ひさびさに電子工作ネタ♪

充電器作ってみたんですよ  ミ・∀・ミ●●●ヘミ~

充電池の何がめんどくさいかというと充電管理ですよね。
過充電をさけるためには、タイマーを使えば良いとしても
使い切ってから再充電するのではなく
中途半端に使ったものを再充電する場合に何時間充電すればよいのか分からないし
充電池が多数あって、どれが満充電でどれが放電済みなのか
見た目では判断できないなどの問題があります。

そこで、この「多寡混在対応型放置上等式充電器」




ご覧のとおり、単一2本、単二2本、単三10本、単四8本を
同時でも単種でも1本だけでも充電可能
そのうち単三4本と排他で、9Vの角型電池の充電が可能ですし
画像では、手持ちに単二型が無いためミノムシクリップでディフィートしていますが
ミノムシクリップを適宜接続することで



↑のようなイレギュラーな充電池にも充電可能です。
(この場合は、接続する充電池によっては過充電のリスクがあります)

充電時間は、100均で売ってる単三タイプで、なんと

 ~ヘミ●●●ミ・∀・ミ  一ヶ月半ほど

いやまじで笑うところではなくて
「トリクル充電」というのがありまして
充電に100時間以上かかるような微弱な電流で充電する場合
充電状態で放置しても、寿命にほとんど影響しないという充電方式です。

この「多寡混在対応型放置上等式充電器」は
トランスをひねくれた接続のしかたで3個使うことで
電池1個から22個(計算上は更に増やせますけど板の大きさの都合で妥協しました)まで
適度に微弱な電流を安定して流せるように作っています。

回路図は



こんな感じ、ハイテクな部分などありません、むしろ時代遅れの感すらあります。

トランスを無駄に使っているように見えるかもしれませんが
レギュレーションをわざと悪化させることで
負荷変動による電流の増減を抑制しているのです。
充電電量が微弱(最大で5.4mA)であるゆえ
満充電した電池と放電しきった電池を混在しても問題にはなりません。
満充電状態で放置しても問題にはなりません、放置上等です。

使用しているトランスは、100均で売ってる充電器から取り出したトランスです。
ダイオードは、小信号用の低ドロップのもの
コンデンサは、耐圧が充分なら、1μFもいらないでしょう。
(0.33μFのものを使用しています。)
(以下2行加筆)回路図では、めんどくさくて省略しましたが
電池は、すべて直列に接続します。

あと、一番上の画像にある単1型の充電池は知ってる人が見たらおどろくでしょう。
20年ほど前の物です。
単1型、単2型って、めったに使わなくなりましたね~

 ~ヘミ●●●ミ・∀・ミ