ドイツ帝国率いる中央同盟国を降した連合国。ドイツ帝国の支配から解放されたソ連は、生き延びていたスターリンの下、大フィンランドへ侵攻開始しました。アメリカ自由帝国はこれに対し報復として参戦。イギリスやイタリア、その他同盟国も抱き込んで対ソ侵攻を開始します。
並行して、大日本帝国が指揮を執る大東亜共栄圏との戦争も継続しています。ソ連、中華人民共和国、その他中国軍閥は相互援助圏という名の同盟を結び、対連合国で協調しています。
アジアへ向けて進軍するうえで、障害となっていた共産イランに対し宣戦布告。小アジアへの補給経路を確保します。イランはインフラが劣悪であり、兵力的優位を確保しても進軍が遅れてしまいましたが、地力の差で蹂躙します。
対日本においては、太平洋での哨戒からさらに前進させ、日本近海に、アメリカ自由帝国海軍を展開。日本本土の近海を全て押さえ、日本本土の輸送を全てシャットアウトします。
また、ハワイには傀儡政府を擁立。新たにハワイ帝国が成立しています。
インフラも整っておらずそれなりに戦力を持つ中華人民共和国に対し侵攻するのはやや面倒で、時間も既に1945年末だったので、延安周辺に核攻撃を断行。これによって壊滅した共産党政府、連合国への降伏を表明しています。
共産党降伏後、対連合国の指揮を引き継いだ広西政府に対しても核攻撃を実施。これにより備蓄していた核が底をつきましたが、広西政府も降伏。アジアで抗戦していた相互援助圏は崩壊しています。
時を置かずしてフランス・コミューンが相互援助圏に加盟。連合国への奇襲的参戦をしました。
フランス方面には全く兵力を展開していない状況だったため、少々まずいかもしれないと思ったのですが、そもそもフランス軍も1個軍あるかないか程度の規模であり、対した脅威はないと判断。傀儡のオランダ帝国から派遣されていた1個軍を対フランスに当て、一気にイル・ド・フランスを占領。
これにより対フランスは苦も無く終戦。ソ連も、ウラル以西が連合国の統治下にあるため地力もなく、あえなく降伏しました。
フランスはアメリカ自由帝国の傀儡政府を擁立。
残るは大日本帝国のみ。1946年春を回り、日本海軍は壊滅状態。輸送艦も200隻以上沈めたため、大陸の日本軍も全く残っていませんでした。
戦争に終止符を打つべく、威嚇の意味を込めて硫黄島に核攻撃を実施。これを2度繰り返し、大日本帝国は降伏しました。
中国大陸は大きく分けて二分し、北京を首都とする清国。南京を首都にする国民政府を擁立。大日本帝国は樺太、太平洋の統治領、台湾、大陸の領土を喪失したもののその他は保持を許され、傀儡ながらも存続しています。
中東一帯は、連合国への協力的姿勢を示し、実際に行動に移したイラク政府に支配権を与えます。
連合国への忠誠が疑わしいインド政府は、日本降伏後に連合国から追放。直ちにイギリスが宣戦を布告し、アメリカ自由帝国もこれに追従します。しかし、進軍は同盟国に任せました。
インド降伏後、領土を新ムガル帝国と雷龍帝国に分け与えます。
既に1946年8月。もはや世界に脅威たる存在がない状況ですが、スコア的には帝政イギリスがトップになっていました。