HOI2のMOD『東方幻瑞録 for Darkest Hour Full』を導入してみました。


このMODは、スウェーデンの政府閣僚が東方のキャラクターとなり、幻想郷と化すものです。独自イベントも多数発生し、史実のスウェーデンよりもはるかに強くなります。

設定的には、スウェーデン国王と東方のキャラクターが連合王国を形成する、というものらしいです。





ゲーム開始直後、政権を選択します。

これによって変わるのは、政府閣僚の顔ぶれ。


そして、枢軸と連合、共産との親密度です。



今回は無難に権威主義的体制で行きたいと思います。

この体制はファシズムにも、民主体制にも動ける柔軟な政治体制です。

実際、枢軸と連合のどちらでも入ることができます。




ちなみに、国旗も変更される。


 


研究機関も、東方キャラが追加されます。

スウェーデンのものと比較しても、非常に高い研究スキルを有しているため、

技術開発はすべて東方キャラを選択することになります。







幻想郷スウェーデン(連合王国)の周辺はこんな感じ。(小国は割愛。)



東は不気味な共産主義国、ソビエト連邦。フィンランドが緩衝国になっている間は、直接の脅威にはなりません。南は、ワイマールドイツ。しかし、ドイツは遠からずナチスが政権掌握するところとなり、スウェーデンにとって大変な脅威になるでしょう。


幻想郷スウェーデンにとって、北欧統一はもはや容易いことですが、考えなしに動くと独ソの脅威を一身にうけることになるため、慎重に動かなくてはなりません。





スウェーデンの軍事力は北欧では一番強いものですが、それでもドイツやソ連からしたら、鼻で笑う程度のものでしかありません。

したがって、スウェーデンの強化は当然行います。

ドクトリンは機動重視を採用。



国民にとって寝耳に水となる連合王国の形成ですが、広報は自由に。

ジャーナリズムの否定はファシズムでしかありません。





シナリオ開始からまもなく、イベントによってスウェーデン全土のインフラレベルが最大に。

わかりやすくいうなら、全土がアウトバーンになったようなものです。



幻想郷スウェーデンには、多くの移民が押し寄せ人口が増大します。人的資源にこまることはありません。

労働力に関しては、

徴兵しなくとも、常備軍だけで充分な兵力が集まります。







そして、スウェーデンにとって悩みどころなのが資源不足ですが、幻想郷スウェーデンではもはや問題にはなりません。

国内開発により、石油を除くその他資源の自活が可能であるほどに資源豊富になります。







それから軍事の方針。

浸透戦術か、機構戦術かですが、将来的に独ソと戦うにあたって平原での戦いが多くなるであろう状況で、機動戦術を採用します。


海軍に関しては、言わずもがな。空母を中心とした機動部隊編成を目指します。

北海やバルト海を主な活動場所にするスウェーデン海軍からしたら、戦艦でも充分活躍できるでしょうが、戦艦の6倍以上の射程を誇る空母を建造したほうが汎用性が高いため、やはり空母優先とします。








シナリオ開始から4年。粛々と国力増強を続ける幻想郷スウェーデン。

遠く極東では、日本と中国が戦争状態に入ったらしい。


なんとなく、日本を援助したい気持ちがあるので物資や資源を無償で供与し、間接的に支援する。






はるか遠くのアジアで日本が戦っている中、スウェーデンは4年目の軍事演習を行う。

電撃戦に必要な航空攻撃の威力を高めるため、空戦理論の構築を急ぐこととします。



日本は順調に戦線を押し上げていき、重慶の国民党政府を追い詰める。

この状況下でも、国民党政府は降伏を拒否し、徹底抗戦を主張したらしい。


もはや掃討戦ともいうべき状況下で、日本は中国制圧目前となる。






なんと日本が完全勝利をするという珍事。
ちょっと失敗したかもしれません。

日本があまりに強大になられてもちょっと困る。


将来的に東アジアに進出していきたい幻想郷スウェーデンにとって日本が障害になる可能性が大になってきました。


アメリカ合衆国も、こんな気持ちだったのでしょうか。