

準決勝、決勝を4日目に行うハードなスケジュールでした。

 

予選リーグは地元北九州市のチーム、茨城県代表、韓国チームとの対戦でした。

初戦は地元北九州市を2-0で勝利しました。

まずは初戦を勝てたことでホッとしました。

 

続く茨城県代表チームとの試合では、前半からチャンスを作っていましたが、

なかなか決めることができませんでした。

後半に入っても相手の堅いディフェンスをこじ開けることができません。

そんな中、一瞬の隙をつかれて失点をしました。

この1点が重くのしかかり、敗戦してしまいました。

 

第3戦の韓国チームとの試合は他の試合の結果次第では、

決勝トーナメントに進める可能性があったので、

諦めずに戦おうと決めました。

 

序盤から得点を重ねて大勝で終えることができました。

しかし、茨城県代表が勝利したため、残念ながら決勝トーナメントに

進むことは叶いませんでした。

 

ここまでみんなで本気で取り組んできただけに

めちゃくちゃ悔しかったです。

 

怪我で一度は諦めたサッカーでしたが、

復帰してからこの年齢で、2年連続で全国大会の舞台に立て、

みんなと熱くなって戦えたことは、私の人生において

かけがえのない貴重な経験となりました。

 

 

 

特に、障がいを持つ私が、高校時代も含めて合計5度も全国大会に出場できたことは、

本当に恵まれていたと思っています。

 

現在は、チームのレベル向上に伴い全国大会出場は難しくなっていますが、

私はプレイヤーとしての役割を後輩たちに託し、

監督としてチームに携わり続けています。

 

いくつになっても、目標に向かって本気で挑戦することは、

何よりも楽しいものです。

挑戦を通じて得られる仲間との絆、目標達成の喜び、

そして敗北から学ぶ悔しさ。

これら全てが、私の人生を豊かにしてくれています。

あなたは今、何か新しいことに挑戦できていますか?

 

社会人偏⑭につづく

 

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