MODで追加された独自技術、結界。
主に対空脆弱度が低下し、敵国による航空攻撃の威力を軽減する効果があります。
迎撃機などが揃えられない場合に、気休め程度にはなります。
1939年、世界の緊張が頂点に達しようかという状況で、スウェーデンは新規歩兵部隊、『郷土防衛義勇隊』を編成できるようになります。
この歩兵は、正規軍には到底及びませんが通常の民兵よりは若干強い程度の性能です。また、最大の特徴が2カ月ちょっとで編成できるという点です。
主戦力にはなりませんが、急ごしらえの国土防衛、後方支援で役に立つことでしょう。
1939年9月、世界大戦。
おそらく遠からずノルウェー、フィンランドに食指を伸ばすドイツ、ソ連。
それに対し予防占領の意味で、汎スカンディナヴィア主義のもと北欧統一を掲げるスウェーデン連合王国。
しかし今回は、デンマークのみ放っておく政策で行きます。
というのも、デンマークを攻めるとドイツと国境を直に接することになり、負担が大きすぎる為です。
現状、ドイツと戦争はしたくないので、敢えてデンマークを放置することでドイツを刺激するのは避けます。
かつてのスウェーデン・バルト帝国の夢よ再び。
ノルウェー、フィンランドに対し宣戦布告。
戦争するにあたって、予備役を動員。
精強なる新生スウェーデン軍は、動員すらままならないノルウェー、フィンランド両軍を撃破し進軍。
冬の到来という悪環境もスウェーデンを阻む壁とはならず、一気にオスロ、ヘルシンキを占領する。
北欧統一戦争のさなか、スウェーデンでは一つの海軍計画が持ち上がる。
艦隊これくしょん計画です。
この計画を実行することによって効果が現れるのは、なんと1800日後。
約5年を待たなくてはいけないようです。
まず先にノルウェーを完全に占領。併合し、植民地ではなく内地として扱います。
フィンランドの最後の抵抗、ヘルシンキの攻防。
霊夢 vs マンネルヘイムという将軍同士のぶつかり合いは、
フィンランド軍30万人の降伏という結末を持って、霊夢率いるスウェーデン軍の勝利に終わった。
ノルウェーを獲得したことで、石油資源を得る。
これで石油不足は解消されます。
他方、ドイツは黄作戦を発動。中立国を侵しフランス侵攻を始めました。
アメリカ合衆国、中国全土を占領下におく日本に対し、禁輸を発動して撤退を要求する。日米の緊張度は一気に高まります。
そんな中、ドイツの猛攻の前にフランスはあえなく降伏。
欧州民主主義の危機ですが、ドイツとはとりあえず海を隔てているために
早急の脅威とはならないだろう、と考えのんきに北欧統一後の軍備再編と
ドイツ、スウェーデンに対し宣戦布告。
なんと、こちらに牙を向けてきました。既にデンマーク全土はドイツの支配下にあり、早急に沿岸防備を固めます。しかし、ドイツ本土から飛んでくる爆撃が痛い。
日本、真珠湾攻撃を敢行。日米蘭に対し宣戦布告。
この世界の日本は既に中国を制し、史実ほど兵力分散してないわけですが、その日本が、アメリカ合衆国を相手にどこまで渡り合えるか。
とにかくドイツの侵略を受けたわが幻想郷スウェーデンですが、ドイツに海さえ渡らせなければ大事にはなりません。
ということで、虎の子の航空艦隊を出動させ制海権を得たのち、
スウェーデン近海をこそこそ動くクリークスマリーネはすべて海の藻屑とする。
結局、デンマークを占領しないことで、ドイツを刺激することは避けよう、という思惑は全くの見当はずれだったようです。
刺激しようがしまいが、ドイツがその気であればもはや関係がないこと。
とりあえずもう嘆いても仕方ありません。一旦連合国と共闘することにします。
北海を挟みイギリスと協調しつつ、このまま沿岸部を固めていれば、
そのうちアメリカ合衆国が大軍をもってドイツに攻め入るはず。
スウェーデンはただただその時を待てばよいでしょう。
と...なんとソ連が条約を破りドイツに奇襲攻撃をかける事態に。
この状況下で、各地に分散していたドイツ軍は対ソ防衛を固める為に、占領各地に半独立を与える。
ベネルクスに関しては完全なドイツ軍政に置かれ、将来的には国家社会主義の国として独立するでしょう。その将来が無事、訪れればですが。