杉本博司 様々なる祖型展 見る。 | アウトドアとアートの日記や関西・神戸のイベント情報ブログ [artdoor]

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杉本博司 写真 現代美術


  中之島国立国際美術館にて。

写真を見ているというよりも、本を読んでいるかのような感覚を覚える作品たち。去年の1月にもヒルズのもり美術館で彼の展示をみたけれど、今回の展示も、前の作品あり、見た事ないものありの展示。数式を3D模型にした立体の撮影と、名建築のボケボケ写真。+シェイクスピアの肖像(蝋人形だけどね)まず、展示の仕方がストイックに感じた。広い空間に等間隔におかれた柱のような壁が空間に荘厳にたつ。その柱とも言える壁の両面に、飾られる作品は、壁を表と裏とすると、表面には建築の写真、裏面には数学模型の写真が飾られる。世界観がすごくて、神聖にさえ感じる。ヒルズの時もそう感じた。展示。建築のは、建築が好きなのでそれだけで楽しめる。コルビュジェのロンシャンの教会ってほんとはこんな名前なのか!!!とか教会がモチーフっぽいのになんで建築1個だけフランク・ロイド・ライトのグッゲンハイム美術館だけ美術館なんだろうとか思った…まあ所蔵してるのがこれしかないからなあボケた名建築の向こうに杉本氏は何が見えているのだろうか。美しいと思った物をあえて抽象的、に魅せる事で写真における印象画のようにも感じた。数学の立体。これも去年の日記にも今見返したら書いてあったけど、この数式が作り出す立体の美しさがよいです。そして数学でこんな肉感的なフォルムがつくりだされる事に、数学と自然って似てるんじゃないかなーと思った。昔のピラミッドとかも人工物だけど、あれも色んな数学的にも美しいという情報を聞いた事あるし数学って面白いなぁ~と興味をもちました。数学嫌いだけど。