1933年シナリオで、ナチスドイツをプレイしてみました。

なんとなく、欧州制圧して神聖欧州帝国でも作ってみたいです。

 

 

1933年時点ではまだ、完全なヒトラー独裁はなっておらず、

ヒンデンブルクが大統領、アドルフ・ヒトラー首相だったころです。

 

 

 

開始直後、ドイツの強化イベント。主に機動戦力の強化がされます。

国家統一が非常に遅かったドイツ、その躍進ぶりは目覚ましいものでしたが、第1次世界大戦での敗戦により、停滞どころか衰退しています。

陽の当たる場所を求め、欧州での覇権を果たしましょう。

 

 

総選挙に先立ち、国会放火事件。

都合の良すぎる時期、事件からして明らかにナチ党の陰謀ですが、とにかくこの事件で、選挙においてもナチ党の優位となりました。

(実際、共産主義者の危険ぶりは戦後みても明白だが、濡れ衣をかぶせられるのはたまったものじゃないでしょう)

 

ナチ党への権威譲渡に最後まで抵抗していたバイエルン州、とうとう解体。

完全なる影響下に置かれます。

 

 

総選挙イベント。

4つの選択肢により、それぞれイベントが分かれています。

ナチ党を選べば史実通り、ナチスドイツ。共産党はドイツ民主共和国になり、

帝政復古はが躍進を遂げるとドイツ帝国復活、民主主義は守られたならば、ワイマールのドイツが継続します。

 

難易度の差はありながら、どれを選んでも欧州の覇権を目指すことは可能です。

最も難しいのはワイマールドイツでしょうか。ドイツ帝国においては、ヒトラーかヴィルヘルムかの違いだけで、ほぼナチスと同じようにイベントが推移します。

 

 

今回は愉快な伍長閣下で欧州征服したかったので、ナチ党を選択します。

直後にディシジョン(プレイヤーの任意で発生させるイベント)から、ワイマール旗の廃止と、全権委任法を実施。

これによって、ワイマール時代の大不況に弱っていたドイツは徐々に復活していきます。

 

 

 

ドイツ国土。

脇腹に刺さっているかのようなチェコスロバキアが目障りです。

正当なるドイツ領土を取り返し、ドイツ主導による欧州協調を目指しましょう。

 

しかしドイツはその恵まれた人材、盛況なる軍隊がありながら立地に恵まれておらず、西にフランス、東にロシア(ソ連)と、2つの陸軍大国に挟まれているとは不運の極みです。

 

 

 

ナチ党が政権を握ったならば、中央党にも、社会民主党にも退場していただきましょう。

ドイツ国民を導くのはナチ党だけで十分です。

愚かな民衆政治など不要だからです。

 

 

 

 

 

ヒンデンブルク逝去。

ヒトラー内閣を止めるものはいなくなり、首相ではなく、総統としてドイツを率いていきます。

第1次世界大戦後、国際連盟の管理地域に指定されていた、ザールラントも、ドイツへと復帰させる。

 

 

 

隣国オーストリアへは、併合という形での大ドイツを目指していましたが、

状況が違ってきました。かの国は、ハプスブルクを復帰させ、オーストリア帝国を

復活させました。

 

ヒトラーはハプスブルクを嫌悪、というより憎悪していましたが、ここは方針転換。

オーストリアは第1次世界大戦の同盟国なので、強いオーストリアを復活させ心強い同盟国になってもらいます。

 

ドイツの立場としては、特に声明は出さずハプスブルク復位を黙認します。

 

 

この世界では、なんとも不思議なことが起こります。

ヴィリュニス問題で対立していたポーランドとリトアニアでしたが、

ポーランドがヴィリュニスをリトアニアに返還し謝罪。

結果として両国は和解しました。

 

 

 

イベント、再軍備宣言(ヴェーアマハトの設立)。

これによって、不足していた陸軍が大幅に補充されます。50個師団ほど増えるので一気に陸軍大国になります。

また、英独海軍協定により海軍の復活するので、欧州を征服する戦力を整えます。

 

英独海軍協定の調印の結果、英伊同盟、通称ストレーザ戦線が瓦解。

イタリアは連合を脱退します。

 

 

 

ロカルノ条約の破棄を宣言。

前大戦の敗戦で押し付けられた数々の過酷条件をすべて破棄、ラインラントに進駐し、

英仏の支配には従わないことをアピールします。

 

 

 

隣国、オーストリアは、ハンガリーと合邦。

ここにオーストリア=ハンガリー帝国が復活しました。

 

 

ポーランド、リトアニアも合邦。

500年ぶりぐらいに、ポーランド・リトアニア共和国が復活しています。