ソビエト連邦は、初期状態で共産党の支持率が圧倒的に高く、加えて【イデオロギー動揺】に抗する国民精神を持っているため、他国の政治的介入によって、容易に民主化もしくはファシズム化しないようになっています。

 

ですが、プレイヤー入りなら政治力さえあれば、民主主義支持する政治顧問を雇うことによって、徐々に民主主義に傾いていきます。

ソ連では、トルドヴィキ(ロシア立憲民主党)が支持力を強めていけば、やがてソ連共産党の求心力は失われ、全連邦が民主化されます。ただし史実のソ連崩壊と異なるのは、ウクライナやベラルーシ、またはザカフカースや中央アジアの構成共和国が離反しないということです。

 

 

 

 

民主化すると、容易に版図拡大ができなくなるため、共産主義体制のときにできる限り、正当化工作を行い構成共和国を増やします。

とりあえず、イランとフィンランドに戦争⇒全土併合によって連邦に取り込む。

 

また、ソ連が民主化する以上、史実の展開では敵が存在しなくなるため、ゲームスタート前の設定で、AI主要国の方針政策をいくらか変更しています。

 

〇大日本帝国⇒共産化

〇ナチスドイツ⇒ドイツ帝国(カイザーライヒの復活)

〇フランス⇒右翼ファシズム化(狂犬のように)

 

フランスは少し強めの設定で始めているので、史実のナチスドイツに近いような勢いを持ちます。

 

 

世界が動く一方で、ソ連は着々と民主化の道をたどる。

トルドヴィキの支持率が50%、すなわち半分を超えた段階でディシジョン『国民投票の実施』が選択できるようになり、実行した瞬間ソ連は穏やかに崩壊します。『国民投票の実施』を行わず放置し、一定期間がたつと内戦となるため、できるだけ早く実施したいところです。

 

 

充足率MAXの軍集団でフィンランドを蹂躙。

約40個師団の、2個軍を差し向けて早々にフィンランドを取り込みます。将来的に民主化したらフィンランドは開放する予定です。

 

 

一方で、大日本帝国は共産主義勢力が蜂起。西南戦争以来の、日本本土での大規模な内戦が始まりました。

蜂起した勢力は『日本人民共和国』を名乗り、ファシズムと皇室の追放を掲げているようです。ちなみに、初期状態で日本人民共和国はコミンテルンに加盟はしてきません。そのため、日本内戦に直接介入することはできず、できることと言えば、義勇軍を派遣し間接的に影響力を及ぼすのみです。

 

 

 

 

日本列島の大きな混乱を見て、傀儡の満州国は大日本帝国側に立つことなく、中立を図ります。日本の影響力低下で満州国は『清国』を一時的に名乗りだしますが、やがて日本列島で共産主義勢力が勝利し、帝国派が逃げ延びてくると、清国は『帝国関東州』を名乗り、日本列島奪回の拠点と化します。

 

 

 

日本列島は全土を日本人民共和国が掌握。大日本帝国首脳陣は満州に逃げましたが、皇室は逃げ遅れているため、天皇の処遇は革命政府次第です。共産日本の国家方針【皇室の運命】では天皇を処刑もしくは民間人にする二択が用意されています。

 

 

翻って欧州では、オランダに亡命していたヴィルヘルム2世がドイツに帰還。ドイツ帝国再興を果たしました。欧州大戦の復讐主義を採るのかと思いきや、反共産主義を旗印としていくようです。

 

 

 

帝国主義の亡霊たちである、帝国関東州を葬り去るべく宣戦布告。

民主化したら段階を踏んで開放する予定ですが、朝鮮半島は共産化日本に対するときの拠点とします。

 

 

 

アジア方面軍集団、3個軍70個師団の攻勢+航空攻撃により進撃。大日本帝国の閣僚、技術、将校を吸収している帝国関東州はかなり手強いですが、数においてソ連軍は圧倒的に優勢であるため、突撃させます。とはいえ大粛清の痛手から立ち直っていないソ連軍ではやや苦戦します。

帝国関東州の損害53万人にたいし、ソ連軍はわずか3万人前後という圧勝により、帝国関東州はソ連に降りました。

ソビエト=満州戦争のさなかに、ソ連では民主化の国民投票実施を促すイベントが発生するも、戦争中に民主化するといろいろ面倒なので、後回しにしました。

 


 

講和後、国民投票を実施し、民主化。

国旗もかつてのロシア帝国時代からの汎スラヴ旗に変わり、国名もロシア連邦に。MODのpaint itを使って、国家カラーも青色に編集しています。

民主主義になれば、連合国および民主主義国家の心象は非常によくなり、イギリスはロシアの連合国加盟を歓迎するでしょう。

 


デフォルトであれば、かつてのロシア革命時代の首脳であったアレクサンドル・ケレンスキーが大統領に就任しますが、例によってアニメMODをいれているため、アニメキャラになります。

 

民主化した時点で、共産主義でソ連の傀儡だったトゥバ共和国およびモンゴル人民共和国はロシアから離反します。

【コミンテルン】という陣営を残しておいても仕方がないので、早々に解散します。解散と言ってもロシア1国しかいませんが。

また、政体がソ連のころより存在する国民精神はやがて外れることになります。

 

スターリンは反逆罪で死刑を宣告。

 

 

ドイツ帝国、共産主義の脅威が消滅したことにより自由に動けるようになったためか旧領回復を図る。

 

 

イギリスの連合国に加盟してもよいですが、それだとイギリスに追従するだけなので、ロシアはロシアで独自の民主主義陣営を立ち上げることにしました。陣営名は、現実と同じ『独立国家共同体』、CISです。

なぜか、中立志向の強いスウェーデンが陣営加盟を承諾したので、立ち上げました。

 

 

 

フランスは完全にファシズム化し、ドイツに攻勢をかけました。

国名もフランス共和国ではなく、ナシオン・フランセーズとなっています。


 

フランスから攻撃を受けたドイツ帝国は、新たな共同体の立ち上げを宣言。

バルト三国を引き込み【ドイツ帝国合同】を宣言しました。一方のフランス側もイタリアを誘い、やがてスペインとハンガリーも加盟した【ドミナシオン・フランセーズ】の結成を宣言。

 

二つの陣営が戦いを始めました。

 

 

 

また、フランスはジークフリート線の突破が困難と見るや、ベネルクスの蹂躙を開始。これにより、ベルギーの独立を保障していたイギリスをはじめとした連合国が、【ドミナシオン・フランセーズ】に対し宣戦布告。

 

欧州で、3つの陣営が存在し、それぞれイギリスとドイツの陣営がフランス陣営と戦っているようです。

 

【連合国】主な国...イギリス、カナダ、オーストラリア、イギリス領インド

 

【ドイツ帝国合同】ドイツ帝国、エストニア、ラトビア、リトアニア

 

【ドミナシオン・フランセーズ】フランス、イタリア、スペイン、ハンガリー