我が家は20区画ほどの分譲地、いわゆる新興住宅地にある。
同じ時期に入ってくる人たちとならうまくやっていけるだろうという期待もあり選んだ。
もちろん立地だったり金額との折り合いだったり条件が揃ったうえで決めたこと。
初めは5軒程度が建ち並んだ。
近い歳の子どももいて、夕方は家の前で子どもたちを遊ばせたり。
顔を合わせばちょっとした立ち話をしたり。
そう、それなりに最初の数年はうまくやっていたつもりだった。
変わった人もいなそうだし、どちらかと言うとみんないい人そうだ。
やっぱりここに決めて良かったと思った。
近所で面倒な問題は抱えたくないので、つかず離れずの関係でいたい。
確かにちょっと無理していた部分もある。
子どもが幼稚園に行くようになって、帰ってきてから外でご近所さんたちが話している声が聞こえてくると
自分もその輪に参加しなければいけないのかと色々考えるように・・・
それでも子どもが「○○ちゃんたちと遊びたい!」ってなればまだいいのだけれど
そうでないときは出ていくタイミングもないし、正直声とかちょっとうるさいし(家の前の道路だから結構声が響く)
どう振舞っていいのかよくわからなかったというのもある。
家の設備の事とか学校関係の話とか役立つこともあったけど
基本的にはあんまり共通の話題もないし。
そのうち違う関係性が見え隠れしてきた。
AさんとBさんはいつの間にか仲良しなんだなとか。
そうすると、この二人が話しているところにはむしろ入りにくいから、立ち話している横を挨拶だけして素通りするようになった。
その後もどんどん家は建っていったけど、不思議とわが子と同性同学年の子がいる世帯はなく・・・
そんな事情もあり良いのか悪いのか、特定の方と仲良くすることもなかった。
うちは子どもが一人だから余計にかかわり少なくなっている気もする。
近所の子とも遊ばないしね。
それでも多少なりご近所さんから一緒にどう?というお誘いもあった。
でもことごとくうまくいかない。
子供会の役員に誘われたときは謎に立候補者がいてジャンケンに負けてなれなかったし(誘われてなければ絶対になりたくないものだけど)
勧められた習い事には子が興味を持たなかったから一緒に通うこともなかった。無理やりさせるわけにはいかないから。
あるお家のお茶会に誘われたときなんかは、もう話題が全然合わない。
海でダイビングした話しをされても、わたしはどっちかというと山派だし。
「いいところですね」くらいで話終わる。
お互いに勧められたところに行こうという気がないのよ。
だからね、なんかしょうがない気がする。
そんな感じでご近所でも「ぼっち道」を貫いている。不本意だけど。
確かに干渉されることもなく、今のところトラブルもなさそう。
楽といえば楽だ。
その代わり近所で何かあっても気軽に話せる人もいない。
ゴミ出しで会ったら挨拶ぐらいするけれど、別の場所で会ったら近所の人って気づきそうもない。
なんか本当にそういう感じだ。