久しぶりにカイザーライヒMODを外し、史実シナリオに戻してみました。色々MODを入れ直しての、フランスのファシズムルートで試しにプレイ。

 

 

まず最初に国家方針【政府再編】を選択。絶望的に伸びない政治力を増やします。

 

 

HOIシリーズでは、これまで開始時点で既にフランスが連合国陣営でしたが、HOI4では陣営に所属していません。それでもイギリスとは第1次世界大戦で共闘した関係上、良好な付き合いが続いています。

 

イギリスは保守党のボールドウィン内閣です。

 

 

ヴァイマール共和制に失望したドイツではナチスが台頭し、ファシズム国家となりましたが、ナチス政権の横暴を見かねたマッケンゼン将軍が、多くの軍人を味方につけ反旗を翻す。ドイツ内戦です。

 

今までプレイしてきた経験上、プレイヤーが何らかの形で介入しない場合、大体が反ナチス派が敗北していましたが、今回の世界では、南部戦線にてナチス軍を包囲殲滅し、戦力逆転をさせて内戦の勝利を決定づけていました。

 

 

 

スペイン内戦。共和派と国粋派の争いです。史実でドイツはフランコ側に支援をしましたが、この世界のナチスドイツは内戦で消滅寸前のため、支援を行えず。ソ連は史実通り共和政府に義勇兵を送りましたが、それでもフランコの優位で内戦は進みます。しかし決定打といえる戦力がないため、内戦はかなり長引きます。

 

 

 

隣国のドイツとスペインが内戦の中、フランスは国家方針【ヴェルサイユ条約の見直し】を選択。これを取得しファシズムルートへ進みます。

 

 

フランス第三共和政は多くの問題を抱えており、HOI4では国民精神という形で再現しています。

【政治的準内戦】により政治力と安定度にデバフがあり、何より大きいのは降伏限界-50%という強烈なペナルティです。これは首都が陥落した瞬間フランスが降伏することを意味します。

 

【先の大戦の勝者】。フランスは第1次世界大戦直後では大陸軍国でした。しかしそれは昔の話であり、軍の刷新は遅々として進まず、すでに過去のものとなりつつある戦略に縛られています。

 

 

 

隣国が内戦状態にあれば、国民が不安に感じるのも当然のこと。国民は再軍備を要求します。

 

 

マティニョン協定の締結。交渉をしない選択もできますが、強烈な生産性ペナルティがかかるため、ここは素直に人民戦線内閣の意向に従い、労働者と交渉を行います。

 

 

一方で、国家方針【右翼を支援】と【右翼理論】を獲得。フランス国内の右派思想の支持を固め、一気に政権を握らせます。


 

ドイツ内戦は、1936年11月に正式に終結。シュテッティンにてナチス残党政府が降伏を表明し、マッケンゼンの臨時軍政府が全権を掌握しています。内戦終結により、予定されていたベルリンオリンピックが開催。内戦で被害の少なかった地域にて執り行われたようです。

 

 

 

 

ほぼ同時期に、フランスシスト運動の支持が過半数を獲得し、国民投票により政権交代。フランス共和国あらため、ナシオン・フランセーズになりました。国旗は史実のヴィシー政府のものに置き換わっています。

 

デフォルトではフィリップ・ペタン元帥が元首となりますが、国家元首を調整するMODにより、海軍のフランソワ・ダルランによる軍事独裁国家としました。

 

 

国家方針【侵略軍】を獲得し、マイナスとなる国民精神を除去。師団能力もやや上昇し、開戦事由の正当化にかかる時間を短縮します。次いで【イタリアの支持を求める】を獲得し、先んじてファシスト政権であったイタリア王国と手を結びます。

 

 

 

イタリア王国は快諾し、仏伊同盟が成立。この同盟にフランコのスペインも乗ってきたため、これを加えて陣営【ドミナシオン・フランセーズ】の成立です。

 

 

この新たなファシスト同盟の成立により、イギリスでは史実より2年ばかり早くチェンバレンに代わりチャーチルが首相に就任。宥和政策を否定し、欧州情勢への介入を宣言しています。