ウルフェンシュタインは、第2次世界大戦でナチスドイツが勝利した戦後世界を描いています。日本やイタリアは、ナチスドイツの驚異的な兵器によって勝利を勝ち取るものの、戦後にドイツはこれら同盟国を裏切り占領。世界はドイツ人を頂点とした白人が支配する構造になり、有色人種や黒人は被支配民族として、奴隷の地位に落とされています。

 

各種、アーカイブからわかる歴史は以下の通りです。

 

-第2次世界大戦末期-

 

1945年3月16日

モスクワ陥落。

 

1946年8月20日

ドイツ海軍、太平洋の制海権掌握。

 

1947年4月4日

ドイツ、東部戦線で完全勝利。

 

 

1947年1月3日

ドイツ、北米に上陸開始。

 

1948年3月7日

ドイツ、中国への侵攻開始。

 

1948年6月21日

イギリス、無条件降伏。

 

1948年7月8日

中華民国、無条件降伏。

 

1948年12月21日

ドイツがアメリカに原子爆弾投下。

 

 

1948年12月24日

アメリカ合衆国、ドイツに対し無条件降伏。

 

1949年1月7日

アメリカ軍解体。ドイツ占領開始。

 

1949年10月13日

ドイツ、大戦の同盟国イタリアに侵攻。

 

 

戦中、アメリカ合衆国の報道。

ナチスが優勢を取り戻し、連合国の勝利が絶望的となり、勝ち目のない戦争から手を引くべきだという声が挙がっています。それにとどまらず、ヒトラー総統の支配を受け容れようというものまで出てきているようです。

 

降伏後、連邦政府は解体。アメリカ準州が成立していますが、ナチスドイツが支配するため主権はなく、南部では奴隷制が復活しています。KKKを筆頭にナチスの支配を受け入れて、平和を謳歌しようというアメリカ人の姿勢も垣間見えます。