家田荘子 尼崎事件に「主犯から恐れが伝わってこない」
 ヤクザの世界に生きる妻たちを描いた映画シリーズ『極道の妻たち』。その原作者で作家・僧侶の家田荘子さ..........≪続きを読む≫

連日、テレビや新聞、ネットを賑わすこの事件ですが、取材するに連れ見出しや記事に踊る
「 恐怖支配 」 「 洗脳の恐怖 」 「 暴力と洗脳 」 などの文字。
既に逮捕されている、角田美代子被告は現在64歳で団塊の世代です。
年齢からすると、1948年辺りの生まれになりますね。
1946年~1948年の8月初旬までの世代星のアスペクトとして目立つのは
土星と冥王星のコンジャクションです。
冥王星は約248年をかけて12星座を一周し、土星は29年半で12星座を一周します。
この2つの天体が同じ位置になるには33.4年に一度、オーブを含めれば2~3年が
土星・冥王星のコンジャクションの世代です。

単にこのアスペクトだけで言えば、冥王星の意味 する
「支配力、底力、破壊性、再生力 」などの冥王星の極限のパワーが
土星により構築され、枠組・骨組み輪郭が強化された強大な並外れた力になります。
私のイメージでは、黒くデカイ、驚異的な要塞のような、温かみなどは少しもなく
物凄い威圧感のある、穴なのか、塊なのか・・・という感じかな。

もちろん個人のチャートで読む場合は ASC・MC・太陽・月・水星・金星・火星などが
この土星・冥王星の合とどうアスペクトを取ってるのかを見ていく必要があります。
ポジティブに働くと、何か成し遂げる時には大きな力が働き、それに伴った成果が
得られるように思います。
逆にネガティブに働くと、社会ルールに反した行動をとったり、人情に乏しかったり
過激な考えを持ったりしやすいように思います。

角田被告の生年月日を入手した訳ではないですが、角田被告が起こした事件に
「 恐怖支配 」 「 洗脳の恐怖 」「 暴力と洗脳 」などという言葉を用いられる背景には
この土星・冥王星のコンジャクションというアスペクトがあるからなのは頷けます。

1946~48年から33.4年後の1981~83年辺りにも、このアスペクトがあります。
この世代に生まれた人物が起こした事件に、神戸で起きた児童殺害事件の容疑者
「 酒鬼薔薇 聖斗 」 そして「 秋葉原無差別殺人 」の 容疑者などがいます。
このような無慈悲な事件を起こす人間がいる一方で
秋葉原事件の犯人と、同世代で(1982年)出生も同月で6日前の生まれに
水泳のゴールドメダリストの北島康介さんがいます。
このように人によって雲泥の違いが出てます。

しかし、この事件でも 「 洗脳 」 という文字が飛んでますが
少し前にオセロの中島さんの時にも同じ言葉を耳にしました。
彼女の場合は、ネイタルチャートでも、当時のトランジットでも
海王星が強い影響を与えてました。
海王星の洗脳は、犠牲的で同情的で自分のことなのか?他人事なのか・・?
境界線がボヤけた印象に対し、この冥王星と土星の洗脳は、生きるか死ぬかを
徹底的に強要させる洗脳です。
土星には 「 納屋・物置、汚くて暗い場所 」  冥王星には 「 死刑場・死体置き場 」という場所を表します。 
今回の事件は、土星・冥王星の色合いが濃く出てる気がします。