バニラのハンガリー王国で二重帝国復古を目指してプレイしてみました。

 

1936年ハンガリー王国。第1次大戦でのオーストリア=ハンガリー帝国の敗戦後、動乱を経て成立したこの国は、王国を名乗りながら国王不在という、いわゆる『国王なき王国』です。

 

軍出身のホルティ・ミクローシュは、彼自身が望まぬまま摂政として国政に携わることとなり、カール1世の復位を待つ状況でした。ところが、隣国であるチェコスロバキア、ユーゴスラヴィアは『ハプスブルクの復位は開戦事由となる』という重大な警告を発し、国王の帰還は成らずにやがてファシズム国家として、枢軸国と命運を共にしています。

 

 

 

 

ドイツは史実通りラインラント進駐へ。一方ハンガリーは君主主義の支持を伸ばします。

 

 

隣国オーストリア共和国との関係を改善。きたる帝政復古に向けて協調体制構築を図ります。一方で米国は史実通り中立法を採択。不干渉主義を強めています。

 

 

 

 

国家方針【ハプスブルクの皇太子を招待】を選択。カール1世の子息であるオットー・フォン・ハプスブルクがハンガリー王国へ帰還。マジャールの盛大な歓迎のもと、国王は迎え入れられています。

 

 

次に、【国民投票を要求】を選択。オーストリア共和国に対し、再び合邦し二重帝国復古すべきか否か国民へ問うべく、国民投票を行うことを要求します。この要求は、オーストリア共和国との関係により穏便に進むかどうか決まりますが、今回は再統合派が敗北してしまったようです。

 

 

合邦拒否は民意である、と主張するオーストリア共和国政府に対し、ハンガリー王国は動員を開始。宣戦布告をします。

 

 

即座に宣戦布告を行い、オーストリア軍の防衛線構築までできる限り進軍します。軍の規模はハンガリーがやや優越しているため、航空支援を行い丁寧に進軍すればさほど苦も無くウィーンを占領できます。

 

 

首都を含む主要都市が陥落したオーストリア共和国は降伏を選択。一時的に全土をハンガリー王国が占領します。

 

一方で、イギリスはチェンバレン首相のもと、高まる労働組合の圧力に屈し譲歩。社会主義者の政治的影響力が増大しています。

 

 

極東の日本では西南戦争以来の大規模な内戦が勃発。文民支持勢力は関東や近畿を含む主要都市の支持を集め、軍事政権支持勢力に対して圧倒的優位を保っています。

 

 

国家方針【オーストリア=ハンガリー復古】を選択。これにより正式にオットーはオーストリア皇帝に復位し、オーストリア皇帝にしてハンガリー国王であるオットーのもと、オーストリア=ハンガリー帝国が再興されています。