1942年~1943年

独立を果たしたアジア諸国

インド

マレーシア

ビルマ

フィリピン

インドネシア


1944年。

日本、英国本土占領。



1944年2月

日本、ブリテン島を完全に占領。

同時期にオーストラリアを降伏させて、大東亜共栄圏に組み込みます。

この時点で、史実で日本が果たせなかった米豪遮断を完成させました。



大英連邦からも、連合国からも離れ、日本の共栄圏に組み込まれたオージー。




ここまで来たら、残るは仏領インドシナです。いまだフランスの支配するこの地を解放すれば、欧米列強の植民地は全て解放されたことになるでしょう。


史実での明号作戦を発動します。







インドシナ半島に民族自決政府の樹立をさせることを目指し、仏領インドシナ政府に宣戦します。

史実では1945年3月と、もはや敗北濃厚の状況下で発動されたのが明号作戦




仏印軍のほか、米軍師団が到着した模様。

インドシナ半島は地形からして攻撃側が不利で、単純な兵力差で押しても突破できず。

ジャングル+渡河だと、攻撃側の能力にマイナス100近い補正がかかるため、ちょっと苦戦しました。



とりあえず、フィリピンから洪思翊中将の機甲師団を呼び寄せ、進撃しました。

勝利後はインドシナ植民地政府を解体し、民族自決のラオス王国、カンボジア王国、ベトナム帝国の3つを独立させます。





全て独立承認。

ベトナムは革命が起きない限りホーチミンのベトナム民主共和国ではなく、バオ・ダイ帝のベトナム帝国が存続します。



〈史実〉

ベトナム戦争で100万人以上の死者を出しながら南ベトナムを併呑して統一。

ポルポトのカンボジア(民主カンプチア)を打倒して、さらには懲罰と称し攻めてきた中華人民共和国も返り討ちにした精強な国です。



ラオス。

〈史実〉

日本の明号作戦により、ウォン国王がラオス独立宣言を出しています。

日本が倒れたのち、フランスはウォン国王を懐柔して再植民地を図りますが、ラオス自由戦線を中心に猛烈な抵抗に会い、フランスは植民地化を断念しました。



カンボジア。


〈史実〉

カンボジアは他のインドシナ半島諸国とは異なり、日本の仏印進駐の時点で独立宣言を出しています。
日本降伏後、第1次インドシナ戦争のフランス軍劣勢の中で、カンボジアは再度の独立を果たしました。

この独立を指揮したのがシアヌーク国王ですが、第2次インドシナ戦争時、クーデターにより国外追放されてしまいます。シアヌーク国王を助けたのが、あのポル・ポト率いるクメール・ルージュだったのでした。





この世界では1944年に日本の保護のもと自治を実現しました。

これによって、アジアの植民地は(ソ連の構成共和国を除けば)すべて消滅しています。

すでに、アジアだけでブロック経済圏を構築できる状態となりました。




連合国との講和を模索すべきとき。



たまに拒否られることがありますが、今回は受諾してくれました。




英国領インド帝国は正式に解体。僅かに租借地域として残りましたが、インド民族自決の共和国が成立しました。しかし宗教上の対立から、やはりパキスタン独立は許さざるを得ず。

インドとパキスタンは結局のところ、どうあっても一触即発の状態になるわけですが。






インドシナ半島も全て独立。

マレー半島ではシンガポールはまだ独立せず、マレー領に。また、ボルネオ島はインドネシアと日本、タイの3国分割になっています。

繰り返しますがベトナムはバオ・ダイ帝のベトナム帝国。





東亜独立を果たして連合国との戦争は終結。

講和を結んだ相手は、英国を筆頭に、仏蘭西、新西蘭、阿蘭陀。

これらは東南アジア諸国の独立を承認するとともに、日本のアジア権益を認める形になりました。





しかし、アメリカ合衆国だけは断固として日本との講和を拒絶。

太平洋の覇権、中国市場への参入を図り、戦いを継続する模様。

一応この世界でも真珠湾攻撃が起きていますから、アメリカ人に厭戦気分は浸透しないのでしょう。



アメリカ占領中のアイスランドを足場にして東海岸上陸を狙っていましたが、それを察したのかアメリカはアイスランドを中立国として独立。


中立国だろうが宣戦することも不可能ではないのですが、しかしそれをやった場合、通り道としてベルギーやルクセンブルクを蹂躙したナチスドイツと同じになり、戦争の大義名分を失います。

従って、中立国家への宣戦は行えない。



それから、英国と講和した日本にとって、もはやスペインの占領維持は不要です。日本としても欧州に領土なんて要りませんし、陸軍や輸送の負担を鑑みて早々に独立をさせることにしました。




スペイン共和国。独立前と違う点は、フランコのファシスト政権ではないこと、ならびにジブラルタルがスペイン領になっていることでしょうか。




ただ、日本がてスペインを親枢軸にしたことにより、独墺伊の3国はイベリア半島の制覇を画策。

同3国は中立国のポルトガルに対し宣戦を布告しました。

・・・すでに米ソとの2正面作戦を余儀なくされているナチスドイツに何ができるのか..という気がしなくもないですが、ヒトラーならガチでやりそうな気がします。



独墺伊によるポルトガル宣戦によって、日本にも宣戦義務が生じる..と思いがちですが、英国と講和をした時点で、すでに日本はドイツを盟主とした枢軸同盟の枠組みからは外れているも同然。

日本が独立させた国々も、ポルトガルへの宣戦は行わず。厳正中立の国を攻めることなどしません。



ポルトガルとの関係はそんなに悪くないし。






日本は欧州から総撤退を図る一方で、アメリカとの講和を目指し、全海軍を太平洋へ移動させます。

だいぶ消耗した第2機動艦隊ですが、修理する猶予はありません。

すでに1944年も6月を回っており、もたもたしているとドイツが倒れてしまいます。



第2機動艦隊はハワイ沖で再編成したと思われる米機動艦隊と交戦。



☆カウアイ沖海戦☆

日本の戦果と損害


喪失

軽巡5(大淀、淀、酒匂、八十島、五百島)


小波

空母1(翔鶴)


中破

空母2(瑞鶴、信濃)


撃沈

空母2(サラトガ、ベローウッド)

戦艦3(アイダホ、ノースカロライナ、ミシシッピー)

重巡3

駆逐1

他不明



一応勝利はしたのですが、第2機動艦隊もだいぶ消耗してしまったため、次に米機動艦隊が出てきたらヤバい。空母はもうこの3隻と『沖龍』しか残っていません。

と思っていたところに、1944年8月、建造していた新型空母4隻が就役。


『赤城』『加賀』『蒼龍』『飛龍』の喪失によって壊滅状態だった第1機動艦隊へ振り分けます。



『海鷹(かいよう)』『鮫龍(こうりゅう)』『紅鶴(べにつる)』『瑞鷹』を主力に。

ちなみに史実に存在しない艦名は、架空戦記の紺碧の艦隊を参考としました。



太平洋輸送艦隊も再編成。

護衛空母として『大鷹』『祥鳳』『瑞鳳』『龍鳳』『沖鷹』をつける。



準備もしたし、さあいくぞと思ったところに起きるのが、東南海地震。

戦争中ですから地震大国の日本としては辛い。

とにかく地震にもめげず、アメリカ西海岸に上陸する。



カリフォルニアへは、日本軍のほかにタイ軍、ビルマ軍との共同作戦をとりました。

のち、満州軍とインド軍をもって西海岸制圧を狙う。



米国主力部隊は軒並みアフリカとフランスに遠征しているため、なるべく早期に進撃します。


西は日本軍、満州軍、タイ軍、フィリピン軍、ビルマ軍の5カ国連合。

東は日本軍主力、インド軍で攻めます。


フロリダからは騎兵軍で一気に進撃。戦力分散はあまり得策ではありませんが、早期にアメリカの工業地帯を押さえる必要あるため、威力をかなぐりすてて疾風迅雷の策でいくことにしました。


仮に西海岸一点から攻めるとしても、米軍主力が次々出てきたら押しつぶされるだけなので。

ていうか、過去のプレイでそれを体験済み。




1945年を回ったころのドイツ...秒読み。





ここまで来たら、もうさほどの時間はかからなかった。ドイツ、降伏す。

ベルリンは史実通りソ連が押えた模様。恐らく史実に近い形でドイツは分断国家となるでしょう。