体調を崩した町長の為に、ヨツバ病院に薬をもらいにやってきたラッセル、ミレイユ。3つの嫉妬イベントをクリアして、院内アナウンスが流れた後、案内に従い、2Fに上がる。

 

ちなみに、ヨツバ病院内で手に入る【寄り持ちの羅針盤】を使用すると、ガーデニア自宅横にダンジョンが出現します。

東病棟2Fへ上がるもそこに人影はなく、シンボルエンカウントの敵が出現します。ランダムエンカウントはないため、戦闘を避けて進むこともできます。

 

出現する敵は『ハイカイ』1種類だけ。

 

【ハイカイ】はHPがやや高め、尚且つこちらの状態異常を誘発してきます。

不思議なのは、ラッセルの夢の中で、【ハイカイ】が犯した罪にどう関係しているのかということで、ラッセルが現実の病院内で人攫いなどしたわけでもなさそうです。

 

 

これは、病院内でラッセルが聞いた噂が、夢の中で怪物として具現化しているだけなのでしょうか?

 

東病棟2階の病室に入ると、唐突にボス【嫉心者】との戦いになります。嫉心者は、『人殺し..』とつぶやきこちらの動揺を誘ったり『ミナ・アンノウン』による無属性全体攻撃をしてきます。『ミナ・アンノウン』は、全体40~50のダメージ。

 

【嫉妬者】は、その名の通り嫉妬の心が具現化した存在。ラッセルではなく、緑色の瞳をしたある人物の、嫉妬の心です。

 

嫉心者を倒すと、再び院内アナウンスが流れ、薬を受け取るために屋上へ行くことになります。

 

 

 

屋上の縁にたたずむ1人の看護師がおり、現実の世界でラッセルがそうしたように、彼女を押して突き落とす。その後、東病棟2階の病室へ戻ると、ある日記が落ちています。

 

『看護師さんの背中を押しますか?かつて、お前がそうしたように。』

 

落ちている日記は、ラッセルが屋上から突き落とした看護師のものでその内容は、表面上は優しかった看護師の、激しく嫉妬に狂う本音が記されていました。

 

その看護師とはメイドのミレイユ、看護師が執心していた【貴方】はザクセン(町長)として、ラッセルのハッピードリームに存在しています。やがて妬む心に耐えられなくなった看護師は、ザクセンを殺害。

 

日記を読み終えれば、ヨツバ病院ですべきことは終わりで、あとは町へ帰るだけです。病院を出るとすっかり日が暮れており、入口のペンギ族にヨツバ病院で薬をもらったことを離すと、『そんなはずはない。ヨツバ病院はずっと前に閉院した。もう取り壊しが始まっている』と言われてしまいます。

 

引き返して病院内へ入っても、そこにはだれ一人おらず薄暗い空間が広がっているだけです。

 

 

ヨツバ病院内で【寄り持ちの羅針盤】を使用することで出現するダンジョンの最奥部へ進むことで、ラッセルの罪悪値が上昇します。ラッセルが幼いころに飼っていたペットのウサギに関する邂逅です。

 

【寄り持ちの羅針盤】で出現するダンジョンの敵は非常に素早く、かなりの割合で先制攻撃をうけます。情報屋から助言も聞けますが、素早さ以外の能力は平均以下であるため、ある程度のダメージは覚悟で短期決戦を図ることが肝要です。

 

ダンジョン最奥部まで進むとイベントが発生し、ラッセルが特技【あわれみ】を習得。ラッセルが飼っていたウサギはある日、車に轢かれて死んでしまいました。しかし、周りの大人たちは薄っぺらい哀れみの言葉を口にするだけで、何もしようとしない。

 

薬を届けるために町長の家へ入るとミレイユがおり、自分はずっとザクセンを看病していたから、病院へ同行などしていないといわれます。

 

ミレイユにお薬を渡せば、5日目にすべきことは終わりです。情報屋へ寄り道すると、ラッセルの夢が徐々に醜く変貌してきている理由を教えてくれます。ラッセルが罪を自覚し苦しむほどに夢は崩れ、幸せな夢【ハッピードリーム】は崩壊、それによって実験は完遂となります。

 

5日目が終わって目を覚ました際に、罪悪値が一定以下だと更生プログラムの継続は不可能と判断され、エンディングになります。イベントをこなして罪悪値が規定以上溜まっていれば、6日目へ進めるようになります。