積みゲーから引っ張り出してクリアし、事の真相が気になって英語wikiを確認しました。

残念ながら日本語wikiは存在していないので(自分でも作る気は起きない)、このゲームの真相だけ英語wikiを訳し、載せておきます。(一部表現は差し替えてます)

 

最終チャプター、ブッカーがカムストックを殺害したあとの展開についての記述になります。

 

--啓示-------------------------------------

 

エリザベスは自分とブッカーとソングバードをラプチャーへと転送するが、そこでソングバードは深海の水圧により破壊される。エリザベスはブッカーに、サイフォンがなくなったことで彼女が「無限の」世界を見通し、ティア(次元の裂け目)を開くことができ、全ての並行現実を同時に認識できるようになったと明かす。彼女はまた、カムストックは本当には死んでいない、なぜなら他の世界では彼はまだ生きているからだと告げる。

 

カムストックを完全に止めるため、エリザベスとブッカーは扉として現れるティアを通り抜ける。それはブッカーの真相を明らかにするものだった。不安に囚われ気が進まないブッカーは、エリザベスに一緒に逃げようと頼み、パリへのティアを開くよう頼むが、エリザベスは彼に真実を明かすことに固執していた。

 

真実は、1893年、ブッカーがロバート・ルーテスに出会い、ザッカリー・ヘイル・カムストックの代理として取引を持ちかけられたことだった――カムストックは娘のアンナと引き換えにブッカーの全ての借金を帳消しにするというものだった。1893年10月8日、ブッカーはアンナを売ったが、すぐに後悔し、ロバートを追いかけた。ブッカーは、奇妙なポータルとその中にいる女性の近くの路地で、カムストックとアンナと共にいるロバートを見つけた。

 

カムストックがポータルを通り抜けようとした瞬間、ブッカーは掴みかかり、カムストックがポータルを閉じるように命じる中、アンナを彼の腕から奪い取ろうとした。カムストックはブッカーを振り払い、アンナが手を伸ばしたまさにその時、ポータルは閉じ、その過程で彼女の小指が切断された。後悔に打ちひしがれたブッカーは、酷いアルコール依存症に陥り、ギャンブル癖が悪化した。彼は荒れ果てたアパートのアンナの部屋のドアを閉ざし、右手にアンナのイニシャル「AD」を焼き付けた。

 

 

約20年後、ブッカーは再びロバート・ルーテスと出会い、アンナを取り戻す機会を提供される。彼がしなければならないのは、ロバートがオフィスに呼び出したポータルを通り抜けるだけだと言う。ポータルを通ることでブッカーは記憶を正常に維持できなくなり(現実間移動の副作用)、そして彼は古い記憶から新しく、そして異なる記憶を作り始めた。混乱から落ち着いたブッカーは、借金返済のために、空に浮かぶ都市コロンビアに侵入し、エリザベスという名の少女を連れ戻す任務を負ったと信じこんだのだ。20年前から頭に残っていた「娘(アンナ)を連れて来い、そうすれば借金を帳消しにしてやる」という要求を、ブッカーはカムストックと既にした取引ではなく、仕事内容として記憶を改ざんしたのだ。

 

 

ロバートとポータルにいた女性、ロザリンドは、ブッカーをボートに乗せ、ブッカーの改ざんされた記憶が、次元移動に関連する記憶喪失に関する男の理論を裏付けていると話し合う。ボートがメーン州沖の小さな島に到着したまさにその時、ブッカーは目を覚ます。今、記憶が戻ってきたブッカーは、エリザベスが実は娘のアンナであることに気づく。

 

 

起こった全てのことをカムストックのせいにするブッカーはエリザベスに、カムストックが赤ん坊だった頃に戻り、ゆりかごの中で殺す必要があると言い出す。だが、彼女がブッカーを、彼がかつていた洗礼の場に連れ戻して初めて、何が起こったのかを理解する。彼の世界でブッカーは洗礼を拒否したが、別の世界ではそれを受け入れたのだ――その世界では、ブッカー・デュイットは深く信心深い男になり、ザッカリー・ヘイル・カムストックと改名したのだ。

 

 

複数の並行世界のエリザベス(アンナ)が現れ、この真実をブッカーに明らかにする。エリザベスはブッカーに、カムストック(彼自身)が行った残虐行為と、エリザベスに与えられた危害を消し去る唯一の方法は、彼が洗礼を受け入れる(または拒否する)前に死ぬことだと説明する。それによって何もかもなかったことになるのだ。数人のエリザベスがブッカーを溺死させ、カムストックが存在する全ての現実が消滅する。カムストックが存在しなかったという事実により、並行世界のエリザベスは一人ずつ消えていく。

 

しかし、ブッカーの宇宙の元のエリザベスは消えず、彼女の物語は続いていく。