昔、過去作のHOI2でプレイしたKaiserreich。

HOI4でも全く同じMODが出ているため、導入してみました。

 

HOI2にはなかった国民精神や国家方針などを、Kaiserreichの世界とうまく調和させており、やはりMODでありながら高い完成度です。

 

その中で、主役の一つであるフランス・コミューンを選択してプレイしてみました。

 

 

Kaiserreichは、WW1でドイツが勝利した世界です。その後のフランスの歴史は以下の通り。

 

■フランスコミューン略史

【第三共和政はそれが始まった時と同じ方法で終わりを迎えた。対独戦の敗北とそれに続く革命である。1919年にフランス労働総同盟がゼネストを宣言。ブルジョワ政権が倒された。

 

それから15年、サンディカリスム社会主義を共通の思想基盤とする『フランスコミューン』の下に団結し、公安委員会がそれを率いてきた。しかし1936年にもなると、国家再建と革命防衛の理想は多くの批判的な人々から時代遅れとみなされるようになり、より急進的な政策を求める声が日ごとに大きくなっている。

 

フランスは自身の大義に確信を抱いている、しかしこれから数年のうちにいずれの革命勢力が優勢となるか、予断が許されない状況である..】

 

 

ドイツに敗れ、フランスは労働組合主義のもと共産化。アルザス・ロレーヌはドイツの支配下にあり、フランドル=ワロンおよび東欧もほぼすべてがドイツの勢力圏と化しています。

 

また、革命に反対した勢力は、内戦に敗れた後ペタン元帥を首班としてアフリカ植民地へ亡命。暫定政府としてアフリカ大陸に、フランス共和国が成立しています。

 

世界中の英仏植民地は、大概が無理やり独立させられるか、新たにドイツの植民地になるかのいずれかです。

 

 

 

 

 

Kaiserreichは、非常に歴史イベントが多く、その発生に基づいて国家方針を進めていく形になります。イベントの発生を待たなければ、国家方針を進めることさえできない状況も生まれます。

 

イベントで選択した方針に基づき、択一的な国家方針を選ぶ仕様です。

 

 

フランスと同じく、サンディカリスムに染まったイギリスはフランスを独立保証。

 

 

 

WW1後の経緯から、イギリスとイタリアはサンディカリスム化しており、いずれも既にフランスと同盟関係にあります。ただし、イギリスは王党派がカナダへ逃げ、イタリアは5つに分裂しています。

 

 

フランスコミューンの選挙期間。5日間連続でイベントが発生し、この選択によって支持政党、イデオロギーが変化します。今回はトラヴァイユール派を選択し、サンディカリスムの支持を確固たるものにしました。

 

 

 

首班もセバスチャン・フォールから、レオン・ジュノーに交代。

 

 

ドイツのサンディカリスム労働組合が非合法化され、これに対するフランスコミューンの反応を選択。1936年ですが、この時点でドイツ帝国に宣戦布告できます。

 

しかし、大戦の勝者として胡坐をかいているとはいえドイツ帝国は精強であり、きちんと軍備を整えないと勝ち目が薄いので、軍事的報復はせずに非難だけしておきます。

 

 

 

フランスにとっての仇敵ドイツ。ベラルーシ、ウクライナやバルトなど、多くの国を衛星国として、帝国協定というドイツ勢力圏を作り出しています。

 

 

選挙でのトラヴァイユール派の勝利を受けて、国家方針を進めます。『正統派サンディカリスム』を獲得し、民需工場を増やす。そして、フランスが主催の第三インターナショナルが開催準備が始まりました。

 

インターナショナルの会議では、イギリスやイタリアのみならず世界中のサンディカリスムおよび社会主義系統の国が招かれ、アメリカやスペイン、インド等の労働運動に対し支援するか否かの決定を下していきます。

 

会議終了とともに、国家方針【インターナショナル大会】が自動達成され、国家方針を進めていけるようになります。

 

 

 

モズレーが議長に就任。

 

 

WW1後、フランス領インドシナはドイツ領東アジアとなりましたが、ドイツ支配への現地抵抗運動が拡大し、フランスコミューンはこれを支援します。

 

 

 

 

 

同盟国のイタリア社会主義共和国では、史実ではイタリア共産党党首だったパルミーロ・トリアッティが引き続きかじ取りをすることに。

 

ドイツ発の世界恐慌、ブラックマンデーにより資本主義陣営が大混乱のさなか、フランスコミューンは国内政治の安定化に努めました。

 

 

Kaiserreichの世界ではロシア革命が失敗に終わり、ロシア共和国が成立していますが、その20年後再び内戦ぼっ発。フランスコミューンは、蜂起したソビエトロシアを支援します。

 

 

 

 

新大陸では、不穏な空気が漂うアメリカ合衆国でフーバー大統領に変わり、ジョン・ナンス・ガーナーが大統領に就任。

 

 

一方、アジアはモンゴルが野心を露わにして拡張主義を採っています。モンゴル帝国の再興を目指しているようです。

 

 

 

 

Kaiserreichおなじみのアメリカ内戦。4つに分かれて戦争状態になりますが、諸外国の支援状況によって勝者は変わります。