オケクラフト=置戸(おけと)+クラフトの造語で、これも北海道常呂郡置戸町の地域産業ブランド。 置戸町とその近郊で生産される木製工芸品の総称です。
置戸町は北海道東部、常呂川の最上流部に位置する町で、昔は製材業が主幹産業だったそうですが、外国の安い材木が輸入されるようになり、次第に衰退傾向をたどっていきました。地域産業を残していく方法の一つとして、新たな形で復活をとげたのがこのオケクラフト。現在は町内の18の工房で職人の手によってひとつひとつ作られている様です。
確かに北海道といえば、木彫りの熊…とか、木工品が有名ですね。道内の土産品売り場には必ず木工芸品は見かけますし…。
そんな木製工芸品の中でもオケクラフトの製品は完成度が高い!
なんて素人が簡単に言えることではありませんが、見て美しい!使って気持ちいい!というのが個人的感想です。木の温かみや風合いなどの魅力は当然、オケクラフトにはプラス「使い心地」と「使う人」を考えたデザインになっているというのが一つの特徴だと思います。
試しに大き目のスプーンを使ってみましたが、口に入れる淵の部分の薄さと滑らかさには驚き! 丼を食べるのにも、スープを飲むにも、口触りが抜群に気持ちいい~!
写真じゃ伝わりにくいのが残念。とは言え、スプーンでしょ~?そんなにこだわらないし…というのもわかりますが、今までこだわりなく使っていた私自身が驚いた一品でしたので、是非オススメしたいモノです! けしてオケクラフトの回し者ではありません(笑)一本1,500円~1,800円だったと思いますが、頻繁に使えるものだからこそ高くない買い物だと思います☆