1940年6月の欧州。


ドイツ、チェコスロバキア、オーストリア、ポーランドをすべて直轄統治するフランスの図。

新たな指導者、モーリス・ガムランのもと、フランスは宿敵ドイツを下し、西欧から東欧にまたがる領土を獲得します。




ナポレオンの時代にそう呼ばれた大陸軍(グラン・ダルメ)の復活。

世界最強のドイツ陸軍を倒したことで、世界最強となったフランス陸軍。





陸軍のみならず、フランス海軍も刷新。

空母機動部隊を編成しています。
主力空母『ジョフル』『パンルヴェ』『ディズミュド』『アロマンシュ』『ラファイエット』『ボア・ベロー』

最新鋭の型であるため、英国王立海軍にも引けを取りません。






ヒトラー率いるドイツ第三帝国が滅亡し、ドイツ占領区を統治するフランス。

その現状と今後を協議するために、フランスのヴィシーで米英仏ソを中心とした、首脳会議が開かれる。




米英の要求:フランス占領区(主にドイツとポーランド)の速やかな独立回復、民族自決の原則

ソ連の要求:ポーランドと東プロイセンの統治権をソ連へ委譲


自由主義陣営に妥協するも、社会主義陣営に妥協するも自由ですが、ここはどちらの要求も聞かず

『フランスこそが全欧州の支配者なのだ!』を選択。



『野獣と化したフランス!!』

フランスが欧州の覇者となることを全世界に公言したことで、米英ソは完全にフランスを敵視します。

フランスの好戦性がはね上がり、あらゆる国からの不信を招きますが、この時点ではまだ、どの国からも宣戦されません。


ただ、欧州征服宣言に等しいこの行為で、フランスに味方する国は皆無となるので、これから単独で世界を相手に戦わなくてはいけません。




ドイツの次に、フランスが目を向けたのがイタリア。

ガムランの元、欧州最大級の大国に返り咲いたフランスを見て、イタリアはご機嫌取りを繰り返してきました。




ヴィシー会議に続く、マルセイユ会議。

この中で、フランスはイタリア領リビアがフランスのアフリカ領土を脅かしている。だからリビアをフランスに割譲しろ、と無茶苦茶な要求を突き付けます。

イタリアが難色を示すと、我らフランスはすでに戦争準備ができている、とナチスドイツを彷彿させる外交で恫喝。

イギリスの仲介のもと、英仏2国に対して、破格の値段でリビアを売却することで合意。









代金も踏み倒せ!を選択。

リビアを失い、お金すら踏み倒されるイタリア。






東欧や北欧の処遇。


ここで『~はフランスに統治されねばならない』を選択し、ヴィシー会議にて、『フランスこそが全欧州の支配者なのだ!』を選択すると、ゲーム的に欧州全域がフランスの正当な領土と見なされて、各国に領土割譲の要求をすることができます。



とりあえず、戦争するまでもない小国に対しては圧力をかけて割譲を要求します。

デンマーク、ポルトガルなどは快くフランスに割譲。

ノルウェーは拒否。


ちなみに、スイスは絶対に割譲してこない上、力づくで併合しようとしても、防衛戦のスイスはゲーム的に極めて強力な補正がかかるため、簡単には突破できません。

たかが小国と侮ると、痛い目を見ます。なのでスイスは本当に後回し。


さすが国民皆兵の国、スイス。







フランスに領土を割譲した国は必ずしも消滅するわけではありません。

フランスが要求するのは欧州の範囲の為、アフリカやアジア、あるいは大西洋に領土を持つ国は、そちらが本拠となります。


たとえば、ポルトガルはアフリカ植民地の、ポルトガル領モザンビークの首都ケリマネに首都機能を移し、

デンマークはアイスランドのレイキャビクを新しい首都にします。








そして、イギリスやソ連といった列強も当然ながら領土割譲要求には応じないので、戦争は避けられません。しかし、欧州の覇者となることを宣言したフランスに対し、米英ソの3国はイデオロギーの対立を棚に上げて共闘することを決意。


フランスが米英ソのいずれか1国に宣戦布告した瞬間、第八次対仏大同盟の成立によって、米英ソを含む世界のほぼすべての国が同盟を結び、フランスに宣戦してくるので、準備が必要。

しかし、いくらフランスが欧州の筆頭格とはいえ、全世界に戦線を構築し攻めるのは聊かきついので、

フランスとしては戦争を避けられない以上、どこを優先して攻めるかを決める必要があります。



それを考えると、まずイギリスは後回し。そうするとアメリカ合衆国とソ連のどちらかとなりますが、まずはアメリカ合衆国を最優先で潰すことにしました。

アメリカは時間がたてばたつほど強大になる上、米英ソの中では最も核兵器の実用化が早い。そういう意味で最優先となります。


逆にいえば、アメリカが倒れれば、フランスとしてもそんなに怖いことはありません。

今度は全力でロシア領土を攻め上がれば良い。






約2年の歳月をかけて、軍備増強した結果、

陸軍の規模はおよそ330個師団


うち歩兵が約140師団、機械化歩兵&自動車化歩兵合わせて約90師団、戦車が約60師団。

残りがフランス本国の守備隊です。



1942年6月

アメリカに対し宣戦を布告。





この瞬間、第八次対仏大同盟成立。

ソ連が連合入り。ラテンアメリカ諸国や、ヨーロッパ諸国のほぼすべてが連合国に加盟してフランスに対し宣戦布告。


ただ、カナダ、フィリピン、オーストラリア、ニュージーランド、イタリアに関しては、大同盟には入らず、中立を堅持する模様。ゲーム的には戦争状態になってしまいますが、いささか不自然なためチートで即時講和してみました。







開戦と同時に、アメリカ東海岸に2つの機動艦隊を展開し、対米フランス陸軍100個師団の輸送を護衛しました。そして東海岸上陸。一気にワシントンやニューヨークを押さえます。





フランス陸軍・欧州お留守番組も、仕事がないわけではありません。

ソ連の侵攻を防衛する役目に加え、バルカン半島やベネルクスも全て敵なので防衛する必要があります。


お留守番組で一番重要な任務は、イベリア半島のジブラルタルの占領。

ここを占領し、地中海の入り口を封鎖することは絶対条件。開戦と同時に攻め上がり占領します。