カルレス内閣が成立したことで、目を南方へ向けパタゴニア労働者戦線の討伐を準備し、アルゼンチン統一を目指します。
対欧州政策も並行し、ドイツ帝国と新たな貿易協定を締結します。
第1次五か年計画をスタートし、国内の工業化を推進します。これを規定期間内に完了しないと、反カルレス派が息を吹き返すことになるため、なるべく優先的に国家方針を進めます。
また、人的資源に乏しいアルゼンチンですが、移民の到来によって活気づく。これにより軍備増強ができます。
国家方針、【労働者戦線問題】を完了させ、南方問題に取り掛かります。この国家方針完了後、規定期間内に何らかの方法で南方問題を解決させなければ、これまた反カルレス派が活気づくことになります。
翻って欧州では、セルビアが共和制に体制を転換。そしてベオグラード条約機構を設立し、対ブルガリアの機運を高めています。
コロニーロフ大統領の独裁体制となっているロシア共和国に対し、大日本帝国の支援を受け、コルチャーク総督率いるロシア極東共和国が戦端を開く。国内が不安定なロシア共和国に対し、大日本帝国が支援する極東共和国は精強であり、瞬く間に中央アジア正面まで勢力下に収めています。
アメリカ内戦では、アメリカ連合国がワシントンDCならびにホワイトハウスを占領し、アメリカ合衆国は降伏。内戦で一番最初に脱落しています。労働組合連盟もやや劣勢であり、西岸国と連合国が一気に勢力を伸ばしています。
労働者戦線問題の解決にあたって、同盟国を探します。とはいえ、選択肢としてはペルーしかいないのですが。同盟締結を視野に入れて対ペルーの関係改善を図りましたが、結果的に対南方戦争には間に合いませんでした。
その間、ペルーはポリビアと合併。ペルー=ポリビア連邦が成立しています。
フランスコミューン、領土問題を口実にスイス政府を恫喝。ドイツ帝国はブラックマンデーの対応に追われ、介入できず。スイスはこれによりインターナショナルへ従属的になってしまいます。
準備がすんだら、国家方針【今だ!】を選択。1週間で完了し即座に宣戦布告できる国家方針です。アルゼンチンは、パタゴニア労働者戦線に宣戦布告しますが、当然ながらとチリ・サンディカリスム共和国が参戦。
それに終わらず、領土問題を抱えるパラグアイが、チリ側で参戦してきました。これは仕方ないので、北部パラグアイ方面はいったん無視してパタゴニア側に注力した後に対応することとします。
パタゴニアとチリを同時に相手にする力はないので、攻撃部隊を全てパタゴニアに投入して降伏させたのち、チリ側に転進させます。パラグアイ方面は無視です。
同時期、ドイツ帝国が支配するアフリカ植民地政府【ミッテルアフリカ】が崩壊。多数の現地民勢力が乱立し、群雄割拠の状態となっています。植民地政府の残党は南西アフリカに逃亡し、辛うじて命脈を保ちました。
チリは劣勢になると反革命蜂起によりサンディカリスム体制が転覆し、一時的にアルゼンチンと和平を結びます。カリスト政府に比べれば対アルゼンチン感情はかなりいいですが、和へ条約など関係なく、戦争の正当化工作を進めます。
チリとの2正面さえなくなれば、パラグアイなど問題ではありません。大した苦も無くパラグアイの占領地域を取り返し、一気に占領。領土を取り上げたのち、アルゼンチンに従順な傀儡政府を成立させます。
その後、国粋チリをなんなく降して全土併合。南部は完全にアルゼンチンに統一されています。