これは以前わたしが転職した先で、入社2日目にて確定したぼっちの話。

 

わたしを指導してくれることになったのは、その部署で一番長く勤めていた女性社員。

 

綺麗な顔立ちの人だった。歳もまだ20代で当時のわたしと同じくらいだった。

 

事務職で女性が多い職場。

 

昼休憩は前半後半で分かれていて、わたしはその指導員の先輩と同じ時間帯に。

 

「よかったら一緒にどうぞ」とその先輩から声をかけられた。

 

外食する人もいるけれど、買ってきたり持ってきたりしている人は休憩室で食事をとるとのこと。

 

だが、わたしが誘われたのは別の階にある会議室。

 

え、会議室?なんで?

 

ほんとにいるのかなと、ドキドキしながらドア開けると

 

いたー!しかももうひとりと2人で。

 

なぜか2人はいつも会議室でごはんを食べているらしい。

 

もう1人とははじめましてなので挨拶し(指導の先輩とも今日はじめましてだけど)近くに座った。

 

しかし気まずい。もうひとりの人なんて、あきらかにわたしを避けようとしている。

 

いつも通りでいいし、気をつかってもらいたいわけじゃない。

 

その人からしたら突然来た人ではある。

 

それでもちょっとくらい話振ってくれてもいいとは思うけど。

 

目は全然合わせてくれないし、わたしは一体誰に向かって相槌してるんだろう状態。

 

すごい空気感。自分が透明人間になったのかと錯覚しそうになる。

 

実際、2人の関係に入って欲しくなかったんじゃないかなと思う。

 

だったらそもそも誘わないでよー。

 

 

きつい休憩時間を過ごし、次の日。

 

時間になると、何も言わずさっさと席をたって行ってしまう先輩。

 

今日は声をかけられていない。

 

昨日はただの社交辞令かなと、自分都合に解釈。

 

はっきり言って昨日の様子では会議室は入りにくい。

 

なので休憩室に行ってみた。

 

ここは入りやすいけれど、みんなそれぞれ一緒に食べる人が決まっていて席もなんとなく決まっていることに気づく。

 

こっちはこっちで声かけにくい・・・ときた。

 

1人席みたいなところしか空いていないので必然的にそこへ座る。

 

うわっ、話しかけるにしても席遠い!

 

 

というわけで、入社2日目にしてぼっちになる。

 

 

次の日も次の日も別に誰からも声かけられないしね。

 

さらに会議室メンバーからは嫌われるというおまけつき。

 

一度行ったのだから、会議室に行くべきだったか?

 

避けたわけではないけれど、いや、避けたか。

 

だとしたら自分の行いによる結果だから仕方ない。

 

 

 

でもぼっちを望んでの行動ではなかったので単純に寂しさはあった。

 

ひとりでいるのを見た人から「人と話すことも大事だよ」なんて諭すように言われると

 

わかってるけど出来ないんだよー!

 

と、心のなかでイラついた 笑

 


 

とはいえ

 

そもそも仕事をしに来ているわけだから割り切ればいいし、一年経ったら状況も変わるだろうともなんとなく思っていた。

 

実際に変化がおとずれたのは半年後。

 

人員配置の問題で休憩時間のグループ分けが変わった。

 

同じ時間帯になった派遣社員さんと話すようになったのがきっかけで、他の社員やパートさんなど気さくに話せる仲間ができた。

 

そうなると段々今まであった人との壁がなくなっていった。

 

なのでここでのぼっち生活はそれでめでたく?終了した。

 

 

それから新しく入ってきた人がひとりで気まずい思いしないようにわたしも努めた。

 

ぼっちは人に優しくなれるんだ 笑

 

それができるメンバーだったしね。

 

 

 

 

ちなみに会議室の2人は・・・その2年後には結婚やら出産やらで次々と退職してしまった。

 

あの2人をこころよく思ってなかった人は他にもいたけれど

 

仕事はすごくちゃんとやっていたし、ひとりひとりはそんなに悪い人では決してなかったと思う。

 

確かめようがなかったけどね。

 

やっぱり会議室に行くべきだったか?

 

しばらくしたら仲間認定されたかな。

 

あ、でもそうしたら2日目にはぼっちにならなかったかもだけれど

 

2年後には2人ともいなくなって結局ぼっちになっているね。