国家は『大日本帝国』を選択。
大日本帝国は初期からファシスト系政党『大政翼賛会』の支持率が非常に高く、民主主義政党『立憲民政党』の支持率が落ち込んでいます。
最初に獲得する国家方針『文民政府を強化』により、民主主義の支持率が上昇していくようになります。やがて、立憲民政党の支持が一定数になると、軍国主義者との内戦が始まります。
内戦の時点で、大日本帝国が従えている傀儡の満州国と蒙古国は、日本から離れてしまいます。
国家方針の民主主義ルートを進めていき、『先制蜂起』の国家方針を完了した瞬間、日本列島に軍国主義の『大日本帝国』、文民支持派の『日本国』、2つの日本に分かれ日本内戦が始まります。プレイヤーは主に、蜂起側の日本国を操作し内戦の勝利を目指すわけですが、あるテクニックを使うことで、即座に内戦を終了させることができます。
(事前に満州国、蒙古国から遠征軍を派遣させ、東京や大阪などの主要都市にあらかじめ駐留させておく。日本内戦が始まると軍も2つに分かれるが、遠征軍は必ず味方側になるため、主要都市に駐留させていれば、東京などを初めから占領でき、日本内戦が日本国側の勝利で終わる。)
古き大日本帝国は滅び去り、新たに日本国として再出発することになりますが、日本統治領朝鮮は自主的に独立を果たし【大韓民国】となります。敗北した大日本帝国の軍部支持勢力は満州に落ち延び、満州国を【帝国関東州】と名乗らせて乗っ取り、ファシズムの拠点と化しました。
完全な文民政権となり、大陸への進出意思を控えた日本に対しイギリスやアメリカは好意的な姿勢となります。ですが、依然海軍大国であることに変わりはなく、その力を抑えたいアメリカは新たな軍縮条約を要望します。
これを断ると、再びアメリカとの関係がこじれるため、素直に軍縮を受け入れることにします。
他方、欧州ではナチスドイツ、ファシストイタリアの膨張目覚しく、危機感を抱くイギリスに対し日本国は同盟を申し出ます。文民政権となり国際社会に回帰した日本国を、イギリスは歓迎してくれます。
第2次日英同盟ともいうべき連合国加盟です。
大日本帝国の亡霊たちは、中国への侵略意思を明確にし、中国共産党及び国民党に宣戦布告をしました。
敗残兵の群れの帝国関東州とはいえ、いまだ内戦が続く中国は容易に崩せると考えたのでしょうか。ところが、中国国民党と共産党はソ連に救援を要請。ソ連はこれに応じて中国諸勢力をコミンテルンに向かえいれます。
この状況を好機と判断したのか、ドイツは東進を開始。ポーランドの蹂躙をはじめソ連に宣戦布告をしました。帝国関東州は間もなく枢軸国に合流。ソ連はポーランドさえもコミンテルンに引き込み、ドイツの迎撃を図りました。
イタリア王国、ブルガリア王国も枢軸国に合流。また、ポーランドに独立保証をしていたイギリスは、独立を侵したドイツに対し宣戦布告。
イギリスから日本国にたいし、参戦要請が届きます。日本国はこれに応じ、即座に参戦。
欧州への軍派遣を開始しました。
帝国関東州はソ連と中国相手に苦戦しており、日本国の脅威たりえないと考えたため、最低限の本土守備隊を残し、主力軍を地中海へおくりだすことにします。
帝国関東州は長くはもたず、中国相手に屈服。満州地方は国民政府の管理下となります。
交通の要衝となるスエズ運河の防備を固め、エジプトからイタリア領リビアへ進撃。北アフリカ一帯を完全に制圧したのち、地中海に空母艦隊と航空隊を飛ばしてイタリアを攻撃。地中海の制海権と制空権奪取を目標とします。
正面切って軍を派遣し戦う日本国に対し、連合国各国は支援を開始してくれます。
イタリア軍の地中海哨戒は、海軍攻撃隊も飛んでいるため、日本海軍も少なくない被害を被ります。ですが、自力では海軍大国たる日本の方が格上であるので、地道にイタリアの海軍力と空軍力を削ぎ落しました。
日本の奮闘も間に合わず、フランスはパリが陥落し降伏。枢軸国のヴィシー政府、連合側の自由フランス政府に分かれます。主にアフリカ戦線で、日本軍は自由フランス軍と共闘し、ヴィシー軍を追い出すのに大きな貢献をしました。
【連合州】がコミンテルンに加盟、と通知があり、それはどこだ?と確認したら、なんとスイスが共産化し、名を連合州と変えたようでした。
北アフリカ戦線は日本軍の助力により、枢軸勢力を追い返すも欧州では完敗したイギリス。首相を交代させ、戦争を継続します。