ロシア共和国。

第1次世界大戦の際に起きたロシア革命において、赤軍は史実通りに国の中枢を握り内戦を優位に進めていました。ところが、ロシア赤化を恐れたドイツ帝国は、白軍側に立ち内戦に介入した結果、その2年後に白軍が首都ペトログラードとモスクワを占領。赤軍は崩壊し、新生ロシア共和国が成立しました。

 

それ以来、左派エスエル党(社会革命党)とカデット(ロシア立憲民主党)の2大政党は、アレクサンドル・ケレンスキー大統領のもと15年の長きにわたり政権を握っていましたが、国内の政情不安はぬぐえず、他政党は着実に勢力を伸ばし、変革の時は近づいています。(歴史の概要より)

 

 

 

史実と異なり白軍が勝利したカイザーライヒ世界のロシア。史実では内戦に敗北し亡命したケレンスキーがこの世界では大統領に就任していますが、対外安定の代価として、ドイツ帝国に屈従しているその姿勢はロシア国民の反発を大きくし、幾度も暗殺が試みられています。

 

 

ロシア共和国は、開始時点で国家方針を進めることができず、イベントの発生により国家方針の開始条件が解除されていきます。また、そのイベントの選択次第で共和制、君主制、軍事独裁など、様々な体制を選択できる自由さは、ロシア共和国プレイの魅力の一つです。

 

 

 

綱渡りのような形で、15年間生きながらえてきたロシア共和国政府。いよいよその分岐点に立ち、ロシアの未来を決めていかなくてはなりません。

 

 

ケレンスキー大統領、暗殺さる。

大統領の死亡により、自動的に国家方針【ケレンスキー大統領】を完了。国民精神の獲得の他、特別な効果はなく、追加で国家方針を進めていくことはできません。

 

さらなるイベントの進行を待ちます。

 

 

 

 

ケレンスキー大統領の暗殺による政治空白。どの政党、勢力が権力を引きつぎ、かじ取りをするのかを選択。ここは左派エスエル党とメンシェヴィキ(社会民主労働党)の連立がドゥーマ(議会)で過半数を確保した、とします。

 

 

この政治空白下、ロシア内戦で自治を得ていたカザフ政府がロシアからの完全な独立を宣言。ロシアの影響力を排除しています。現状、これに対する制裁をできる状況にはないため、静観します。

 

 

 

大統領代行、演説。政治に対する国民不信を払しょくさせ、困難な時局を乗り切るためにポリシェヴィキ派のニコライ・ブハーリンを首相に就任させます。

 

 

 

この一連の流れで、国家方針が一部解禁。【オフラーナの再設立】を開始します。ロシア革命以来、再び盛んになった革命の機運を抑えるために、秘密警察の設立をするようです。

 

 

 

ポーランド王国、共和制への完全移行を宣言。これにより摂政評議会は解散しています。

 

 

ロシアと言えば人海戦術ですが、人的資源はゼロ。その理由の一つが、国内安定度が-41%にも達していることにあります。国民の共和国政府への不信はもはや決定的。革命前夜と言えます。

 

 

1936年、第3次ロシア革命。ソビエト勢力を政府から追い出すか、権限を委譲するか。選択次第ではソビエト政府と共和政府の内戦になりますが、ここはソビエトを受け入れてポリシェヴィキに権力を握らせます。

 

 

ロシア共和国からソビエト・ロシアに代わり、国家方針ツリーも一新されます。最初の国家方針、【ブハーリンの連邦主義派が勝利!】を選択。ブハーリンの権力を確立させます。

 

 

 

 

 

政府が変わり、ソビエト政権になったことでフランス・コミューンと友好的関係を築けました。インターナショナル大会にもお呼びがかかります。

 

 

 

 

ロシア正教の立場について。共産主義に不要なので、教会は排除します。

 

 

国家方針【ブハーリンの連邦主義派が勝利!】を完了すると、国名がさらにソビエト連邦に変わります。史実とは国土がやや異なりますが、国家の安定度がさらに上昇します。