イタリアの国家方針ツリーを一新するMODを入れて、プレイしてみました。民主化、共産化のルートが追加されています。

MOD名【Italy Overhaul】

https://steamcommunity.com/sharedfiles/filedetails/?id=953002637&searchtext=Italy+Overhaul

【日本語化MOD】

https://steamcommunity.com/sharedfiles/filedetails/?id=2001111945&searchtext=Italy+Overhaul+JP

 

イタリアは、開始直後からエチオピアと戦争状態にあります(第2次エチオピア戦争)。

 

第1次エチオピア戦争で、英仏の支援があったとはいえ列強イタリアを退けたエチオピア帝国は、アフリカで唯一独立自尊を保持した最古の独立国家です。史実では、第2次エチオピア戦争でイタリアに敗北し植民地になりましたが、今プレイでは史実と異なる方向で動きます。

 

国家方針【エチオピアの失敗】を選択。

 

国家方針完了後、エチオピアと白紙講和を結び終戦。イタリア領エリトリア、ソマリアはそのまま保持します。次に、国家方針【右へ】を選択。これにより、イタリア人民党の支持を上げて民主主義国家への転向を進めます。

 

民主主義国家になると対外拡張が制限されるため、ファシスト政権であるうちに、できる限り周辺国家に侵攻し、勢力圏を広げます。まずは、オーストリア共和国に対して戦争事由の正当化を開始。

 

ドイツを除き、世界各国の挙動はランダムにしましたが、イギリスは独裁化の道を進みました。

 

民主主義の支持率が一定値を超え、政体変更のイベントが起こりますが、これは保留します。民主主義国家になると戦争事由正当化を含め、対外行動に強烈な制限があるため、然るべきときまで政体変更は保留。そして、国家方針【自由選挙】を選択。

 

そして、オーストリア共和国に宣戦布告し、侵攻開始。次に、ハンガリー王国に戦争事由の正当化を行います。

 

国家方針【自由選挙】完了後、自動的に民主主義国家に。イタロ・バルボを首相とする共和国家になりました。

 

政体変更までウィーンを攻略せず包囲にとどめましたが、民主イタリアになったことで侵攻開始。たまらずオーストリアは降伏しました。この戦争によりイタリアは425名の死傷者を出しましたが、対するオーストリアは9万もの損害を被っています。オーストリアに西部を割譲させ、傀儡化。

 

そして、国家方針【カルト・オブ・フリーダム】を選択。デバフを付与していた国民精神【エチオピアの失敗】を除去します。

 

 

ファシスト政権のころに始めた戦争事由正当化が完了し、ハンガリー王国に侵攻開始。特に苦も無く、ブダペストを占領し降伏させました。イタリアは284名の損害、対するハンガリーは5万の死傷者を出しています。

 

かつての二重帝国のように、ハンガリーはオーストリア共和国に支配させることとします。

 

フランス共和国、人民戦線内閣が瓦解し、共産主義者との間で内戦がおこっています。第3共和政府はパリを本拠に、対するコミューン政府は南部ヴィシーやマルセイユを拠点としています。

 

国家方針【赤くなるなら死ぬ方がマシ】を選択し、共産主義の影響力を削ぎ取ります。その後、【ユーゴスラヴィア分離主義者への支援】を選択。バルカン半島へ食指を伸ばします。

 

分離主義者の支援により、ユーゴスラヴィアでは連邦派と王党派に分かれ内戦がおこっています。これに乗じて、ダルマチアの領有権を認めさせる。

 

ある程度内政が整ったら、国家方針【フランスによる将校の訓練】を選択。使い物にならなかったイタリア陸軍司令部を刷新します。

 

独裁化したイギリスに対し、英連邦諸国は離脱を宣言。カナダ、オーストラリアをはじめ、インドなどもすべて離反しています。そして、1939年を回り内戦を終わらせたフランス共和国、帝政イギリスに対し手宣戦布告。

 

間を置かず、アメリカ合衆国も帝政イギリスに対して宣戦布告をしています。しかしながら、内戦後で軍備も満足に揃っていないフランスは、アメリカ合衆国の救援も間に合わず、帝政イギリスの奇襲上陸によりあえなく降伏していました。

 

これにより、フランスは解体され、小ブリテン島と北部、南部に分割されています。植民地は全てがイギリスの支配下となりました。コルシカ島も、イギリス傀儡の独裁政権となっています。

 

この情勢を見て、カナダはナチスドイツに接近。枢軸国に加盟しました。イギリスが主導する独裁の連合国、ドイツが主導する枢軸国と、二つのファシズム陣営が勢力を伸ばしています。