
この所こちらでもちらほら見かけるようになりました。あんまり買う人はいないんでしょうね。お腹にたっぷりのぶりこも入っている様子。
我が家では、味噌田楽にして焼いて食べたり、煮つけにしますが、一番はやっぱりしょっつる鍋でしょうか。 しょっつるは実家に帰ったときに、切らさないように仕入れてきます。 あっさりした鍋ものですが、お魚のうま味を引き出すしていくらでも食べられます。 ハタハタは身がやわらかく崩れやすいので、食べるのが少し面倒ですが、なかなか脂ものっていておいしい魚ですよ!
ハタハタといえば、ブリコ。 ハタハタのたまごです。

私の子供の頃には、おやつ代わりに近所の駄菓子屋さんの店先に必ず売っていましたが、今ではほとんど見かけなくなりましたね。 一時期ハタハタがすっかりとれなくなって、ブリコが手に入らなくなったようです。 今はたまに市場にあってもびっくりするようなお値段らしいです。 実家に帰った時に父が時々用意してくれているぐらいです。
考えるとなかなかレアな食べ方です。
こんな食べ方する魚卵なんて他に聞いたことありません。
ハタハタの成熟した魚卵は、皮が固くなって普通の魚卵のように全部は食べられなくなっています。 飲み込めないような粒々の固まりです。
そこで薄い醤油味のだし汁を温めたなかに、一口大に手でちぎったものを浸して味をつけます。 (その時、決して煮立たせてはいけません)
そして味のしみ込んだブリコをがりがりと噛んで、中のエキスを味わっては、皮を捨てます。 つまり魚卵のガムのようなもの・・・??
食べ方もなかなかコツが要って、上手に食べないと口の中で、ブリコの皮がバラバラにくだけて吐きだすのが大変です。 慣れた人はきれいに皮を出せますが・・・
好きな人にはたまらない味で、食べだすと結構ぼりぼり止まらなくなって、顎が疲れちゃったものでした。
こういう風に書いても食べたことのない人には想像できないでしょうね。
興味がある方は冬に青森の市場へ行って、「ぶりこありませんか~」って聞いてみてください。きっとおばさんが買えるところ教えてくれますよ。