前に誰かからもらって積んであったんですが、ふと思い立って読んでみることにしました。
ユダヤ人の歴史はご存知の通り。でも、ユダヤの世界って知っているようで知らないものですね。
モーゼの十戒じゃないですけど、規律にあふれる世界です。

全体的には「性善説」なのかな…と。罪を憎んで人を憎まず、的な。
でもそれは日本的な楽天主義とは違って、過酷な世界を生きていくための知恵であり、経験則なんですね。
それから、「平等」ということをすごく重視しています。ともすれば窮屈なくらいに。

説話のような感じなので、割ととっつきやすいかもしれません。文庫本にしては厚めですけど結構早く読み終わってしまいました。




堕落論を読み直したばかりなので、どうしても「規律」をそっちの方向から読んでしまった気がします。
時間が経ったら読みなおしてみたいと思います。


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