先日、「 マツコの知らない世界 」 に、DREAMS COME TRUE の中村正人が
出ていました。
アンチ・ドリカムのマツコに、ドリカムの世界をメンバー自らが紹介してました。

好きな歌は数曲あるものの、私もあまりドリカムって・・・という感じでしたので

少し興味深く見てましたら中村さんの話すことに、ちょっと意外で気になったので

ちょっとチャートと、シナストリーを拝見。

 

1:

吉田美和はポジティブな女性ではなく、むしろダークな性格である。

異常な人見知りで、そのせいでテレビ出演が苦手。

家からあまり出ないで料理をしながら仕事(音楽)をする人らしい。

 

吉田美和さんの印象は、やはり前向きで歌とおしゃべりが好きというイメージが

私にはありました。

口がとても大きい、そこがチャームポイントだとも思うので ( 意外に本人はコンプかも )

歌が好き!おしゃべりも好き!って印象はありますよね。

それが意外に人見知りでダークな性格? ふーーーん・・・

 

吉田美和 1965年5月6日 北海道池田町

 

 

チャートを見るとダークな印象は無いです。( ハッキリ!)

全体的に地と水サインが多いので落ち着いた人でしょう。

12時で見てますが、月は終日蟹座にあります。ライツは牡牛座と蟹座ですから

確かに人見知りはするでしょうね、要は防衛本能がこの2つのサインで強化されてる。

知らない物、知らない人、知らない場所などに対して無防備じゃないだけです。

彼女の明るい人っていう印象はASCにあるのかもしれないですね。

あと、水星が牡羊座で月蟹座とスクエアです。ここが明るい前向きな印象を与えてる

のかとも思います。

私は活動宮同士のアスペクトは『 押しかけ女房のアスペクト 』 と常に呼んでます。

特に牡羊座とのスクエアは、天下無双の押しかけ女房です。

世話好きですし、相手の事を思って、相手がして欲しい事を世話してるつもりですが
本当は相手の事はあまり考えてはおらず、自分がしたいことを張り切って

相手にするという世話の焼き方です。
太陽牡羊座・月蟹座の工藤静香、同じくライツが牡羊座・蟹座のRIKACO
太陽牡羊座・月山羊座の和田アキ子など、かかあ天下が多い。
 

このアスペクトがあると元気な印象は与えます。
吉田さんも月と水星ですから、吉田さんの中にある元気な部分は相手にも伝わります。

中村さんが言ってるダークっていうのはどこからきてるのかしら?

出生時間次第では、月は太陽と土星とで小三角、土星と海王星で水のGトリで

カイトを作ってます。
乙女座火星は土星とオポで、ここが下手に使われると自暴自棄、いわゆるダークぽいけど。

水星以外の個人天体は土星とのアスペクトがありまぁ慎重派ですよね。
そこがダークに思うのかしら?ダークって言い方がちょっと違うと思うけど。

 

2:

元メンバーの西川隆宏さんは、吉田美和の大ファン。

吉田のためなら何でもやる!なにより吉田美和の歌が大好きだった。

 

地元が同じ北海道で隣町、高校生の頃からの音楽仲間だった西川さん。

一応・・(?)音楽の方向性の違いでの脱退だったそうですが

多分、一番の吉田美和ファンで理解者でもあったんだと思います。

 

はいっ!、ここからタイトルの太陽と木星の相性です。

 

内円 吉田美和 & 外円 西川隆宏

 

 

太陽と木星の合が入れ子であります。

吉田さんの太陽に西川さんの木星は少しオーブがありますが、西川さんの太陽に

吉田さんの木星はタイトに合ですね。

西川さんの火星と吉田さんの太陽が合、それに西川さんの火星と吉田さんの金星は

同サインでもあります。

吉田美和ファンな理由はここにあるでしょう。

太陽と木星の合は安心感を与え、甘え受け入れてくれます。
それに広義な意味での恩恵をもたらします。その中には安心感も含まれてるでしょう。

西川さんは結構厳しいチャートでして、とくにライツはハードアスペクトしかなく

合ではありますが、吉田さんの木星に助けられてる部分は多かったと思います。

また、人見知りが激しい吉田さんが、東京で一旗揚げるには西川さんの存在も

安心できる拠り所でもあったでしょうし、互いの金星火星が同サインなので

好みも似ていたと思うので、共感しやすい相手だったでしょう。

木星の合とソフトアスペクトは利益関係の恩恵にも預かれます。

ですが、太陽側の人間性がしっかりしてないと、アイデンティティが確立されてないと
恩恵が無駄になることもあります。

甘やかしてはくれますが、何一つ身になってないという、いざ自分が(太陽側)自立を

するときには何一つその恩恵が残ってないということになりかねません。

太陽側の人間は、木星のもたらす広義な恩恵に対する、意識と感謝の気持ちを
忘れてはいけません。

 

何にも知らない第三者の私が言うのもなんですが、西川さんは正式に脱退する前に

交通事故による不祥事を起こしてます。

2002年に正式脱退した直後に暴行事件の ( この件では不起訴 )勾留中で受けた

尿検査で覚せい剤反応がでて再逮捕されてます。
交通事故、暴行事件ともに薬物を摂取が原因なのかもしれませんが

そもそも、このようなことを起こす因子は西川さんの中にあります。

脱退前の行動にも片鱗は見えてたと思います。

今まではこれらの言動はメンバーに許してもらえてたのかとも思いますが
さすがに切らざる得なかったのかな・・と。脱退直後の覚せい剤はメンバーや関係者が

先手を打ったとしか思えないタイミングです。

恩恵を受けられてるうちに、きちんと身持ちを整理して自立すべきだったと思います。

 

太陽と木星の相性だけにフォーカスしていうと、甘やかしや恩恵は与えますが

叱ってはくれません。正しい方向に導いてもくれません。

なので太陽側は高い意識を持たなければ、さんざん恩恵に預かれたのに

甘えてばかりで貯金もせず、ある日、無一文で放り出されることもあるということは
意識しておきましょう。

 

 

おまけ・・・

 

中村さんはこう言います。「 吉田と僕の歴史は闘争の歴史 」

吉田さんはアーティスティックに考えますし、僕はビジネス的に考えますから

常に闘争が起きるとのこと。

何か穏やかでない言い方ですよね・・・お2人の相性もちょっと拝見。

 

内円 中村正人 & 外円 吉田美和

 

 

 

 

意見相違がありそうな水星のアスペクトですが、吉田さんの牡羊座水星に

中村さんの獅子座天王星と射手座土星がトラインで、火のGトリになります。

ソフトアスとはいえ、土星と天王星ですからね最終的には丸く収めるにしても

あれやこれや言ってくる土星と、自分にない価値観をぶつけてくることは否めない。

それに吉田さんの水星は牡羊座で中村さんの水星は天秤座ですからね。

この両天体にはアスペクトはないですが、自己中に考える牡羊座と

バランスで考える天秤座ですから、アーティスティック ( 牡羊座 ) vs ビジネス ( 天秤座 )

という相違は常にあるでしょう。

闘争という言い方は適切ではないと思うのですが、吉田さんの太陽に中村さんの天王星が

タイトにスクエアですね。これは、短期的な関係には刺激にもなりますが

長期的な関係には受け入れがたい相違が生まれます。

それがこじれて闘争になってしまうのでしょう。

 

音楽界のことを何も知らずに北海道から出てきた彼女にとって
すでにその世界に足を踏み入れてた中村さんは業界のいろはを教えてくれた人でしょうし
ブレイク ( 天王星 )するきっかけを与えた人でもありますが、徐々にキャリアを積んでいくと
意見の相違が生まれます。

中村さんの天王星は、吉田さんの太陽とスクエア、水星とトラインです。

吉田さんは太陽・水星側なので自分のアイデンティティに合わないことはしたくないと

頑なになることもあったと思います。

 

ですが、なぜそんな二人がこんなに長くビジネスパートナーでいれるのか?

私は夫婦相性でもある、太陽と月にあると思うのです。

お2人の出生時間は不明です。なので当然、月の相性はハッキリと言うべきでは
ないのですが、共に12時で見た場合、吉田さんの太陽と中村さんの月が合になる

可能性があります。

太陽と月のアスペクトは相性でも王道中の王道で、夫婦や長期的パートナーに

よく見られます。

トライン、スクエア、ポジションとありますが、このコンジャクション ( 合 ) というのは

他のアスペクトより特殊で、お互いの好き嫌いや居心地の良さみたいな感情とか

そういう本人の意思とは別物で、離れにくい・切りずらいという相性ではあります。

もちろん、居心地は良いと思いますし、理解し合えるからこそ長期的な関係に
なるのですが、仮にそういうのを抜きにしても離れずらいと思います。

 

このアスペクトはダウンタウンのお2人も持っている可能性が高く ( 12時で見ると )
浜田さんの太陽と松本さんの月が合である可能性があります。

性別がどっちであっても、裏では亭主関白や、かかあ天下であっても

表面的には太陽側を月が受け入れるような形になります。

 

吉田さんと中村さんの関係も、結局は中村さんが折れる形で納まるようです。

 

中村さんは、ドリカムは常に危機的状況で、365日解散の危機にあると言ってます。

でもドリカムの解散はあり得ない、ドリカムは吉田美和ひとりでもドリカムであると。

なので解散というよりは僕がクビになると。

でも、どうでしょう?
互いの天体で複合アスペクトを組んでたり、ライツが合である相性は

それでニコイチだとも思うんですよね。

それはいつか終わりはくるでしょう、永遠なんてないですから。

互いが死ぬときかもしれないし、お互いに音楽を止めるときかもしれない。

私は中村さんのいう、吉田はひとりでもドリカムだとは思いません。

ひとりで音楽をやるときは、歌手、吉田美和になるでしょう。

DREAMS COME TRUE というバンドは、二人の相性があって結束を意味すると思うのです。