社会人偏⑨
サッカーを辞めた私は仕事に没頭していました。
毎日、朝早くから夜遅くまで仕事をしていました。
部下にサッカー部員がいましたので、
サッカーの練習に行けるようにしてあげるには
私が業務をこなすしかありませんでした。
しかし、それは私がサッカーをしているときに
先輩たちにも同じようにしてもらっていたので、
次は私の番が来ただけだと思っていました。
サッカーの試合を観に行くこともありませんでした。
日曜日は疲れ果てていて余裕はありませんでした。
他の部署で新入社員が入ってきても、
サッカー部員のことを知らないこともありました。
そんな毎日忙しい日が続く中で、
またまた私に大きな転機が訪れました。
31歳のときです。
サッカー部の監督が退任することになりました。
指導する人がいないので、困っているという相談を受けました。
どうしたらいいのかを毎日考えていました。
そして出した結論が、私が監督になることでした。
今までサッカーをプレーすることしか頭になかったので、
指導者になることは全然考えたことはありませんでした。
仕事のこともありましたし、自分にできるのか不安もありました。
でも、みんなの力になれるのであればと決断しました。
指導者になることは簡単なことではありませんでした。
監督になってからは大変な日が続くことになりました。
仕事を途中で抜けて練習に行って、
終わったら会社に戻って夜中まで仕事をする。
そして日曜日は今まで休めていましたが、
試合があるので休めない。
わからないこともたくさんありました。
選手登録の手続きなど、事務的な作業もしないと
いけませんでした。
代表者として会議に出席しないといけないこともありました。
今まで指導者の勉強をしたことがなかったので、
選手のためにきちんと指導をしたいと思い、
仕事の合間を縫ってライセンスを取得しに行きました。
毎日がバタバタで忙しい日々でしたが、
新しいことにチャレンジすることが楽しくて、
エネルギー全開でできました。
しかし、いいことばかりではないので、
試行錯誤を繰り返す日々が続きました。
社会人偏⑩につづく
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