ボリューム感 | 飲食店繁盛のヒケツ

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こないだ打ち合わせの中で、1品のボリュームが多いから見直した方が良いという話が出ました。もっと女性客でも利用しやすくしたいと。

確かに一部のお客様は残されるかもしれませんが、その他大勢のお客様は完食してリピートしてくれています。こんなときはどう判断しますか?

私の意見は反対です。

女性でも年配者でも、基本的にボリューム感というのが価値を決定する上での大きな要素です。まともなお客様なら「ご飯少なめに」との要望がでてきて、それに答えれば良いじゃない。

あと、女性客なら料理分量でのボリューム感も大事なんですが、品数や盛り付け方法でより効果的に見せることも大事です。

皿からわざとはみ出したり、盛り付けを小鉢で分散したり、高さを稼いだ盛り付けにしたり方法はいくらでもあるかもしれません。

また、大盛りという表現を「てんこ盛り」とか「山盛り」なんてほうが腹ペコにはそそる言葉でしょう。

特に、男性客で20代~30代なんてのはボリューム満足度というのがリピートする上で重要です。

どちらかというと、ボリューム感不足と感じている客層に焦点を合わせて改善していくほうが売上はのびていくと思います。一部のお客さんで食べ残す、量が多いという声はとりあえず放っておいた方が良いのです。



特に低単価でやっているお店ほど、これは意識した方が良いと思います。