どれくらいぶりの更新なんだ・・・。

 

こちら東京では11月を迎えやっと涼しくなってきました。
10月のスポーツの日あたりの連休ではまだ、エアコンを使用してましたし
10月の3~4週目にはエアコンこそ未使用でしたが扇風機は使用してました。
室内は熱気がこもるので台所仕事なんかしてると、まだ暑いのよね。
10月の4週目なんか涼しかったのですが、我が家の風の通り道は

ベランダ ⇔ 玄関なのですが、方角は東西になり、東西で風が吹いてくれないと
家の中に風が通りません。南北で風が吹いても家の中には風が通りません。

ですが「風」はいずれ風向きが変わります。南北に吹いていても30分で東西に変わることもあります。

 

さて、近々の徒然は「風」です。

10月31日に長年、未解決だった名古屋主婦殺害事件が解決しました。

ご遺族が背負ってきた、長年の重荷が1つでもおろせたのではないかと思いたいです。
さて、ここに至る経緯は詳しく報道されてませんが、確認できる範囲では

犯人は、今年に入り警察にDNAの任意採取を求められてたが同意してなかった模様。
断ってる時点で警察は不審に思うだろうから、その後も数回に渡り任意採取の声掛けはしてると思われる。
それでも応じない場合は、令状を取るという段階に動くだろうから、そのあたりで

犯人も観念し10月に入りDNA採取に応じたと思われる。まぁ、こういう流れだと思います。

事件直後の捜査の段階で、1度でも犯人が容疑者と浮かんだ事があったのだろうか・・・?

なんで今年だったのだろうか・・?と、考えたときに、私は「風」が変わったんだと思ったんです。

事件発生から何十年も経ってしまっている事件に多くの人員はさけません。
少人数で、過去の調書を読み返してても、ただ時間が過ぎるだけです。
憶測ではありますが、新しい人員( 「風」 )が未解決を扱う部署に配属されたのではないかと思うのです。
全く違う方向から風が吹いて、大きく風向きが変わったのだと。
被害者や犯人、関係者の生年月日が入手できないので、星を読むことはできません。
未熟な私にはホラリーで事件を読むこともできませんが、自身の経験や見聞から
明らかに風向きが変わるという出来事はわかります。この「風」変わるという変化は
日常の小さい&大きい出来事から、このように何十年も停滞してる( 風が澱んでる )
社会的な大きな出来事も変える力があります。

 

私はこの街に40年近く住んでいますが、ここに引っ越してくる前からあった
近所のお米屋さん。

普通の米屋で、米だけを精米して売っていて、大口の客があったとしても
近所の小中学校でしょう。

東京23区の学校給食はサテライト調理ではなく学校の給食室で作るので
大口の顧客にはなるでしょうし、後はご近所の飲食店くらいで、店構えも踏まえて
何十年も地元で経営してる普通の町のお米屋さんです。
ですが、10数年前に「風」が変わりました。米屋の目の前の広い土地を区が買い取り

大学が誘致されるということになり、工事期間が3~4年ありました。
当時の周辺は昔ながらの個人商店だらけで、コンビニが2~3件、牛丼屋が1軒
町中華屋が1軒、飲み屋が数件と食事をする場所は少なく、飲食店は反対側の
西口に集中してました。
大学の誘致でしたから、大手デベロッパー数件に下請けやらなんやらで、
50~60人以上の人が建築現場で動いてましたから、コンビニ数件と牛丼屋と

町中華屋が1軒づつでは昼飯は賄えません。

そこで、米屋は・・・今までは精米して米だけ売っていたのですが
米を炊いておにぎりにして売り出したのです。
おにぎりを6~7種類ほどとお稲荷さん、味付け玉子みたいな内容でしたが
翌年にはおかずのついた弁当も売るようになりました。
工事も終わり、都心部にあった大学が移転をして来てもしばらくは弁当や
おにぎりを売ってたのですが、その頃にはチェーンの飲食店や個人の飲食店も増え
当然ですが大学構内にも学食もありますから、売り上げは工事中よりも落ち込んだと思います。
が・・・、そうこうしてたら、米屋が5階建てくらいの賃貸物件になりました。
土地ごと売ってマンションを建て家賃収入に切り替えたのです。
米屋家業は弁当屋家業に変わり、別の場所で継続し、もう1軒増やして

元気に営業中でございます。
何十年も同じ場所で動かず、手を広げず米屋を経営していても、ある日「風」が

変わる時が来るのです。自身が動かない限り、そうそう変わる風向きではない

でしょうが、俗にいう千載一遇のチャンスを見誤らなかった

時は過ぎ、ここ数年の物価高に加え、去年からの急激な米の高騰。

またもや違う方向に風向きは変わりました。米屋のままだったら

どうなってたんだろうと思います。

 

現在は「風」時代と言われています。風、空気を敏感に感じましょう。