猫まんじゅうひとつ下さい(=^エ^=) -185ページ目

しまねこ旅立ちまでの奇跡 最終章 (前編)

昨夜のご報告から、コメント・お返事もせずすみませんでした。


みなさまの温かいコメントは読ませていただいております。


ここで、今までのことをご報告させていただきたく存じます。


記憶がはっきりしているうちに残しておきたいので、長くなることをお許し下さい。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


1日預かりするかどうかで、迷っていましたが、


彼が午前中で帰ってくることで、午前中だけお預けする事にしていました。


ただ朝から調子が悪そうだったので、心配でなりませんでした。


ご飯も食べたくなさそうでしたが、a/dをシリンジで少し飲んでもらいました。


病院へスーが連れて行くと先生も「調子悪そうだね」と。


私は先生に聞きました「今日・・・明日なんでしょうか」と。


先生は遠くないだろうねというニュアンスが返ってきました。


足のテーピングを取り替えることも、膿んでいるわけでもなかったのでしませんでした。


もちろん預かってくれるとは言っていましたが、

私は鼻でかとの約束を反古して、連れて帰りました。


この時の判断を一生、忘れないでしょう。


病院から鼻でかに電話し、連れて帰ると話し、泣きながら自転車をこいで帰りました。

自宅でキャリーから出したしまねこを、トレイに行かせ、


掛け布団をめくった状態で暖めたコタツへ寝かせました。


それでも、手の肉きゅうが冷えて、つめたく、まるで壊死しているようでした。


呼吸も「はっ、はっ。はっ」と短く浅く、心拍は早い。


この時、間近に迫り来る死を悟りました。


お水をたくさん飲みたがったので、小さい水入れに複数用意し、頻繁に取り替えました。


鼻でかから「おれは俺の仕事を全うする。しまねこを頼む」とメール。


「わかった。必ず看取る」と安心してもらえるような返信をしました。


本当は、本当に今日・明日なのか、その時がいつくるのか不安で不安でしかたなかった。


時間は10:00 まだ1日ははじまったばかり。


しまねこは全然寝てくれません。


体力がこれでは持たないと思い、鼻でかのベットへ移し、私も横になりました。


まくらを2つ並べて「一緒に寝ようねー」とお話しすると、やっと3時間ほど寝てくれました。


14:00に目が覚め、ずっと傍でお話ししたり、撫でたり濃密な時間を過ごしました。


歌ったりもしました。呼びかけは止まりません。


もうしまねこの左目は。内側からの腫瘍と瞬膜でほとんど視力がなく、


右目も瞬膜部分が邪魔をして、視界が狭まっていました。


きっと、見えないことでずっと呼んでいたのだと思います。


17:30 半身を起こし、そわそわしだした為、トイレかと思い、連れて行きました。


点滴しない限り、どうしてもペットシーツではしてくれないのです。


トイレのあと、とても大きな声で「なーーんん、にゃーーん」と鳴き苦しみ始めました。


とっさの事で、動揺し、余計な事だったと後悔ましたが、


とにかく思いつくままに、しまねこの身体を大きくつよくさすり


「フィーゴ。フィーゴ。大丈夫?こっち、お母さんだよ!!しっかり!!」


そんなようなことを大声で叫んだ気がします。


ぐったりと横たわり、なんとか意識を取り戻しましたが呼びかけも無くなりました。


死がしまねこを包んでいました。


あと1時間、「もうすぐお父さんが帰ってくるよ」と励ましました。


なんとか間に合って欲しい!祈る気持ちでドアの鍵があくのを待ちました。


19:00ちょっとすぎ、鼻でかが帰宅。


「お帰り、いまならまだ間に合うから早く会ってあげて」


コートをぬぐこともなく、鼻でかはしまねこを撫でながら号泣しました。


「職場で、おまえが心配しないようによく笑うようにしていたよ」と報告していました。


昼間送った写メをみて時間がないことを感じたそうです。


そして、なにやらふたりでおしゃべりしていました。


ここでしまねこは最期の輝きを魅せてくれます。


鼻でかに会えたのがすごく嬉しかったのでしょう。


テンションあげあげで、スフィンクスような体制で鼻でかと私を交互に見て、


少しでも離れるとまた呼びかけしてくれたのです。


比較的持ち直したように魅せてくれ、鼻でかをホッとさせてくれた。


鼻でか家の取りまとめ役しまねこの気配り、優しさ・明るさすべてをここで見ました。


しかも、ポッポやポケと一緒にベットでご飯を自分から食べたのです。


またお水をたくさん飲みました。


鼻でかが買ってきてくれた「かまどか」のお弁当を私達もベットの横で食べ、幸せな時間。


動画も撮る時間も残していてくれました。

(しまねこから、応援下さった皆様へお礼のコメントも

残してくれたので後ほどUPしますね。)



テレビをつける事もなく、温かい時間の中にいました。


そして、そのときは突然やってきました。


また、トイレにいくと言い出したのです。


今度は、ベットから自ら強引に這いずり出て、ほふく前進。


「さっきみたいに、発作になっても私のせいにしないでよぉ」と怖さを吹く飛ばすために


予感や・怖さを吹く飛ばすために、あえて言いました。


「するわけないじゃん」このやり取りを覚えています。


しまねこをトイレに運んだとき、急にもがき苦しみだし、


やっぱり、さっきと同じように痙攣し大きな声で鳴きわめきました。


まただ。


さっきより大きな声でしまねこを呼び、大きく強くさすりました。


戻ってきてと。


その時、彼がもう逝かせてあげようと言いました。


私は、我に帰り、しまねこの手を握って


ふたりで「もういいんだよ、大丈夫だよ。お迎えお願いしておいたから」と話しました。


しまねこは痙攣しながら、「カッァツ」と何かがつまったような様子を見せ、大きく口をあけ


窒息しそうになっていました。


そのとき、しまねこの瞬膜が両方ぶっとび、カァッと開き、目全体が緑がかった色に。


これが何だったのかは不明ですが、そのとき、どうやら全盲になった様子でした。


1度転び、後ろから抱きしめるとゆるく、緩く痙攣をし、足は平泳ぎしているよう。


心臓が止まろうとゆっくり動いていました。


そのまましまねこは逝きました。


いつどの瞬間に逝ったのかはわかりません。


でも、私の手の中で逝ったのは間違いないと思います。


最期まで、苦しませてしまった。


眠るような死を迎えることが出来なかったけど、若い命を太く、強く燃やした最期でした。


かっこよかった。


しまねこが戦う姿は、ちから強く、最期まで自分の尊厳を保とうとしていた。


今は、しまねこ用のベットで眠ったように横たわっています。


始めは見開いたままだった目もいまは閉じ、穏やかなお顔に見えます。





火葬は明日11月20日(木)午前中と決まりました。


愛らしいむっくむくの肉体も空へと還ります。


いまは、まだ現状に気持ちを沿わせるだけで精一杯です。


しまねこへの思いや、皆様への感謝の気持ちは改めて、


記事とさせていただくたく存じます。