フリーゲーム、end rollの5日目をプレイしました。
もうこのゲームのたけなわとなります。
5日目は町長の家の使用人、ミレイユが話の中心となります。
5日目ともなると、ラッセルの心に芽生えた罪の意識か、あるいはHD更生プログラムの一端か。夢の中の人物がときおり、ラッセルを強く責め立てます。この更生プログラムの夢は、ラッセルが罪を自覚することで、徐々に醜く歪んでいくようです。
情報屋へ行くことで5日目は何をすべきことの他に、ラッセルが現実世界で『先生』を殺したことについての心情が分かります。話の中で情報屋は、結局ラッセルは先生に都合よく利用されていただけ、と説明しますが、果たして本当にそうだったんでしょうか?
この情報屋もラッセルの夢が作り出した存在、いわばラッセルさえ気づかぬ深層心理の代弁者に過ぎません。先生は本当にラッセルを利用していただけなのかもしれないし、そうではなかったのかもしれない。ただ、いずれにしても、現実世界の先生は殺されたため、真意は永久に分かりません。
5日目にトコヤミタウンへ向かうと、原形を留めぬほどに歪み崩壊した町の様子が見れます。これはラッセルが罪を自覚し始めたことで起きており、ラッセルの心の苦しみが反映されいます。
ドグマ、コーディの兄妹をパーティに入れた状態でトコヤミタウンの奥、3日目のボスと戦った場所へ進むと、ボス【埋葬者】との戦闘が始まります。
3日目とは攻撃方法が大きく異なり、【埋葬者】の攻撃は【放火された教会】が反映されているせいか炎攻撃が中心でしたが、5日目で戦う際は、【教会の信徒】であるためか聖属性の攻撃を行います。単体魔法攻撃【ロザリオ】の他に、全体攻撃の【メガ・ミナ・ロザリオ】がとても強力な魔法であるため、注意が必要です。
情報屋から話を聞いた通り、町長の家へ向かうと、町長は体調を崩して寝込んでしまっています。そのため使用人のミレイユと一緒に【ヨツバ病院】で薬をもらってくる必要があります。ヨツバ病院は、シーサイドから西へ、海岸に沿って進んだ先にあります。
ヨツバ病院は非常に混雑しているので、順番が来るまで院内を探索して時間をつぶすことに。病院内のイベント全て完了することで、ラッセル達の順番がやってきて院内放送で呼ばれます。
ヨツバ病院。すなわち四葉のうち、3つイベント(3つの嫉妬の塊)を解放しなければなりません。
まず1つの目の葉。
スポーツ万能で【居丈高な少年】と、それを【妬む少年】の2人が、入院しています。
【居丈高な少年】に弱みはないのかと探ることになり、看護師から【居丈高な少年】はクモが苦手という話を聞くことができます。
その後にトイレでクモを捕らえ、【居丈高な少年】に話しかけてクモをけしかけると、【居丈高な少年】は怯えて逃げ出す。それをみて喜ぶ、【妬む少年】。
これで1つ目の嫉妬が解き放たれました。
『...けれど、だからと言って。彼の名声自体には、実際は何の傷もついていないのに。愚かな子』
2つ目の葉。
【お金持ちの看護師】と、それを【妬む看護師】2人。
【お金持ちの看護師】が少女を検診し点滴すると言う話を聞いたあと、予め点滴の薬を劇薬に変えておくことで、完了します。
劇薬を注射された少女は当然死亡し、パニックになった【お金持ちの看護師】は屋上から飛び降りて自殺。
この出来事で、2つ目の嫉妬の魂が解放されました。
『...けれど、だからといって。自分に金銭がもたらされるわけではないというのに。愚かな女。』
最後、3つ目の葉。
小児科病棟の『メリッサ』と『おかっぱ頭の女の子』の2人は仲良し。それを遠目に見て【妬む女の子】。
【妬む女の子】は『おかっぱ頭の女の子』と『メリッサ』の仲を引き裂き、自分がメリッサと仲良くなりたいと願っています。
『おかっぱ頭の女の子』と話すと、ラッセルが病院内にジュースの缶を隠すから、それを『おかっぱ頭の女の子』が探して見つけるというゲームをすることになります。(あらかじめ、自動販売機でジュースを買う必要あり)
病院の物置に隠して再び『おかっぱ頭の女の子』に話しかける。次に物置へ向かうことで、完了します。物置で不審死を遂げた『おかっぱ頭の女の子』。
最後の嫉妬の塊が解き放たれました。
『...けれど、だからといって。メリッサの愛が、また彼女にそそがれるかどうかはまた別の話なのに。愚かな娘。』
3つの嫉妬を解放することで、ラッセルの順番がやってきたことを告げる院内アナウンスが流れます。ホラーチックなアナウンスですが、これで先へ進めるようになります。