少しご無沙汰しています。
だいぶ涼しくなり、金木犀の香りも風に乗って遊んでいますね。

今日は月と火星のアスペクトで感じたことを書きます。

私の身近に接してる人の何人かに、極度の甘党がいます。
皆さん、そこそこには身体が欲すると糖分を摂取するとは思います。
休憩の時にコーヒーとクッキー数枚とか、久しぶりの友人とのランチなので
たまにはデザート付きのコースにするとか、夕食後に果物を食べるとか。
私なんかは、こんな感じで糖分を摂取するのですが、甘党の人って、日常的に色んな
場面で摂取する以外にも、ホテルなどのスイーツフェアや、いま流行りのスイーツを
食べに店まで足を運ぶ人が多い気がします。 私の周りにもこのような方がいるのですが
共通してるのが・・・ 怒りやすい性格なのです。
出生データーがない人もいるのですが、データーのある人で共通してるのが
月と火星のスクエア なのです。イライラしてるから糖分を過剰に摂取したがるのかな?

私は、医者でも学者でもないので詳しくは分かりませんが、セロトニンという物質の減少が
幸福感・満足感を得られなくするらしいのです。
このセロトニンという物質は、感動的な芸術や自然を愛でた時の感激や
恋人との安定的な関係などが、保たれてるうちは分泌してるのですが
それらを得られなくなると減少し、幸福感や満腹感などの満ち足りた心がなくなり
イライラしたり不安定な精神状態になるそうです。そうすると、どこかで満足感を得たいので
手近で得られるモノに手が出る。一番身近なものが、食べ物。次が買い物らしいです。
甘い物はセロトニンを一時的に増やしてくれるそうです。

確かに、月と火星がスクエアの人って自分の欲することに貪欲です。
貪欲が故に満たされた感覚を得づらく常に空腹 ( イライラと落ち着かない )状態なのです。
また、自分のルール、予定通りにものごとが進まないと癇癪を起こします。
分かっていても、根本的には大目にみることが出来ず、結局は口と手が出て自分で
何でもしてしまいます。これも、人のやり方では満足感、やったった!!感が
得られないのでしょう。
内心は 「 予定通りに行かないこともあるさ・・ 」 とは思いつつも、我慢ができない。
これは、月という感受性の器を、拳でもある火星がぶち壊していくからでしょう。
このように、分かってても・・やってしまう という内部葛藤が起きるアスペクトがスクエアです。
この月と火星のスクエアは、三区分で出方が変わります。

【 活動宮 】
とにかく激しい。
撃沈したかと思うとすぐ浮いてくる。抜いたのにまた生えてくる。
月の器を火星が壊しても、また元に戻るような・・要は、脱皮を繰り返す感じです。
そして、脱皮の頻度が早い。この激しさに周りはついて行けないくなる。

【 柔軟宮 】 
とにかく不安定。柔軟宮のスクエアは一番病みやすいのではないでしょうか?
一見、完全に壊れてるわけでもなく、でも補強はしないと使えないような・・
大丈夫と思ったら、大丈夫じゃない・・・あれ?でも、大丈夫そう?みたいな感じでしょう。
この不安定さに、周りは危なっかしいさを感じ、徐々に距離を置かれる。

【 不動宮 】
とにかく頑丈。この頑なさは活動宮のような壊れやすさや、柔軟宮のような不安定さは
ではないです。
山の如し、岩の如しで動きません。器である月も、拳である火星も頑丈です。
壊れにくが故、全てにおいて長期戦なので、完全に消耗すると・・身動きが取れない。
周りが譲ったり折れたりと動きまわります。そして頑なさに呆れられ人が離れてく。


月と火星のスクエアは、結構タフでもあります。
もちろん精神的 ( 月 )にはそれなりに疲労してますが、体力 ( 火星 )があります。
なので、疲れてても言わなきゃ気がすまない、やらなきゃ気がすまないのです。
月と火星のエネルギーが比例してないんですね。一番気が休まらないのが
スクエアというアスペクトでしょう。

空腹 → 満腹 は日常的で、短時間で起きる生理現象です。
月と火星のスクエアも、日常的に身近な出来事で発動してしまうエネルギーです。
この消耗にはやはり、長期的で熱中してできるものを探すことをお勧めします。
満腹感は達成感に変えた方が良い!
食欲の秋でもありますが、芸術、スポーツの秋にしてみましよう♪