2011/09/22 | White LINO

White LINO

のりのりのりの〜


わたしのすきなじかん


朝はいつもドタバタで始まる。
家を出る時間までにそんなに時間は必要ない。

はずなのだが何故か何もできないまま出発時間がやってくる。
ボサボサの頭とのびきった服にビーチサンダルで自転車のサドルをまたぐ。
美容師とは思えない朝だ。
この季節、キメキメでいったって、
職場につく頃には全体的にボロボロになる。女子ならわかってくれるだろうか。浮きまくりのファンデ、よれよれになるシャドー。ベトツクカラダ。
だから着いてから化けることにしている。
必然の選択なのだ。


通勤中はいつもギリギリに家を後にするせいで、終始立ちこぎもんだ。
せかせかと前を歩く人をかき分け追い抜きながら流々と、たまにつまづきながらペダルを踏む。
後輪のブレーキを思い切りにぎると、キキキーっ、と嫌~な音がする。
硬いサドルは長時間の運転はおしりが痛くなる。

そんなちょっとしたストレスを感じながら通う通勤時間だが、唯一好きな時間がある。

それは山手通りの大きな道をまたぐ時の信号待ちだ。
そこは短くて急な坂、例えるなら折り紙でいう谷折り、のようなやつ。

信号待ち、これがまた長い。


以前は信号待ちさえもイライラがつのっていたのだが、今はそうじゃない。

何故かって、それが私の休息時間に変わったからだ。


イライラしていたその通りを、少し考え方をかえて、ボーッと過ぎ去る車を眺めてみる。
お尻も休めれる、道を邪魔する人もいない、ただぼっーとしているだけ。
赤信号、ぜったい止まらなきゃいけないし、イライラしたところで青信号になるわけでもない。
だから私はその時、全身のチカラを抜いて全力で、ぼーっとする。
その時間がたまらなく好きになってしまった。

通るタイミングによって青信号だと
流々と走れてそれはそれで気持ち良いのだけれど、最近は赤の方が嬉しくなってきている自分がいる。


岡山にいた時は赤信号でも車が通っていなけりゃ、渡ってよし。が私独自のルールだった。
そのせいで赤信号で横断して自転車ごと中型バイクにふきとばされたこともある。
とんだバカだ。何がバカってそのまま突っ切りゃいいものを右やや前方に見えたばいくにビビりって引き返そうと振り返った瞬間、もうふきとばされていた。

相手方に申し訳ない。

バイクのフロントは私とぶつかった後ガードレールに衝突しバキバキになっていた。
私が自転車だったおかげで(?)お金は一切あちら持ちだったけど、なんだか申し訳ない思いでケーキをもっていったのを思い出した。


話がそれたのだけど、それほど嫌いだった赤信号。

今すっかりお気に入りの時間になっている。




ほんと、どうでもいい話なのだが。





赤信号。


これ、今私の好きな時間。



考え方が、かわるだけでこんなに気持ちの持ち方もかわるようだ。




帰ろ。
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