本日、東京は朝から雨でございます。
雨の日に思い出す出来事があります。
あれは、何年前だったでしょう・・5~6年かしら?
その日も傘をささないといられないほどの雨降りで、私は新中野駅の鍋屋横丁のとある
コンビニに光熱費などの支払いをしようと歩いてました。
鍋屋横丁の歩道の縁石って少し高いんですね。その縁石に自転車ごと持ちあげようとしている
小柄なジイさんがいました。
荷台の部分にも大きなカゴをつけてる自転車を、右往左往しながらジイさんは持ち上げてます。
大変そうだな・・と思ったので声かけたら、縁石あがったすぐのマンションの駐輪場に入れたいとのこと。
私も小柄ですが、ジイさんよりは若いですし力もありますので、難なく駐輪場に入れたら
お礼を言って去って行きました。
私はそのまま隣のコンビニに入り、光熱費の支払いと買い物を済ますこと、、チッ・チッ・チッ3分!
コンビニを出ようとすると、3分前に自転車を持ち上げようと右往左往していたジイさんが
また同じ所で自転車もって右往左往してる。 何してんだ?あのジイさん・・。
ちょっと違和感を感じた私は、コンビニを出ずに外が見渡せるBookコーナーで立ち読みする
フリをして様子を伺ってました。
声をかけてくれる人を探してるような・・・に、しても何でまた自転車出してるの?
あっ、、、もしかしたら、あのジイさんスリなのかしら?親切してるあいだに財布でも
抜こうってんじゃないの?
色々と想像してしまいますよ、だって今しがた駐輪場に入れた自転車をまた引張りだしてるんですよ。
ですが、困ってるジイさんに誰も声かけない。
えっ・・・このジイさん、私にしか見えてないってことないわよね??
なんだか変な気持ちになり、ジイさんに見つからないようにコンビニを出たのですが
その日、一日気になって仕方がない。ジイさんの光景が頭から離れない。
もしかしたら、あのジイさんは死神で、私は数日後に何らかの理由で死ぬ運命で・・
だから私にしか見えなくて、でも、最期に死神が私の人間としての善人度テストをしていたのではないか・・・?
でも、何で新中野の鍋屋横丁に死神がいるのかしら・・?
など、気になった想像は、えらいところまで妄想として飛躍してしまいます。
そして、風呂の中で出した妄想結論は・・・
あのジイさんは多分、多分ですけど、世の中の「 世知辛さ 度 」を確認していたのではないかと。
自分が生きてきた80年近い人生( ← 年齢的に70代後半に見えたので )いい時代もあった。
でも、高度成長期を迎え、物事がシステマチックに動き、町並みも人の関わり方の意識もかわり
昔は良かったなぁ・・と振り返ることが多くなる年齢にさしかかり、暮らしにくい、世知辛いと思って残りの人生を生きたくない!と、人間の本質を再確認したかったのではないかと。
( すでに、えらい妄想ですけど・・^^;)
そんな風に想像( 妄想?)すると、あのジイさんの行動に納得がいくのでありました。
雨の日には、必ず思い出す、あのジイさん。今頃どうしているのやら。
雨の日に思い出す出来事があります。
あれは、何年前だったでしょう・・5~6年かしら?
その日も傘をささないといられないほどの雨降りで、私は新中野駅の鍋屋横丁のとある
コンビニに光熱費などの支払いをしようと歩いてました。
鍋屋横丁の歩道の縁石って少し高いんですね。その縁石に自転車ごと持ちあげようとしている
小柄なジイさんがいました。
荷台の部分にも大きなカゴをつけてる自転車を、右往左往しながらジイさんは持ち上げてます。
大変そうだな・・と思ったので声かけたら、縁石あがったすぐのマンションの駐輪場に入れたいとのこと。
私も小柄ですが、ジイさんよりは若いですし力もありますので、難なく駐輪場に入れたら
お礼を言って去って行きました。
私はそのまま隣のコンビニに入り、光熱費の支払いと買い物を済ますこと、、チッ・チッ・チッ3分!
コンビニを出ようとすると、3分前に自転車を持ち上げようと右往左往していたジイさんが
また同じ所で自転車もって右往左往してる。 何してんだ?あのジイさん・・。
ちょっと違和感を感じた私は、コンビニを出ずに外が見渡せるBookコーナーで立ち読みする
フリをして様子を伺ってました。
声をかけてくれる人を探してるような・・・に、しても何でまた自転車出してるの?
あっ、、、もしかしたら、あのジイさんスリなのかしら?親切してるあいだに財布でも
抜こうってんじゃないの?
色々と想像してしまいますよ、だって今しがた駐輪場に入れた自転車をまた引張りだしてるんですよ。
ですが、困ってるジイさんに誰も声かけない。
えっ・・・このジイさん、私にしか見えてないってことないわよね??
なんだか変な気持ちになり、ジイさんに見つからないようにコンビニを出たのですが
その日、一日気になって仕方がない。ジイさんの光景が頭から離れない。
もしかしたら、あのジイさんは死神で、私は数日後に何らかの理由で死ぬ運命で・・
だから私にしか見えなくて、でも、最期に死神が私の人間としての善人度テストをしていたのではないか・・・?
でも、何で新中野の鍋屋横丁に死神がいるのかしら・・?
など、気になった想像は、えらいところまで妄想として飛躍してしまいます。
そして、風呂の中で出した妄想結論は・・・
あのジイさんは多分、多分ですけど、世の中の「 世知辛さ 度 」を確認していたのではないかと。
自分が生きてきた80年近い人生( ← 年齢的に70代後半に見えたので )いい時代もあった。
でも、高度成長期を迎え、物事がシステマチックに動き、町並みも人の関わり方の意識もかわり
昔は良かったなぁ・・と振り返ることが多くなる年齢にさしかかり、暮らしにくい、世知辛いと思って残りの人生を生きたくない!と、人間の本質を再確認したかったのではないかと。
( すでに、えらい妄想ですけど・・^^;)
そんな風に想像( 妄想?)すると、あのジイさんの行動に納得がいくのでありました。
雨の日には、必ず思い出す、あのジイさん。今頃どうしているのやら。