新日本有限責任監査法人(東京都千代田区)は、2011年度の起業家表彰制度「アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー・ジャパン」をこのほど開催し、日本代表としてシール・軸受けなどの磁性流体応用製品メーカー、フェローテックの山村章社長(67)を選出した。
この顕彰制度は今年で11回目。各界の有識者らが創造性や成長性、国際性などの審査基準に基づき選ぶ。
審査対象となる企業に最低2年以上携わっている起業家で、上場企業かそれに準ずる企業を対象にした「アクセラレーティング部門」では、ヒト・コミュニケーションズの安井豊明(とよみ)社長(46)が選ばれた。同社は人材派遣会社。
安井社長は「日本が誇れるのはモノづくりと接客力。この接客力を技術ととらえて、もっと高いレベルに引き上げ、雇用を創出して社会に貢献したい」と語った。
スタート間もない若い企業を対象とする「チャレンジング・スピリット部門」では、インターメディアサービス業を行うリブセンスの村上太一社長(25)が輝いた。
今回の日本代表候補者は、村上社長をはじめとして若手経営者が目立った。そうした中、日本代表に選出された山村社長は「これからも若い経営者に負けないように取り組んでいきたい」と述べた。
また、審査委員長を務めた椎名武雄・日本アイ・ビー・エム名誉相談役(82)は「日本にもビジネスチャンスがまだまだたくさんあることが分かった。新しいベンチャー企業が加わることで、日本を元気な国にしてくれる」と総括した。
同監査法人では来年度以降、地区大会なども開催することで、制度のさらなる知名度向上を図っていく。
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