歓送迎会、2次会を取ろう | 飲食店繁盛のヒケツ

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忘新年会の次は歓送迎会です。お酒を売る飲食店にとっては売上も見込め、かつ異動のシーズンは新規のお客様を取り込むチャンスの場とも言えます。他店と差別化し、より多くの問い合わせを受けるためのプランを考えてみたいと思います。

1 歓送迎会と通常宴会のニーズの違いを意識しよう。
歓送迎会は結婚式の2次会、お誕生日会と同様に参加者の中に必ず主役がいるということです。
幹事が重要視している部分は、いかに主役が喜んで頂けるか?ということです。そのお手伝いをするために必要な情報をヒヤリングすることを意識しましょう。
・歓迎会、送迎会? ・誰が主役? ・サプライズが必要か? ・余興は?・・・

2 席は個室、または貸切をアピール
通常宴会とは違い、挨拶や余興の関係から完全間仕切りの個室、フロアー、店舗の貸切が望まれます。
そこを十分にアピールすることや付帯設備(マイク、プロジェクター、音響設備、横断幕、PARTYグッズの貸出)を忘れずに。

3 挨拶のタイミングを把握しておく
歓送迎会の場合、主役、幹事の他に上役が存在します。そして多くの場合、上役の挨拶が入ります。
そういうタイミングに限って、厨房から料理ができ上がり配膳しなければならないという経験はないでしょうか?それを避けるために、幹事と連携して、挨拶のタイミングを相談しておくと良いでしょう。
同時に、会の流れを把握することで円滑にサービスすることができます。


4 新規客が続々やってくる場と考えよう
参加者全員に手間なくDMを渡すチャンスの場でもあります。リピートをしてもらうきっかけ作りをしっかり行います。幹事様の顧客情報の収集も忘れずに。

5 歓送迎会幹事に喜ばれるサービスアイディア

① 宴会時間は予定時間に+30分しておく
送別会では主役に遅れて登場してもらいましょう。主役以外のメンバーを先に集め、出迎える体制が喜ばれます。その為に席確保の時間を通常より30分長くとることで幹事も招集しやすくなります。最近では「ゆったり3時間」というのも宴会ウリキーワードになっています。

② 写真や花束、色紙、ペンなどのサービスも用意しておく
料理、飲み物以外の付帯サービスとして用意しておくと幹事の仕事も楽になります。
あらかじめ、プランの中に盛り込んでおくと良いでしょう。

③ 飲み放題のビールは2種類用意しておく
全体的に生ビールのほうが気を使わなくて良いのですが、歓迎会などではお酌でコミュニケーションを図ることが多々あります。そういう場合でも対応できるように瓶ビールもプランにいれておくと良いでしょう。生ビールがメインのお店でも、「お酌用瓶ビール」を特別に加えたプランもあると気が利いたサービスとなります。

④ ウェルカムドリンクで和やかに
開始時間を決めても、5分10分遅れてくるメンバーもいます。そんなとき、実際の開始時間の繋ぎとしてウェルカムドリンク1杯をサービスし、待ち時間も有効に楽しんでもらいましょう。

⑤ コースの品揃えとネーミング
歓送迎会といっても、上司を送る会、栄転を祝う会、定年退職を祝う会、新入社員を迎える会、学生の謝恩会など様々です。ベストな方法は、それぞれのニーズにあてはまるネーミングとプランを用意しておくと幹事の心に刺さります。例えば「歓送迎会 OOOO円プラン」としているなら、「栄転を祝う宴会コース OOOO円プラン」としてみましょう。その宴会プランには何が必要か?何が喜ばれるのか?具体的な取り組みを考えてみることです。

まとめ
宴会は幹事とお店の協力次第で付加価値は大きく変わるものです。お店の型に嵌めるのではなく、幹事様の型に嵌めて売れるように取り組んでいただくことが後の売上につながっていくと考えます。ぜひ、実践してみてください。


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