カイザーライヒ世界の日本でプレイしてみました。

大戦争(第1次世界大戦)において協商側で参戦した大日本帝国は、同じく協商陣営で参戦していたロシア、フランス、イタリアが降伏する中、イギリスやポルトガルといった残った協商側で継戦しました。

 

しかし、ロシアやフランスを失い、アメリカ合衆国が参戦しない状況でドイツへの反抗を行うことができるはずもなく、膠着状態の中、英独が『名誉ある和平』を受諾し、大日本帝国も終戦を迎えました。

 

この和平によりドイツは東亜の支配権をさらに拡大し、マラヤ、サラワク、インドシナ半島を勢力圏に。大日本帝国は終戦後、史実と同じように、経済不況による政治の不安定化と文民政府への不信により国家が揺らいでいます。

 

 

大日本帝国は朝鮮半島を統治しており、満州地方には大日本帝国に協力的な、張作霖が治める奉天政府が存在。シベリア出兵の際の遺産であるトランスアムール政府を傀儡として沿岸部を支配圏としています。

 

 

日本は大戦の敗北側ですが、ドイツ帝国と直接対決し敗北したわけではないため、中国大陸における一定の権益は保持しています。

 

条約都市の議決権もあり、うまく立ち回ることで条約都市そのものを完全に日本の統治とすることも可能です。

 

★大日本帝国の国民精神。

 

【陸軍の分裂】

-大日本帝国陸軍は方向性に欠けている。高等司令部は内紛に塗れ、統一的な軍事ドクトリンが存在しない。この全てが解決されない限り、陸軍は攻勢的な行動の実施を阻害されるだろう-

 

計画立案速度 -50%

 

【非効率な土地活用】

-日本における土地活用は非効率的である。いくつかの地域は過度の規制によって雁字搦めにされており、他の地域の規制も激しくなりつつある。それに伴って農地の賃貸料はますます高騰し、新しい農地を開拓することへの大きな障害となっている。

 

国家安定度 -30%

戦争協力度 -30%

 

 

4年の任期を終え、衆議院が解散。総選挙の準備が始まります。日本の未来を決める重大な選挙です。

 

 

隣の中国大陸は、ドイツの支援を受けて復古した清朝を含め、不安定な軍閥でまみれており、当面は脅威たり得ません。この状況に乗じて大陸情勢に介入し、支配権を拡大していくことも可能です。

 

 

1936年総選挙。立憲政友会が過半数を守るか否か、ですがここは国民の信任を受け、過半数を守った方を選択します。

 

これにより社会保守主義政権が存続しますが、まもなく社会大衆党の片山潜が右翼により暗殺。さらに5.15事件により犬養首相が暗殺され、鈴木喜三郎が首相に就任しました。

 

右翼による暗殺、もそうですが、特に5.15事件は軍部の文民への実力行使を行った前例となり、日本の文民統治は大きく揺らぐことになります。

 

 

そんな最中、トランスアムール政府を束ねるアレクサンドル・コルチャークがロシア領土への拡大許可を、日本に求めてきます。

 

丁度ロシア共和国のケレンスキー大統領が暗殺され、ロシアは政治空白が続いているため、ここで拡大をしてもロシアは手の出しようがないでしょう。これには許可を与え、シベリア一帯の支配を承認します。

 

 

動乱続く大陸では、大モンゴル主義を掲げるシュテルンベルクが失脚。貴族が政権を奪取し、皇子を擁立しています。

 

 

国家方針、【国家安全保障法】。国内の共産主義者やアナーキストによる事件が相次ぎ、皇太子殿下の暗殺未遂すら起こる中、同法が施行されようとしています。これが可決されるか、否決されるかにより、日本の未来は大きく変化します。

 

可決されれば国家方針【民主主義を守れ!】ルートが解禁され、否決の場合は【日本の一番長い日】ルートが解禁されます。さらにその先のルートでも分岐するため、多様な結末を迎えます。

 

 

国家安全保障法の成立に向けて動く中、5.15事件の裁判が行われます。いかなる理由であれ殺人と言う罪を犯したことに対する情状酌量など許されるはずがなく、法治国家として適正に裁かれています。

 

5.15事件の裁判も終わり、政治の安定のために動き出そうかと言うところで、共産主義者により鈴木首相が暗殺。水野錬太郎が首相に就任しました。

 

 

トランスアムール政府に対しイルクーツクへの進駐許可を与えたところ、第2次ロシア内戦に乗じてロシア共和国へ宣戦布告。軍事行動を起こしていました。コルチャークは日本に支援を要請してきたので、日本も参戦します。

 

国内の安定もまだしていない状況下ですが、1個軍約18個師団を派遣し、トランスアムールを支援します。ソビエト・ロシアのブハーリンが不可侵条約を申し出てきましたが、これも受諾。

 

ケレンスキー大統領暗殺後、コロニーロフによる軍事独裁が続くロシア共和国に対し進軍を開始します。

 

 

国家安全保障法の可決後、安定の確保のため軍部による独裁を敷くことも可能ですが、あくまで民主主義国家としての体裁を守ることを選択します。

 

そして、あまりに野心が過ぎるコルチャークを失脚させ、トランスアムールを共和制体制にしました。これにより『新たなロシア』の野望は消失し、トランスアムールはシベリア国家として歩みます。

 

 

【民主主義を守れ!】を完了後、【選挙制度改革】を選択。ざるだった管理体制を見直します。

 

 

 

一方、日本の統治下にある朝鮮で独立運動が激しくなっています。この世界の朝鮮は自分の足で歩きたいと言う思いが強いのか、これを放置すると朝鮮半島で大規模な反乱がおこります。

 

そのため、諸外国に亡命して蜂起を企てる亡命朝鮮人政府と交渉。日本に牙を向けない限りは、独立を認めることも吝かではないとして、独立を承認。これにより朝鮮半島には朝鮮王国が成立しました。