バニラ環境のイタリア王国でプレイしてみました。当時のイタリアは名門サヴォイア家が治める統一イタリア王国でした。イタリアは既にムッソリーニ率いるファッショが掌握していますが、これを廃し、中道主義を目指します。
バニラにおいては中道主義を伸ばす手段が存在しませんが、そこはMODを活用して伸ばします。
国家方針を進め、アルバニア王国を併合。たまに反抗してくることがあり、その場合は少々面倒ですが今回は屈服してくれました。また、オーストリア共和国に対して戦争事由の正当化を進め、開戦準備を始めます。
オーストリアは、第1次大戦後から見る影もない弱小国に成り下がっており、さらに大国の後ろ盾が存在しないため、イタリアの拡張先の有力候補になり得ます。将来ドイツと戦端を開く可能性がある場合、先にオーストリアを押さえることにより、ドイツの国力伸長を妨害することが可能です。
この世界では、ヒンデンブルク号の大惨事は回避できた模様。一方でイタリアは、順調に王制支持を伸ばします。
アメリカ合衆国、モンロー主義を放棄し積極的干渉政策へ採ることを表明。眠れる巨人は早くも目を覚ましつつあります。
戦争事由正当化が完了し、即座にオーストリアに宣戦布告。侵攻開始します。大国の座を失ったオーストリア相手に敗けることはあり得ず、イタリアは845名の損害で抑える中、オーストリアは1万人超の損害を被り、あえなく降伏。
アルプス山脈からザルツブルク、アムシュテッテン、グラーツに至るまでを割譲させ、オーストリアに傀儡政府を擁立します。
1938年を回り、チェコスロバキアがドイツにズデーデン地方を割譲。驚くべきことに、自ら申し出てドイツに領土を献上しています。
そして独裁国家と成ったイギリス、イタリアに同盟を打診してきますが、ファシズムと縁を切る予定であるため、拒否します。
1938年夏、フランスが突如として帝政イギリスに宣戦布告。時を置かずして、アメリカ合衆国もフランスと足並みをそろえ対英宣戦布告。列強同士の大戦がはじまっていますが、イタリアはこれを静観します。
スペイン内戦は、アラゴンにて蜂起したアナーキスト勢力が優勢となり、全土を掌握しています。ソ連は大戦の勃発と時を置かずして、欧州への介入姿勢を強め、フィンランドを傀儡化しました。
メキシコ・ソビエト政権、ポリバル同盟を発足させて中南米の数か国を引き込み、帝政イギリスと戦端を開いています。
国際情勢が混沌とし、大国の介入が不可能と判断。スイスのティチーノ州回収を口実に、侵攻を行います。諸外国の支援無きスイスは、根強い抵抗をつづけたものの損害を度外視したイタリアの攻勢の前に降伏。ティチーノ州のみならずスイス全土を支配下に置きます。
1939年初頭。王室への支持が過半数を上回った時点で、ファッショ政権を辞任させ、君主国家党を与党とします。国旗も元の、サヴォイア家の白十字旗となりました。
陣営はデフォルトでは新ローマ帝国ですが、帝国主義とは距離を置きたいため、陣営名をローマ協定、と名付けました。このローマ協定に対し、イベリア半島のアナーキズムに呑まれつつあるポルトガル王国が加盟を申請してきたため、これを承諾。
ローマ協定に加盟したポルトガル王国の要請を受け入れ、対アナーキズムに兵力を送ります。