カイザーライヒ世界のポーランド王国でプレイしてみました。
史実世界ではドイツ帝国、ロシア帝国、オーストリア=ハンガリー帝国が崩壊したのち、紆余曲折の末に共和国として独立を果たしたポーランドですが、カイザーライヒ世界ではドイツ帝国が勝者となり、大戦中に成立した傀儡の王国が存続しました。
しかし、誰を国王に迎えるかで揉めており20年経っても結論が出ず、摂政が続いています。
ポーランドは開始直後から国家方針【大論争】を自動的に開始しており、これを取り消すことはできません。また、これが終わるまではまともに動くことができません。
この【大論争】が終わり次第、誰を国王に迎えるかを決めることができ、それ次第でポーランドの将来が大きく変わります。
政府は不毛な議論に明け暮れており、もはや機能不全に陥っています。
ロシア共和国でケレンスキー大統領が暗殺されたのち、軍部からコルニーロフ元帥が権力を掌握。これに反発し社会主義者が蜂起し、ロシア社会主義共和国として独立を宣言。ロシアは20年ぶりに内戦に陥っています。
ポーランド経済はドイツ帝国に大きく依存しており、ドイツが大恐慌に陥ったことでポーランドでも取り付け騒ぎが起こる。農業危機が起こり、これへの対策に迫られます。
この際、もはや王国に見切りをつけて解散し、新たな共和国政府を宣言することもできますが、今回はコモンウェルスの形成を目指すため、警官隊を派遣します。
ヴィリュニス問題があるとはいえ、リトアニア王国とは良好な関係を築いており、帝国協定に加盟しドイツ帝国に従っていながらも、新たな道を模索しているため、充分協調は可能です。
大恐慌により、ドイツ帝国政府がまともに動けない状況でポーランド国内に存在したドイツの独占企業が崩壊をしていきます。これを機に差し押さえますが、ドイツ帝国は何も報復をしてきません。
大恐慌にあっても、評議会政府は国王の身長について、というくだらない議論を続けており、まともに機能していません。国内の治安も悪化し、無政府主義者によるテロ事件が相次ぎます。
イギリス連合、現状維持派からスノーデン後継のアーサー・ホーナーが議長に就任。
ローマ教皇領、ステファン10世を新たな教皇に。
世界がめまぐるしく動く中、ポーランドの評議会政府は机のサイズをどうするかと言う、ひどくどうでもいい議論に明け暮れ、国民の激しい怒りを巻き起こします。当然ながらその不満は爆発し、地方でも暴動が相次ぎ治安が悪化の一途をたどる。
ドイツ帝国の傀儡だったバルト連合公国、完全に崩壊し、独立国家としてのエストニア、ラトビアが成立。
長きにわたった摂政評議会もまとまりを取り戻し、国王戴冠と言う本題に戻ることが出来ました。この際も軍が権力を掌握する、あるいは社会主義者による政府、と言う選択もできますが、当初の予定通り王国として歩みます。
国の命運をかけて、国王の選出を再び試みる。リトアニア国王、ミンダガウスはコモンウェルスの形成について前向きであり、リトアニア人の提案に乗るか、あるいは追放しポーランド王国として歩むか決めることできます。
今回は提案に乗って形成を行います。
続いて起こるイベント、王の選択で、リトアニア国王ミンダガウス3世を、ポーランド国王に選択。
ドイツ、オーストリアはこの結果に反発し政府を認めませんが、数百年ぶりにポーランドとリトアニアの国家合同の基盤が整いました。国家方針【リトアニア人の王を!】を選択。
その後、ミンダガウス3世の意思通りコモンウェルスの形成を実行。
かつて、ポーランド王国とリトアニア大公国が合同して成立した、ポーランド=リトアニア共和国を再び形成しました。